ありさの日記

 『ラスベガスの澄み渡る青空より』

観れて良かった・・・

2011-04-07 | 日記
 朝から血液検査の結果をもらいに行き、そのまま病院に持って行きました。
 白血球の値が低いようでしたが、特に何と言う訳でもなく、1ヶ月後に再検査すると言われました。
 何もないと思っていても、結果を聞くことにドキドキしていましたが、特に大きな問題はないようで、安心しました。

 出勤に車を走らせると、同じボートトレーニングが入っていた、近くに住むエリックがバス停で待っていました。
 ちょうど信号が赤になったので、大声で名前を叫び、車に呼びました。

 ボートトレーニングでは、マストにスムースに登ることができ、頻繁に練習ができている訳ではありませんが、少しずつ慣れてきていることを感じました。
 
 先日おかしくなった膝は、少し休めたことで全く何も感じないようになり、今日からエクササイズで周りの筋肉を鍛え始めました。
 そんなにハードなものではなく、負担も少なく進めていくことが出来そうです。

 今日はショーの観賞・・・みんながメイクなど準備を進める中、何をしようか考えてしまいましたが、とても楽しみでした。
 劇場に向かい、客席などお客様にご案内をするゲイトキーパーの方とどこに座りたいかなど話をしている中、私がダイアナのバックアップであることに話がなり、バックアップは何人いるのかと尋ねられました。
 私だけだと言うことを伝えると、私が演技している姿も見て下さっていたようで、嬉しい言葉をたくさん頂きました。
 
 1回目のショーは、前から7番目の席で、初めていらっしゃるお客様の気持ちで観ることにしました。
 毎日自分の出ないシーンはモニターから見ていたせいか、客席から観るショーは、とても立体的で迫力があり、なんとも言えない空間、前後左右、頭上、あらゆるところから何か大きなものが伝わってきました。
 照明、音楽、装置、そしてもちろんアーティスト・・・たとえ、ほんの小さなことであってもすべてがとても大切で、それらの融合でショーが成り立っていることを強く感じました。
 裏で動いている小さな一人一人を知っている分、表に表現されるショーの素晴らしさも更に感じました。
 私達はお客様に、夢や希望、パワーやエネルギー、そして暖かい心・・・お客様の感情を満たすものを毎日送り続けているのだと改めて感じることができました。
 1回目のショーだけでも、十分満足してしまいそうなぐらい、心から楽しませて頂きました。
 
 2回目のショーは、前から3列目の席、そこへ向かう際、フロアーキャラクターだったピエール・ルックは私にちょっかいを出し、周りのお客様はびっくり・・・私も、全く知らないお客さんのように驚いた振りをしました。
 お客さんのように振る舞いながらも、自分もショーの中にいるような不思議な感覚でした。
 アーティストが楽しんでパフォーマンスをしていることが直に伝わり、だからこそ、お客様が楽しめ、それが実際にお客様に伝わっていることも感じました。
 私が観ていることをアーティストはみんな知っているので、パフォーマンスしながら、私の方を向き、たくさん合図を送ってくれました。
 バードで頭上を通り過ぎる際には、“キャ~”と叫ぶところを“アリサ~”とみんなが叫んでくれていました。
 普通のお客様とは違った、ちょっと特別なショーを味わわせて頂きました。
 
 ショーに出演させて頂き始めて1年半、初めて自分が出ているショーを見せて頂き、改めてたくさんのことを感じることできました。
 “私もこのショーの一員なんだ~”と思うと本当に幸せで、それは誇りでもあり、私も毎日のショーでお客様一人一人に何かをプレゼントできるようにしたいと思いました。
 今日観賞させて頂くことができ、本当に良かったです。
コメント
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