Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

鎌倉の『大河ドラマ館』へ

2022年12月22日 | イベント
12/21(水)は、鎌倉の『大河ドラマ館』へ。
3日前に最終回を迎えた大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。
もう鎌倉殿ロスですょ。
毎週楽しみにしていましたから。
大河ドラマ館も来年1/9までと知り、これは急がねば。
三谷幸喜ファンの和さんを誘い、いざ鎌倉!です。
駅前にはこんなポスターが。
街の各所に貼られたこの肖像画にスマホのカメラをかざすと、しゃべりだすとのこと。
この肖像画、いったい誰?
PR担当 北条さんとだけ書かれていました。
小栗旬には似てないような・・・。
鎌倉に来たのも何年振りでしょうか。
きょうは鶴岡八幡宮の参道 段葛を歩きましょう!
二の鳥居の右の狛犬さんは、阿吽の阿の方。
口を大きく開けて笑っているよう。
一段高くなっているので、両サイドの街並みがよく見えます。
三井住友銀行 鎌倉支店がこんな素敵な建物だとは知りませんでした。
調べてみたら元はラルフローレン鎌倉店だったそうです。
古い由緒ある建物なのかと思いきや、ラルフローレンのセンスでこんなレトロな店舗にしたんですね。
その先には三河屋本店。
昭和2年に建てられた酒屋さんです。
敷地の奥には運搬用のトロッコも残されているそうです。
段葛を最後まで歩き、振り返る。
奥行きを出すため道幅が徐々に狭くなり、最初の半分くらいになっています。
目の前には三の鳥居。
その先に大河ドラマ館があるというのに、ついつい食事処の誘惑に負けてしまい・・・。
少し戻ったところにある蕎麦屋「峰本 本店」へ。
外観からは想像できないうなぎの寝床のような店内。
ずずずいっと奥に通されました。
軽くお昼を食べて出てきましたが、13時を回り、まずは鎌倉麦酒樽生。
ワタス好みのこげ茶ビールがこんなところにあるなんて。
昼飲み、最高!
おつまみも豊富で、うれしい限り。
すり身天の本場 長崎のうまいもん おすすめ「いわしん棒」
写真を撮っているそばから箸がのびる和さん。
おぬし、待てができぬのか!
これがほんとうに美味しかった。
長崎に行ったら杉永蒲鉾店で山ほど買って帰りたい一品です。
お次は長芋の黄金焼き。
出汁をいっぱいに含ませて炊いた長芋を特製の甘口味噌で焼いてあります。
これまたホクホクの長芋と甘じょっぱい絶妙な味付け。
鎌倉麦酒をおかわりして、〆で天ぷら盛り合わせ。
和さんは蕎麦まで頼み、いったいきょうは何しに来てるんだぁ~。
珍しい茗荷の天ぷらに、銀杏の素揚げと粋なラインナップ。
なすの天ぷらは食べられないので和さん担当。
れんこんの天ぷら、サクサクして大好きです。
ここですっかり時間を潰し、ようやく大河ドラマ館に着くも、まずはお参りしましょうと和さん。
階段を上がって行くと、そうそうここでね・・・と大河ドラマがよみがえりました。
雪が降る中、源頼家の子公暁に暗殺された源実朝のシーンですよ。
きょうは12月だというのにぽかぽかですけどね。
お詣りの後、和さんが絵馬を購入。
願いを書いて奉納しました。
そしてようやく大河ドラマ館へ。
見終わってから写真を撮ったので、もう陽が傾いています。
入場料1,000円を払うと、パンフレットを渡されました。
それを提示すると「鎌倉国宝館」と「鎌倉歴史文化交流館」へ入場できるとのこと。
これはうれしいサービス。
さてまずはお目当ての大河ドラマ館です。
階段を上がると北条義時が迎えてくれました。
ドラマが始まった当初は弱々しい感じの若武者でしたが、晩年は鎌倉幕府の実権を握り、
後鳥羽上皇を隠岐に流すほどのし上がりました。
中に入るとこちらにも義時、政子、2人の父である北条時政がお出迎え。
トリオTHE北条。
坂東彌十郎さんはドラマ効果でTV出演が増え、民放でも見られるほど露出大。
つぎつぎ殺害されていく中、最後まで生き残った山本耕史演じる三浦義村。
映像の中には北条義時の息子 泰時役の坂口健太郎。
こちらは左から源実朝(頼朝の次男)、源頼朝、源頼家(頼朝の長男)。
3代で途絶えた源氏将軍の面々。
柿澤勇人さん(実朝)と大泉洋さん(頼朝)はサイン入りでした。
鎌倉幕府の一角を再現し、記念撮影ができるコーナー。
烏帽子も用意されていて、畳の上に座り頼朝風で写真に納まる男性も。
入口の義時が着ていた黒地染め紬小袖も展示されていました。
そのお隣には富士の巻狩りの時に源頼朝が着用した衣装。
弓矢が不得手な頼家が御家人達のサポートでやっと鹿を射止めたシーンが印象的でした。
最終回まで出演していたお2人。
北条義時の息子 泰時役の坂口健太郎と義時の異母弟 北条時房役の瀬戸康史。
ドラマの中では癒しでしたね。
畠山重忠役の中川大志着用衣装。
イケメンで最後の最後までかっこよかった。
源実朝役の柿澤勇人着用衣装。
実朝は和歌を愛し、小倉百人一首に選ばれるほど。
北条義時役の小栗旬着用甲冑。
着物に甲冑、さらに乗馬とさぞや大変だったことでしょう。
当時の武者はよくこんな格好で合戦してましたよね。
この後ろに4Kシアターがあり、映像をしばし鑑賞。
相関図が展示された中廊下を歩き、最後のサイン展示へ。
部屋前にいたのは源義経役の菅田将暉。
ロの字型にぐるっと見て回った後、パンフレットで入場できる近くの「鎌倉国宝館」へ。
あちゃー、入館は午後4時までですって。
お蕎麦屋さんで飲んだくれていたのが災いし、既に4時半を過ぎていました。
ちょうど源頼朝の墓が歩いて行ける範囲だったので、行ってみることにしました。
白旗神社の境内、石段を上がります。
こちらが源頼朝の墓、史跡法華堂跡です。
鎌倉幕府を築いた頼朝ですから、どんなに大きなお墓かと思っていましたが、意外なほどこじんまりしていました。
鶴岡八幡宮のお隣には鎌倉小学校・中学校があるのですが、埋蔵文化財発掘調査が行われていました。
落馬が原因と言われている源頼朝の新たな死因でもわからないもんですかねぇー。
小町通りを経てJR鎌倉駅へ着くと、すっかり暗くなってしまいました。
2つの施設が入場無料になるのは2023年3月31日までなので、パンフレットを持ってまた鎌倉を訪れたいなぁ。
その時もまた峰本さんに立ち寄り一杯やってしまいそうですが・・・。