Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

初冬の丹沢主脈縦走 2日目

2022年12月07日 | 
12/5(月)、5時45分頃小屋番さんから声がかかり朝食に。
みやま山荘の朝食は炊き込みご飯という事前情報を聞き、期待大で食堂へ。
昨晩の焼肉に続き、かやくご飯というのも珍しい。
確かに食事はよかったんですけどね。
トイレが男女共用で1つしかないというのがネックなのよ。
臭いもなく、入るとライトが付くきれいな洋式トイレでしたが。
せめて男女別でもう1つ室内トイレがあれば。
宮下ガイドが朝方室内トイレに行ったら、床に汚物が落ちていたというのでびっくり。
山荘横に男女別の外トイレがあるものの、照明がないのです。
出発前、室内トイレが使用中だったので、ヘッドライトを持ち外トイレに行ったのですが、暗くて怖い。
その上、日帰り登山客も使用するのでさほどきれいでもなく。
また談話室も小さなテーブルが2つのみで、奥の食堂を使うことができませんでした。
宿泊人数に比例する団らんとしたスペースが足りず、2階の寝床にいるしかないのょ。
なので食事以外の部分がちょっとなぁー。
という訳で思っていたより、みやま山荘の評価は上がりませんでした。
夜半から雨が降ってきました。
歯磨きは玄関右のシンクにて。
蛇口からの水は飲料水ではないので、ペットボトルを買いました。
2日目は蛭ヶ岳~地蔵平~姫次~八丁坂ノ頭~東野~いやしの湯ゴールという約6時間半のコースタイム。
レインジャケットを着込み、ザックカバーを付けて6時半前に出発!
霧雨程度でよかった。
みやま山荘から40分程で不動ノ峰休憩所に着きました。
テーブルがあったので小休止。
きのうはあんなにいい天気だったのにガスガスですね。
鬼ヶ岩と呼ばれる尖った岩の間を抜けて行きます。
鎖場も出てきました。
その先には鬼ヶ岩ノ頭。
上から鬼が出てきそう。
山小屋に出ましたよ。
こちらは蛭ヶ岳山荘。
宿泊客は既に全員発っているようで、ガランとした広間に小屋番さんが1人。
室内の有料トイレを利用しました。
そして小屋前にあるのが蛭ヶ岳 標高1,672.7m。
丹沢最高峰です。
なーんも見えねぇー。
ここから丹沢主脈線 姫次方向へ。
雨足は強くならず、助かりました。
地蔵平を通過。
登山道脇に親子鹿が立っていました。
かなり近づいても逃げないのです。
すれ違いざま、ようやく走って行きました。
姫次に着きました。
みやま山荘で後から出発したソロ男性に抜かれただけで、登山者にはまったく会うこともなく。
しとしと雨が降る中、静かな山中がとても心地よいですね。
小休憩を取り、更に進みます。
八丁坂ノ頭分岐を左折。
当初ここを曲がらず、焼山経由で焼山登山口まで主脈縦走する予定でした。
天気も悪いし、時間も短縮され、ちょうどよかったです。
登山道脇にレールが出現。
少し前に工事関係者と思われる3名と遭遇。
レールに車両があったので、これで上がってきた模様。
しばらくこのレールを見ながら歩きました。
ひたすら下って行くと、ついに車道に出ました。
ここからが辛かった・・・。
カーブが続く林道を延々歩き、ようやく集落が出てきたと思ったら、再び車道歩きですよ。
なかなか温泉施設に着かないのです。
1時間弱歩いてようやく「いやしの湯」へゴール!
既に13時を過ぎ、お腹ペコペコでぃ。
お風呂の前に食事処でラーメンを食べました。
冷えた体に温かいスープが沁みる~。
温泉でぽかぽかになった後は予約していたタクシーでやまなみ温泉へ。
やまなみ温泉は改修工事のため休館中で、ここから路線バスでJR藤野駅へ。
17時前には自宅に着くことができ、早め解散がありがたかったです。
丹沢は春から秋までヒルが出るので、この時期しか登れないですね。