各地から金沢に集合したメンバーは全員同じビジネスホテルに宿泊。
7/9(日)、6時には金沢在住Fさんがホテルまで車で迎えに来てくれました。
途中コンビニに寄りお昼を調達しつつ、市ノ瀬駐車場まで1時間半ほどのドライブ。
日曜日だからか、駐車場は大混みでしたが、係のおっちゃんに誘導され、無事駐車できホッ。
立派なビジターセンターがありましたよ。
ここからはバスで別当出合に向かいます。
別当出合までの道はつづら折りもいいとこでした。
途中のカーブでバス下部が道路をこすり、何度もバックしようやく曲がり切った時には乗客も拍手喝采。
別当出合登山センターの中にこんな箱がありました。
『白山開山1300年記念事業 タスキでつなぐ白山登山』ですと・・・。
なんとまあ今年は開山1300年ですか!
これはやらないといけませんよ~~~。
ということで、誰も記入していない真っ赤なタスキに日付と名前を書き込みます。
ジャンケンで順番を決め、下山までタスキをつなぐことにしました。
開山1300年という節目の年に登るというのも不思議なめぐり合わせですね。
ではではいってきまぁ~す!
鳥居をくぐり、
吊り橋を渡り、
砂防新道に入ります。
目指すは室堂。
きょうは室堂の山小屋に泊ります。
曇り空ですが、湿気があるので、ちょっと登っただけで、滝のような汗が噴き出てきます。
暑いよーーーーー。
タスキも真っ赤なら、みんな顔も真っ赤でした。
中飯場で休憩。
トイレもあって、よかった。
ここから先はこのマットで靴底の土を落とします。
白山、守られてますね!by 環境省
NZのミルフォードトレッキングに入る前に、靴底を水ですすいだことを思い出しました。
下ってきたおじさんとすれ違う時、その格好に驚かされました。
まずザックが布なんです。
今では修理してくれる店も減ってしまい、補修が大変なんだよ・・・と。
そしておしりには毛皮の座布団。編み笠も渋いッス。
途中でヘリコプターが飛んできました。
延々旋回しているので、滑落事故でもあったのかな?
先頭のFさんと私は黙々と登っていましたが、後ろの2人が付いてこないのです。
しばらく待っているとやってきて、2人はずっとヘリの救出活動を見ていたそうな。
なんでも、ヘリが風に煽られて一瞬ヒヤッとしたと。
最近ヘリの事故が多発してますからね。
私達が歩いている砂防新道ではなく、谷を挟んだ観光新道からの滑落で、残雪の上からロープで抱えあげられていたとのこと。
私達も肝に銘じて慎重に行きましょう!
砂防新道の砂防が見えてきました。
右側は土砂崩れが目立ちますね。
木道もあり、整備されています。
休憩の度にタスキを次の人に。
ようやく甚之助避難小屋に着きました。
水やトイレもあり、中はこんな感じ。
いつもの3人にプラス1で、お約束のヤー。
Mちゃんとは下の廊下ツアーで知り合ったので、まさしくあの時の熱湯風呂仲間。
あん時は熱くて熱くて入れんかったとMちゃん。
避難小屋を後にし、高度を上げると、さらに激しい土砂崩れ箇所が。
砂防を整備する方達のおかげで登ることができますね。
雪渓がでてきました。
深いトレースが出来ていたので、ゆっくり踏みしめて歩きます。
Mちゃんにそこでレリゴー!ってやってみてとアナ雪を無茶ぶりするワタス。
やってくれてあんがと。
十二曲がりという名前の通り、くねくねの登山道。
そこを駆け降りるトレランのグループ。
おそろいのジャージがかなり目立ってました。
登っている途中にある霊峰白山の延命水。
もちろんいただきましたよ。
登りきったところにある黒ボコ岩。
ここは標高2,320m。
おー、かなり上がってきました。
室堂まであと900m!
突如、長い木道が出現。
ラストスパートだよ~ん。
最後の登りがやってきました。
途中で振り返るMちゃん。
先ほどの長~い木道が眼下に。
そしてついに室堂に着きましたぁ~。
こちらの大きな建物は白山室堂ビジターセンターです。
朝早かったので、14時前に着いちゃいました。
さあ、本日のお宿雷鳥荘へ向かいましょう。