ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

バランス

2011-04-22 | 日記
 アーチャーズデンと呼ばれるシーンに出て行く通り道、いつもは開いているチェーンが繋がったままになっていました。
 いつもと違う状況に少し慌てて、律義にチェーンをはずそうと方法を考えていると、後ろにいたアーティストに、“くぐって・・・”と言われました。
 時間がない中、真面目に考えていましたが、言われてみれば納得の答えでした。

 キャプティビティのシーンで、シェリがケージに閉じ込められた後、ケージの扉が一度開いてしまったようで、その状況に合わせてシェリが演技を変えました。
 私は扉が開いてしまったことを知らなかったので、いつもと違う彼女の演技に、何が起きたのか分からず、どう対応して良いのか分かりませんでした。
 しばらく、演技しながらシェリの様子を見ていると、“開けて・・・”と指示してくれました。
 後から状況を聞き、対応の方法などを教えてもらいました。

 2回目のショーのバトンの演技でミスしてしまいました。
 ステファンに、“大丈夫・・・考えすぎず、楽しめばいいんだから・・・”と言ってもらいました。
 ミスをしても、演技について良かったと言って下さる人がたくさんいました。
 とても有難いことで、励みにもなりますが、2週間に一度の機会にミスをしてしまうことは、自分として納得できません。
 ただ、ステファンや他のアーティストにも言われたように、自分にプレッシャーをかけ過ぎている部分もあるのかもしれません。
 メンタル面のバランスをとることは本当に難しいことです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする