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ムカデとことこ

 ひとが幸福になること・意識の成りたち・物理と心理を繋ぐ道
       ・・そんなこと探りたい

モンタージュ写真

2012-02-13 15:55:14 | 量子力学と心
最近はモンタージュ写真というものを見ることがないような気がする。

あれが犯人だよと言われれば、

顔を憶えていることもあるかもしれないけど、

なんの関心も持たない通りがかりの人の顔や、

さっと走り去った人の顔なんて憶えてないのは当たり前だろ。

犯人を捕まえたら、

モンタージュ写真とは似ても似つかぬ顔だったとか・・

そんなこともあるかも。

三億円事件の犯人が捕まらなかったのは

あのモンタージュ写真を信じすぎたのが

原因ではないかとの話も聞いたことがある。・・そうかな?!

関心の向かないことに、意識は行かないのは当たり前だし。


暗い自分②

2012-02-13 15:36:47 | 日々の暮らし・思い出
そんな本当に暗い私だったけど、

それをどうこうしようと思うことはなかったし、

暗い自分を苦にすることもなく、

“明るい気分で暗い自分”だった。

・・とさっき書いた。

それをどうこうしようと思わなかった・・というのは、

(暗い自分)というのを問題にしなかったということ。

問題だと思わなかった。

どんな現象でもそれを問題だと捉えると、

問題を解決しようという思考になる。

すると事態は複雑怪奇、捩れる、歪む。

あの高校時代、暗い自分をなんとかしようという発想がなかったことは

喜ばしいことだったと思う。

それはとっても楽だったから。

なんとかしようとしてたら、“暗い気分で暗い自分”だったろうな。


暗い自分

2012-02-13 13:35:19 | 日々の暮らし・思い出
さっきの書いたら、暗かった高校時代を思い出した。

♪15、16、17と私の人生暗かった♪

藤圭子の「夢は夜ひらく」という歌みたいに、

ちょうどその年代、高校時代は真っ暗だった。

今思うと遅まきながら自我が芽生えたんだろと思う。

中学まで明るく元気な少女だったと思う。

高校に入ってから急に暗くなってしまった自分に自分がびっくりした。

なんでこんなふうになっちゃったんだろ???

あんなに楽しい自分だったのに・・・

なんでなんでなんで????・

なんで?と思うことが苦しかったんだと思う。

ある時、ぱっと思った。

私は母の子であると同時にあの父の子でもあるんだ!!

明るい母(私の目の前の母)に比べて、父は暗く見えたし、

いろんなおかしなこともした。

あの暗い変な父親の子供なんだから暗くて当たり前なんだ!!

この発見(?)が私をすごく楽にした。

(暗い自分)をどんな理由にせよ、受け入れられた・・・んだと思う。

このままでいい。そう思えたんだった。

なんでなんで???だったのは、

暗い自分が在る そのことを受け入れられなかったんだと思う。


在るものを在ると認められなかった状態(そうなっている)から、

在るものを在ると認められたという状態(そうなっている)に変化した。

意識の状態(境地)が変わった。

思い出してみるとそういうことだったんだなぁと思う。

その変化の後も、

年頃の女の子は箸が転んでもおかしい、なんてよく聞くけども、

何も可笑しいと思えなくて、笑うことなんかなくて、

クラスでいろんなアンケートを面白半分にやったみたいで、

その時、「一番笑わない人」に選ばれた私だった・・

そんな本当に暗い私だったけど、

それをどうこうしようと思うことはなかったし、

暗い自分を苦にすることもなく、

明るい気分で暗い自分だった。

でも、今の自分の方がいい。

今はよく笑うし、よく泣く。

若い頃に戻りたいなんて思ったこと一度も無い。




問題

2012-02-13 10:27:49 | 日々の暮らし・思い出
若い頃親しくしてた友人の兄弟は精神病院に入院していたことがあるらしい。

かなり親しくなってからその話を友人から聞いた。

彼女はそれをとても気に病んでいて、結婚が決まりそうな時、

それを婚約者に話せなくて苦しんでいた。

世間ではその病気に対して偏見も多いし、

遺伝的心配もしていたみたいだ。

その話を聞いた時に、

私の父親もそういうので入院したことあるよと平気で言ったら、

彼女の気が軽くなったみたいで、

それでもやっとの思いで、婚約者に話したところ、

彼も彼女が思うほどの反応じゃなかったようで、

二人は結婚した。心配してた遺伝も問題なかったみたいだった。

もう付き合いはないけど、風の噂では元気でやってるみたいだ。

私も同じような経験をしたんだけど、

そのことを問題だと思ったことがなかった。

父は生まれて3ヶ月で、関東大震災に遭ったということなんだけど、

母は「首がすわらないうちにあの地震でぐらっと揺れて、

あの男はそれから頭がおかしいんだ」と楽しそうに笑って喋っていた。

母は父のことで結構苦労したみたいけど、

そのことと結び付けて気に病んだりしたことがないみたいだった。

その病気のことでの所謂普通ではないエピソードも聞いたことがあるけど、

暗いイメージが私にはない。

へー、そんなことしたんだ、面白い、なんて感じで聞いてた。

多分母がそのことに暗い関心を寄せてなかったんだと思う。

私がそういう病気に偏見がないのも、

それを問題視しなかった(できなかった)母を見ていたせいなのかと思う。