歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

クライストチャーチ

2011年02月25日 | メモいろいろ
どうかひとりでも多くの命が救われ、今後最小の被害で収まりますように。どこへも不服の申し立てが出来ないようなこういうことで不幸に落ち込む人が出るのは、やっぱりやり切れないよ。毎日jpによれば、今回のクライストチャーチの地震は、未知の断層で、5000年に一度起きるかどうかという規模のものだったとのこと。巻き込まれてしまった日本人の数の多さにもわれわれはおどろいたわけですが、そうなんだよね、いま学生さんはもう春休みで、自由に動ける時期に入ってしまっていたのだ。これも、なんとも不運な事だった。

ちょっと前に、アメリカ制作の《Legend of the Seeker》というドラマをたまたま何回か見たことがあって、これは中世?を舞台にひとりの若者の成長と冒険をテーマとしたものだったんですが、このドラマが全編まさにニュージーランドの南島にロケして撮られており、それをきっかけに、ニュージーランドに関心持ったのでした。南島というところは、人間の手の入っていないような森が広がり、広大な原野もあり、北欧のようなフィヨルドもあり、で、いかにも中世ヨーロッパを再現するのにかっこうの風景が残っているところみたいです。で、いっぽうではクライストチャーチのような文化都市もある。クライストチャーチは《世界ふれあい街歩き》で見て、ああすてきなところだなあと強く印象に残った。クライストチャーチに住んでいる人たちはこの街を愛していて、ここに住むことを誇りにしている。時間はかかるでしょうが、あの街はきっとよみがえる。