Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

甲武信ヶ岳ツアー1日目

2015年06月01日 | 

5/30(土)~31(日)は、Happy's主催「ステップアップ縦走☆ステージ3 甲武信ヶ岳ツアー」に参加。
ステージ3ったって、ステージ1にも2にも参加してないんスけどね。
集合場所はJR小淵沢駅。
さすがにこの時期だと激混みだろうと珍しく指定席を取りました。
7:00新宿発スーパーあずさ1号の3両(3~5号車)しかない自由席は超満員の模様。
1号車から5号車までは車内販売は行いませんのでご了承くださいとのアナウンスあり。
自由席は座ることができても通路までいっぱいなので、トイレに行くこともできないんですよ。
小淵沢駅で下車すると、な、なんとホームで智加さんとバッタリ。
当初は彼女のガイドで同日「オーレン小屋に泊る硫黄岳・天狗岳」に申し込んでいたのですが、
人数が集まらず、割増でいかがでしょう?と相談があったのです。
コースは昨年秋に既に周っていたので、割増を払うほどではないとキャンセルし
Happy'sのユッキーさんツアーに乗り換えたのでした。
なんだか後ろめたかったのですが、楽しんできてください!と送りだされました。
会えてよかった!
小淵沢駅からもう1人の参加者Kさんとガイドのユッキーさんの車で登山口まで移動します。
1時間半ほどで毛木場駐車場に到着。

駐車場に入りきらず、かなり手前から路上駐車が目立ちます。
ユッキーさんの車も停められず、路駐となりました。
トイレに入り、登山届をポストに挿入。
案内板でユッキーさんがコースを説明してくれました。

1日目は千曲川源流を通り、甲武信ヶ岳山頂、そして甲武信小屋に向かいます。
10:45am、スタートです。

常に川を左手に見ながら歩いていきます。
最初はこんなに広い川でしたが、徐々に細くなっていきます。

山ではよく見かける三角点ですが、川にも起点標があるんですね。知らなかった・・・。

脇には一級河川と彫られています。
川のせせらぎと新緑の中を歩いて行きます。ほんと気持ちいい~。

「ナメ滝」が出てきました。

ナメ滝とは、滑らかな岩を落ちる滝のことだそうです。

ナメ滝をバックにKさんと。
Kさんとは2月の雪山入門ツアーでご一緒しました。あの腰まで埋まったラッセル隊仲間です。
そしてラッセル隊長は、もちろんユッキーさん。

さらに川は狭くなってきました。

なにやら大きな標が建ってますよ。

おー、ついに来ました。「千曲川信濃川水源地標」です。
小さな水溜りには、チェーンに繋がれたマグカップが2つ。

ここが全ての始まりなんですね。
この水が千曲川(長野県の名称)となり、日本一長い信濃川(新潟県の名称)になり、日本海に流れます。
ユッキーさんはペットボトル2本分も汲んでいました。

私も1本汲んで、あとは飲む~~~。

これが冷たくて、ものすごくおいしーーー。東京の蛇口から出てくる水とは大違い。
何も処理されていない水は、ちょっと甘い感じがしました。
さあ、給水充分で、再スタート。まだまだ先は長いよぉー。

そろそろ歩き始めて5時間になろうかと言う時、急に視界が開けました。
と思ったら、すごいガレ場が出てきましたょ。

ゼイゼイ言いながら、途中で一息。

どこまでも見渡せる絶景に、登って来た甲斐があったよー。
富士山も見えるぜぃ~!

最後のひと踏ん張り。

そして、甲武信ヶ岳山頂(2,475m)に着きました!
恥ずかしながら、最初、甲武信ヶ岳を「こうぶしんがたけ」って読んでいたんですけど、
「こぶしがたけ」って読むんですね。行く前に会社の人から言われて、気付きました。

「甲武信」だけに「拳」にかけて、一応ファイティングポーズ取ってみたんスけど。
よくわからないですね・・・。
山頂から下り、甲武信小屋へ。今夜はここに泊ります。

小屋前のテラスにも、テント場にも、ものすごい登山者です。

テラスのグループにおいては、でっかい声で懐かしの昭和歌謡を歌っているのですょ。

ここは歌声喫茶かっちゅーの!
2階の大部屋には数字とアルファベットが貼ってあり、指定された場所に行ってみます。
すると1つの布団に2名というまさかの寝床面積。
これじゃあ、寝返りも打てない・・・。
見ただけでテンション下がりまくりです。あーーーーー。
ひとまず忘れて、17:30~夕食を取りました。
カレーはスタッフに盛りの量を聞かれます。
ガイドのユッキーさん、大盛りだったのでビックリ~。
私は普通にしました。もちろんビールは自腹です。550円もしましたけど・・・。

食べ終わったら、サッサと出て行かないといけません。

今夜は120名も泊るらしく、大入り満員超満員なんですと。
ストーブのある土間で3人で少しおしゃべりし、食堂で上映された甲武信ヶ岳の花のビデオを見て、
早めに布団部屋に行きました。
あまりに狭いので、ユッキーさんが互い違いに寝よう!と提案。
なんでもテントの中が狭い時は、頭を揃えず、逆にして寝るそうな。
これが大正解。
同じ向きだったら、確かに肩が当たって、よけい狭さを感じます。
私は2人の間に寝るので、頭の左右には2人の足が来ます。
これで狭いながらもなんとか寝返りを打てました。
そしてとても暑かったので、掛け布団を敷布団にして毛布だけで寝ることに。
私、暑いとあばれまくるのでこの狭さだったらすごいことになるのですょ。
週末の疲れもあるというのに、隣の人に足が当たっちゃたらと常に神経を尖らせているので
なかなか寝付けません。
寝たんだか寝てないんだかよくわからない夜となりました。
なんでまたこんな日に来ちゃったかなぁー。



2 コメント

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お世話になりました (ariel)
2015-06-10 20:10:05
wakkyさん、コメントありがとうございます。
甲武信小屋の方から直々に書き込みいただき、ビックリです!
おトイレギャラリーの写真、どれも素敵でした。
甲武信ヶ岳には初めて登りましたが、周回コースは変化に富んで、とても楽しかったです。
次回は空いている時に伺いますね。
週末はお忙しいと思いますが、がんばってください!





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ご来訪ありがとうございました (wakky)
2015-06-09 14:33:21
甲武信小屋 手伝いの脇屋です。ご来訪ありがとうございました。スタッフの数に限りがありますので、混みあった日はどうしても手が行き届かなくて申し訳なく思っております。5末、6頭の土曜日はどうしても混み合います。夏場はすいておりますので、ぜひまた日を改めてご来訪ください。雨降りの平日とかでしたら、スタッフも人恋しいですのできちんとしたサービスができるかと思っております。
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