ムカデとことこ

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在る

2013-03-20 14:32:08 | ひとの幸福
「しないという自由意志」というのは、

そうしたい、という行為の意志ではなく、

(~在りたい)という意志がある、ということか・・

・・・・と、昨日書いたけど、

単にこういう表現でいい。


「しないという自由意志」が働くのは、

(~在りたい)が“在るから”。


こういう表現がぴったり来る。これに変えた。

何故「しないという自由意志」が働くときは、

(~在りたい)が在る、と言えるのか


あいつをぶん殴っちまうか、

売り上げを誤魔化そうか、公費を使い込もうか、

腹いっぱいだけど美味そうだから食べようか、

ダイエット中だけど、ケーキ食べちゃおうか、

タバコ止めたいけど吸おうか、

明日までにコレをやっておきたいんだけど、遊んじまうか、

母親からあれをやってと言われて、やるって返事したけど、後でいいか、

・・・こんなふうな状況がある。

上のどれを見ても、

「本当はそれをしたいとは思ってないんだけど・・・」

「本当はこうしたらいいんだろうけど・・・」

そういう(本当は・・・こう在る)があるみたい。

その時、本当にしたらいいことは自分でわかっている。

誰か他者に指図されなくても、それを知っている。

だから、(しないという自由意志)が働く時空が存在してしまう。

人間は元々、真・善・美を希求してしまう存在でしか在り得ないから、

上に書いた状況のような時に選択できる時空が与えられている。

ベンジャミン・リベットいわく、0、何秒、もしくは数秒の時空が。

誰から?それは存在の意志から?愛という意志から?

・・ということは・・・

(しないという自由意志)は、(こう在りたい)が在り、

これは万人洩れなく在るけど、

そのように在る、と決心した時、働く・・んじゃないだろうか?


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