室堂を後にし、行きも通った長い木道を歩きます。
帰りも黒ボコ岩で一休み。
斜める~。
さあここからです。
左を行けば砂防新道、右を行けば観光新道。
行きと同じじゃつまらない。
帰りは観光新道を歩きましょう!
なんてったって展望がいいのです。
でもね、往路ではここを歩いていた登山者が滑落し、ヘリで救助されるのを目の当たりにしましたから。
雪渓も一歩一歩慎重に。
稜線歩きが続きます。
眼下に小さく殿ヶ池避難小屋が見えてきました。
登山道脇にはお花がいっぱい。
写真を撮りながら、歩きます。
殿ヶ池避難小屋で休憩。
建て直したばかりなのか、とてもきれいでした。
トイレもあって、よかった。
ここまで下がると、もうお花畑は見られません。
岩場も出てきました。
仙人窟をもうちょっと広げてみました。
いやいや、広がりませんって。
稜線歩きが終わり、展望がなくなると、一気に段差が大きくなってきました。
これがどんだけ続くんだというほど、ちょいちょい出てきまして。
これは脚にきます。
あとゴールの別当出合まで小一時間という時に、生まれたての小鹿のような足取りになっていたYさんがギブアップ。
私の脚じゃないみたい、置いて行ってというではありませんか!
ちょうど腰痛用の貼り薬を持っていたので、Yさんの両ふくらはぎへ。
一気にペースダウンしたYさんを、もう少しもう少しと励まします。
ようやく行きに渡った吊り橋が見えてきました。
最後は想定外の展開でしたが、4人で無事ゴール!
タスキも繋いだよ~。
別当出合の登山センター内にある箱に4人の名前が書かれたタスキを戻しました。
ここからバスに乗り、市ノ瀬駐車場へ。
バスに乗った途端、やっと座れる・・・とつぶやいたYさん。
どんだけ辛かったかこの一言が表していますね。
市ノ瀬駐車場に着くと、ワタスの帰りの新幹線に間に合わないかもしれないとFさん。
金沢駅着が予定では15時半となっていたので、15:55発の指定席を取ってしまったのです。
この後、当初は雷鳥荘のスタッフおススメの温泉に行く予定でしたが、遠いので、いつもFさんが立ち寄る白峰温泉へ。
なんとか新幹線に間に合うようにと、ササっと入浴。
通りを隔てたお食事処に濡髪で入店。
お豆腐がのったお蕎麦と生でこれまたササっと昼食。
そこからFさんの車は一路金沢駅まで。
結果、15時半頃には無事金沢駅に着き、お土産も買うことができました。
私のせいでみんなを焦らせてしまい、最後はバタバタで申し訳なかったです。
だましだましがんばっていただき、明日以降が心配なYさん。
親子ほど歳が違うちゅーのに、おばちゃん3人組に付き合ってくれたMちゃん。
君なら開山1350年も登れるかも?76ってか?
そして登山届の提出、車の送迎、前夜祭のお店や山小屋の予約等、何から何までお世話になった金沢在住のFさん。
素敵なおもてなしをありがとうございました。
メンバー全員に感謝の気持ちでいっぱいです。
お天気にも恵まれ、ほんとうに楽しかったぁ~。
これで富士山・立山・白山と日本三霊山をコンプリートできました。
また同じメンバーで冬の上高地に行こうと計画しています。
いまから冬が楽しみ!
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