Arielのひとりごと

きょうは何が起きるかなぁ~

鳥海山ツアー 2日目

2019年08月19日 | 
8/14(水)、昨晩、ご来光を見に行く人は?と智加さん。
ワタスとAちゃんが手を上げ、3時半には起床。
4時に小屋を出て、外輪山へ。
ヘッドライトを付け、慎重に下って、上って。
雲海の向こうから太陽が顔を出してくれたらいいけど。
振り返って小屋を見れば、雲が山から滝のように流れ落ちています。
3日前に登った月山も見えました。
明るくなるとブヨがブンブン寄ってきて、もう小屋に戻りたい・・・。
そこを待って待って、4:59。
雲の隙間から見えたご来光。
早起きして、外輪山まで上ってきたのに、これだけかい!
小屋に戻り、1回目で朝食を取り、速やかに下山しましょう。
個室が取れてほんとよかった御室小屋。
町も見え、その先はずっと続く日本海。
帰りは山形県側へ下る象潟口(鉾立)ルート。
下り始めこそ日陰でしたが、それもあそこで切れるのよね。
白峰三山ではすぐに積乱雲が湧き、いつ雨に降られるか不安でしたが、もう山は秋ですなぁー。
案の定、日陰が切れ、太陽がジリジリと照り付けます。
つかの間の涼しさ。
道しるべのトラロープ。
雪渓から湯気がもくもく。
もう見えなくなってしまう鳥海山を今一度目に焼き付けて。
お盆なので下る人より、登ってくる人が多く、細い道ではすれ違い待ちが発生。
1,800m地点の七五三掛(しめかけ)でひと休み。
鳥海湖を見下ろせる御浜小屋に着きました。
ここで長めの休憩を取りましょう。
きのうの七高山山頂同様、とんぼがいっぱい飛んでいます。
キャップに停まっているところを撮られてた!
御浜小屋脇の鳥居をくぐり、ラストスパート!
こちら側にも賽の河原がありました。
鉾立まであと1.9km。
登山道がコンクリート舗装に変わり、観光客が展望台を目指してゾロゾロ上がってきます。
眼下には大きな駐車場が!
そしてゴーーーーール。
お疲れさまでしたぁ~。
12時に予約しているタクシー。
あと20分くらいしかないけど、それでもレストハウスで一息入れたい。
ここはやっぱりかき氷。
そして下界だからこそ飲める都会の味アイスコーヒーに、カレーパンの三つ巴。
注文を済ませた時に、智加さんがもうドライバーさんが着いていますと。
ちょっと気難しそうな人だというので、焦ってかっこみます。
スイマセ~ンとトランクにザックを入れてもらい、タクシーは一路遊佐へ。
最初は無言だったドライバーさん。
大阪のおばちゃん登山グループを乗せた話から車内が明るくなりホッ。
智加さんにお願いして、車内から鳥海山を撮ってもらいました。
なだらかな尾根が素敵です。
左側から延々と稜線を歩くもんだと思っていましたょ。
結果、裏側からなかなかの急登を行くルートでしたけどね。
鶴屋旅館に戻り、お風呂に入ります。
行きにデポした荷物をザックに詰め、遊佐駅へ。
せっかく汗を流したのに、駅まで歩いて行くだけで、また汗だくになりました。
遊佐のマンホールは、やっぱり鳥海山。
お花はチョウカイフスマ。
七高山の周りに咲いていましたっけ。
駅の入口には「鳥海山と鮭のあがる町 遊佐」の看板が。
「自動発券機がない 遊佐駅」でしたが、いつか対面販売でなくなる日が来るんでしょうね。
予定通りの特急いなほに乗車。
車窓から日本海を眺め、新潟駅へ。
ホームの売店で1人乾杯セットを買い込んでから、お隣ホームの新幹線に乗り換え。
出羽三山に鳥海山とWツアーに参加し、いい夏休みになりました。
智加さんが東北の山はお盆でも空いています!という謳い文句に惹かれて参加しましたが、その通りでした。
来年もお盆でも空いている穴場の山に行きたいですねぇー。