アダムとイブの話についての思いを幾つか前に書いたけど、
この家に禁断の木の実を食べる前のイブが来ていた。
2才のイブだ。
楽園にいるイブだ。
パンツやシャツをすぐに脱いでしまう。
裸がいいらしい。
善悪の判断が無いというのは、自己意識がない状態とも言えるかな。
まだ木の実を食べてないので、
イチジクの葉っぱであそこを隠さない。
それでも、前回のイブはまだ一才だったので、
今のイブよりもっともっとイブだった。
今回は前回より、彼女の意識には“他”があるように見えた。
こういう場面で、周りの大人はこういう反応をする・・
それをじっと観ている。
イブがいじっていた食べ物がテーブルから落ち、バラバラに拡がった。
イブは周りがどう行動するか、じーっと見ていた。