大晦日も働いてます！

今年もあっという間に大晦日。なんという1年だったんだろう。
いろんなことが次々起こり、ジェットコースターに乗っているようだった。
職業訓練校に通い、国家資格を含め資格を３つも取り、スポーツクラブの正会員になり、ひたすら運動し、救急車で運ばれ、就職し、3ヶ月で退職し、ほんのちょこっと働きながら、またスポーツクラブに通い、なんと年末～お正月にかけて働いている。
年末からは海外旅行に出発ということが多かった私が、先週の金曜日から年賀状仕分けのアルバイトをしている。
なので、まったく年の瀬という感じがしない。
初日は説明が2時間あった。周りを見渡してみると、制服を着ている高校生、どうみても定年退職後のおじさん、中国人カップルともういろんな人達がいた。
各階合わせると総勢200名以上のアルバイトがいるらしい。
最初は立ちっ放し作業で足が疲れたが、2日目から作業にも足にも少し慣れてきた。
作業自体はとても単純だけれども、私は好きだ。
また職員の皆さんがやさしく、アルバイト達の作業中に飴をくれたり、座ってやってもいいんだからイスを使いなよ！などと気を遣ってくれる。
きょうも、もう帰っちゃうの？よいお年をね！と帰る時に声をかけてくれた。
アルバイト1人の担当区分に1人もしくは2人の職員がいるのだが、私の区分の担当職員は背の高い若い兄ちゃんだった。
配達職員はほぼ全員男性で、社内で女性と関わる機会もないだろうと思う。
年に一度の年賀状仕分けアルバイトが大量に投入されるこの時期は、知り合う恋の大チャンスではなかったのか？
今年は自分の区分にどんな子が来てくれるんだろうなぁ～なんて、心の中では密かに楽しみにしていたんじゃないだろうか…。
私が当たってしまったことが、なんだかかわいそうだなぁ～と思ってしまう。Yくん、ごめんねぇ～。
きょう職員は18時まで働き、明日は7時出社とマイクで指示されていた。まさにきょうが山場の仕事なので大変だ.
私の所属している課はとても広く、そこに50名以上の年末アルバイトと職員がごった返している。
なので、部屋の温度が異常に高い。
いつも持ち場の指定位置に着くと、顔から汗がタラ～と流れてくるほど。
また休憩等の指示はマイクでがなりたてられるので、ほとんど何を言っているのがよくわからない。
そして休憩室の狭いこと。15分の休憩時間には皆休憩室に指定されている部屋に入るのだが、狭いゆえにイスがない人も出るほどの大人数が詰めらている。
職員がおせんべい、クッキー、紙パックの飲み物、みかん等を配布してくれるのだが、ダンボール箱の中にお菓子をザァーと入れているのを見て、動物園のエサ係みたいだなぁ～と思ってしまった。ということは、私達はさしずめ猿山のサル？
人が多過ぎて、休憩室にいること自体、ストレスになってしまう。
そんな私を癒してくれるのは、目の前に佇んでいる『東京タワー』のライトアップなのだ。
運のいいことに、私の区分が窓際で、その上東京タワーに近いサイドだった。
昼間は横目で、いるいると確認。
夜になるとオレンジと白の光り輝くイルミネーションが目の前。こんなにきれいだったっけ？もう眺めているだけでホッとする。
きょう帰る時、明日の配達式の準備なのか、紅白の幕が車両の出入り口に張られていた。
仕分け作業もある程度は機械でできるけれども、最終的にはものすごい数の人の手で成り立っている。
私が仕分けし終わったものをさらにYくんが再確認しているそうな。
来年からはいままで以上に年賀状配達を心からありがたいと思える。
ほんとやってよかっタワ～。
って、来年末もまたやってたりして？