Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

初冬の丹沢主脈縦走 1日目

2022年12月06日 | 
12/4(日)~5(月)の1泊2日で『初冬の丹沢主脈縦走』に参加しました。
ガイドは毎度お世話になります宮下慈子さんです。
小田急線の秦野駅集合でしたが、集合時間が早過ぎ前泊しました。
5駅手前の本厚木駅近の東横インが全国旅行支援で4,140円。
その上、神奈川県地域クーポン1,000円が付いてきます。
これは泊らなきゃ損ってことで、クーポンは駅ビルの洋食屋で夕食に利用。
それでも4日は5時半起床で、秦野駅へ。
7:20発のバスに乗るとのことでしたが、駅前のバスロータリーは長蛇の列。
宮下ガイドは遅れているとのことで、先に列へ。
後からやってきた宮下ガイドが挨拶したのは、たまたまお隣にいたもう1人の参加者でした。
今回の参加者はワタスと彼女だけ。
ヤビツ峠行きのバスに乗り込みます。
コロナ禍だというのに、ギューギュー詰めにされ、結果乗り切れず。
増便され2台のバスがヤビツ峠に向かいました。
途中、ロードバイクで駆け下りてくる自転車野郎が!
バスとスレスレのところですれ違い。
ここは飛ばしたら危険ですぞ。
秦野駅から40分程でヤビツ峠に到着。
大勢の登山者に加え、トレイルランナーの姿もチラホラ。
左側ではサイクリストの方々が歓談中。
右のトイレ脇にはバイクラックも設置され、ヤビツ峠はヒルクライムのメッカとなっています。
バス停横の坂道を行くのかと思いきや、サイクリストがいる左の車道を行きますよと宮下ガイド。
25分程歩くと公衆トイレと水場が出てきました。
左折し、緩やかな坂を少し上がるとようやく登山口が出てきました。
きょうは、ニノ塔~三ノ塔~烏尾山~行者ヶ岳~新大日~塔ノ岳~日高~竜ヶ馬場~丹沢山まで歩き、
みやま山荘に泊まります。
それでは丹沢表尾根、行ってみよう!
いいお天気で11月下旬だというのに暑いのよ。
汗ダラダラです。
なかなか整備されていて、木の階段が続きます。
二ノ塔にベンチがあり、皆さん休憩を取っていました。
ワタス達も小休止。
一度下って上り返すと、次の三ノ塔に着きました。
標高1,205m。
とても広く、三ノ塔休憩所がありここでも休憩を取る登山者が大勢いました。
わんこ3匹連れのトレイルランナー軍団もいて、ここまでわんこと抜きつ抜かれつ。
展望も素晴らしい。
左側には笠雲がかかった富士山が、右の一番高い山がこれから向かう塔ノ岳。
山頂にある山小屋がちょこんと見えています。
あんな遠いんだぁ・・・。
烏尾山方向へ。
お地蔵さんもすっかり冬支度。
荒れた登山道。
こういう両側が切れ落ちたところにかかる手すりのない橋って、すごく苦手なんスよ。
バランス崩したらOUTですからね。
やっているんだかやっていないんだかわからない三角屋根の鳥尾山荘を通過。
後ろに小さく三ノ塔休憩所が見えています。
こんなに下ってきたのね。
烏尾山から見る富士山。
笠雲が取れ、なだらかな稜線が美しい。
行者ヶ岳を通過。
ピークという感じがしませんね。
この先に鎖場が出てきました。
なんと先ほど三ノ塔にいたわんこの1匹が尻込み。
鎖場を下りられず、渋滞を引き起こしていました。
飼い主さんが道を譲ってくれて、先に下りることに。
その先にはこんな道が!
崩れた登山道に橋が架けられていました。
台風が来るたびに復旧工事をしているのでしょうか。
これがなければ進めませんからね。
新大日を通過。
ここにもベンチあり。
後ろの看板には、水源環境保全税を活用して登山道の土壌流出防止対策を行っていますと。
対策は2つ。
木道・構造階段の設置と山頂部の整備。
神奈川県、ありがとう~。
その整備が行き届いた木道を進みます。
あら、木々の間から小屋が見えてきましたょ。
おー、秦野市がよく見えます。
相模湾も見えますね。
方向は違いますが、肉眼で江ノ島も見えました。
景色が楽しめる尾根道はやっぱりいいですね。
小屋に近づいてきました。
もうひとのぼり。
着きましたぁ~、塔ノ岳。
日曜日だからまあすごい人です。
大きな山頂標識と写真を撮るのも順番待ちでした。
塔ノ岳 標高1,491m。
山頂はとても広く、狗留尊佛如来がいらっしゃいました。
安全登山を祈願。
山頂の山小屋 尊仏山荘。
ソーラー発電なんですね。
こちらで有料トイレを利用。
どんどん雲が出てきました。
あんなに暑かったのに、日が陰った途端寒くなってきました。
更に進むこと1時間15分。
ついに丹沢山に到着。
「日本百名山 丹澤山 標高1,567.1m」ってあるのに、山頂標識がボロボロでよく見えませんね。
丹沢山地の主峰ですよ。
左奥には、阿弥陀様。
近くまで行くと、誰かさんが忘れた帽子をかぶっていました。
そして山頂にある「みやま山荘」にチェックイン。
バスでヤビツ峠に着いたのが8時頃で、14時半過ぎにみやま山荘に着きましたから
休憩を含め6時間半かかりました。
まずは寒くてもとりあえずの乾杯!
ジュースもビールも500円なら、ビールに決まってます。
ジュースより高くても飲むけどね。
暖かい談話室が満席で、入口脇の土間にあるテーブルしか空いてなく、よけい寒かったけど。
16時半を過ぎ、表に出てみました。
夕焼けにギリギリ間に合ったぁ~。
富士山と帽子をかぶった阿弥陀様。
日曜日なのに、そこそこ宿泊客がいたのは想定外でした。
もっと空いているかと思っていましたが、15名ほどだったかな。
山荘2階にある蚕棚式寝床は、グループごとにスペースをひとつ開け、いっぱいでした。
談話室のテーブルがやっと空いたので、3人でまったり。
お菓子を食べたり、お茶を飲んだり。
この時間が大好きです。
小屋番さんから声がかかり17時50分頃から夕食になりました。
食堂は談話室のお隣。
右のドアを入ったところです。
今宵のメニューは山小屋では珍しい焼肉。
左下はなんと冷凍みかん。
いい感じに溶けてシャリシャリでした。
みやま山荘はご飯がおいしいことで有名で、それで泊りたかったんです。
外トイレに行くと、眼下には秦野市の夜景がキラキラ。
夜は寒いかなと思っていたのですが、掛け布団と毛布でぽかぽかでした。
明日は予定変更となり、距離が短縮。
18時解散ではもう真っ暗ですから、少しでも明るいうちに解散しましょうと宮下ガイド。
やったぁ~。
この間の天城縦走では真っ暗になりましたから、早め解散、大賛成ッス。