歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

あり得ない《AWZ》

2011年02月19日 | 演ずる人びと
〈No.7〉でMarianがJessicaと息を荒げているところにDenizとRomanが知らずに入ってくる、というのがこの前ありましたが、こんどは、夜のオフィスでClaudiaとRichardがめらめら燃え上がっている現場に、Maximilian、Simone、AxelとFrau Landmann-Schulze(ラントマン-シュルツェ夫人)という、猫の干物のごときえらそうなおばさんが踏み込みました。あり得ん。とくに先頭にいたMaximilianは、ドアの向こうでClaudiaとRichardがまぐわっているのに気がつきながら、そのまま「バッ」て、躊躇なくドアを開けちゃったんですよ。

Katjaの新しいトレーナーDavid Meyerhoff。まだちょびっとしか出てきていませんが、すらりとしてるものの肩幅は広くて、いかにも鍛えてます、スポーツしてます、って雰囲気をただよわせていた。「(俳優ぢゃなくて)ほんまのプロのアスリート?」って思いました。別の言い方をするとそれくらい地味だ、ってことね。しかしもちろん素人ではなく、これを演じているのはMickey Hardtという俳優さんで、アクション・スターであるらしい。YouTubeに演技している映像がいくつかありましたが、……やっぱ地味。俳優というよりスタントマン風である。いやもちろん、これが日本だったら、しゃべりもイケるスタントマンの人もきょうび多いでしょうけどね。

VanessaはTomのことが気になっているもよう。どうもVanessaは母性本能をくすぐられてそのまま恋に滑り落ちる、って傾向があるんぢゃないかね。いっぽうTomはAnnetteが自分に気があると思い込んでいて、妙なトライアングルができつつある。MarianはJenny/Jessicaの件で相変わらず気分的に不安定で、Denizはそんな父親に振りまわされている。Denizかわいそう。