歌わない時間

言葉と音楽について、思うところをだらだらと。お暇な方はおつきあいを。

コープマンの『復活』を思い出す

2008年11月12日 | メモいろいろ
帰宅後、コープマン指揮の『復活』を、久しぶりに、いっきに聴く。ナンシー・アージェンタはこのCDではマッダレーナを歌っていて、すこぶる調子が良い。案外だったのがクレオフェのギュメット・ロランスで、いまひとつの出来だ。初めて聴いたときは感心したのかもしれないが、力のあるメゾが多く出てきた今のレベルからすると不満が残る。コープマンは思っていたよりもおとなしい指揮ぶりだった。まとまりはよいが、せっかくコープマンが振るのだからもっとはじけてほしかった。

パーセルのハープシコード作品集を弾いていたジョン・ギボンズという人は、実はブリュッヘンとモーツァルトのピアノ協奏曲も録音しているそこそこ有名な人だったらしい。ハープシコードもフォルテピアノも弾くって人の話はあんまり聞いたことないけど。セオンにも、(ソロではなくてアンサンブルの一員としてだが)録音があるそうだ。

講談社の『日本の歴史』のシリーズが学術文庫でリリースされはじめた。たはー。あれ、六七冊くらいは買ったのよ、高いのを。そのころ興味を持ちはじめていた幕末から昭和初期にかけてはずっと持ってる。それと中世の一部も買った。まだ何冊か手もとに置きたいと思ってたんだけど、単行本と文庫本とでこぼこに揃うのは癪だよなー。どうしようか。