荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

都電と秋薔薇/三ノ輪橋停留場

2023年10月31日 | 散文

秋薔薇の咲く中を都電が入って来ます。

 

停車しました。

 

行き先が早稲田行に変わります。乗客が乗り込みます。

 

やがてゆっくり発車しました。

 

 

見送ります。

 

秋薔薇が残ります。

 

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ジョイフル三ノ輪の消火栓

2023年10月31日 | 散文

相変わらず人出が無い「ジョイフル三ノ輪」商店街の西口を入った所です。消火栓が気になりました。

 

八百屋の前です。

 

秋の味覚が並んでいます。

 

可愛い消火栓です。

 

もう半分以上が店を閉めています。特に商店街の西側が顕著です。

 

こんなのも有ります。黄色く塗ってなかったら気になりません。

 

砂場です。最近とんとご無沙汰しています。

 

こんな可愛い消火栓も有ります。

 

東口に近づくに従って商店街らしくなります。

 

横路地です。戦後は界隈が私娼窟になりました。今は面影もありません。

 

パンのオオムラが取材中でした。

 

ここにも、やっぱりこれが1番可愛いです。

周囲のカラータイルがすり減って、ひび割れても更にすり減って、消火栓の縁もすり減って、商店街の歴史を語ります。

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雑司が谷旧宣教師館の秋

2023年10月30日 | 散文

「雑司が谷旧宣教師館」正門前のカラータイルです。

 

秋を散策しに来ました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

玄関から裏庭を見通します。

 

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「大門湯」はしばらく休業

2023年10月30日 | 散文

都電東尾久3丁目停留場の路地を入って行くと、三叉路の中央に「大門湯」が在ります。その地名は、昔、遊郭が在った場所でしょうか?秋の空にスックと煙突が立っています。

 

玄関です。ん?貼り紙が有ります?

 

なんと⁉休業の案内です!この場合の「しばらく」は「永遠」の意味が多いです。

 

木札の文字は読めません。歴史のある銭湯です。大門湯は、以前にも休業していた時期がありました。2019年に復活したときは喝采を送りました。今度も、復活を期待します。

 

屏の外にも庭木がはみ出しています。手入れができていません。・・・今回は復活しないのかな?

 

大門湯脇の路地に入ります。

 

煙突を見上げます。

 

湯船の窓を見上げます。青い空が眩しいです。

 

あそこがボイラー室です。

 

もう、「危険物貯蔵所」の文字が読めません。

 

すぐに大門湯の裏の路地に出ます。

 

すぐそこには「中野鉛筆加工所」が在ります。

 

平日だけど、鉛筆の良い匂いがしません。

銭湯も鉛筆工場も、継続が厳しい業界です。頑張って欲しいです。

前回の大門湯復活の記事はこちら

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「竹の湯」の跡地

2023年10月29日 | 散文

江東区大島に在る下町の賑わい商店街、「サンロード 中の橋」の夕飯準備時間帯です。

 

商店街の中央に在った「竹の湯」が、昨年2月に廃業して1年半経ちます。動きが無いのに気を許していたら、突然、建物が解体されていました。

 

重機が入って更地化工事中です。

 

 

結構広い土地です。一般的に、建物が無くなった土地は小さく見えるものですが、流石に銭湯は大きな敷地を持っています。

 

各地の商店街が衰退していく中で、この商店街は頑張っています。そんな街の中央部で、庶民の生活を支えてきた銭湯が無くなって行きます。

 

皆んな内湯を持った家に建て替えます。時代の流れには抗えません。

大きな敷地には、たぶん内湯付きの集合住宅が建つのだと思います。

竹の湯が廃業宣言した記事はこちらです。

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賑わう「砂町銀座商店街」

2023年10月29日 | 散文

こんなに活気があるとは思いませんでした。多分初めて土曜日に訪問しました。土・日は凄いんですね。流石は下町の賑わい商店街「砂銀」です。

 

店主とお馴染みさんでしょうか?温かさが伝わる光景です。

 

砂町銀座商店街を行きます。

 

 

中央部です。ここに銭湯が在りました。隣で八百屋を並業していました。商店街の多くは、中央部に銭湯が在ったようです。

 

<銭湯が在った風景>

 

引き続き賑わい商店街を行きます。

 

おでん種の「益英蒲鉾店」です。

 

ちょっと涼しくなると、この人気です。

 

この界隈も賑わっています。ホントに砂銀は凄いね。改めて感心しています。

 

たいやきです。

 

長い行列です。

 

この八百屋の行列です。安くて新鮮なんでしょうね。

 

買い物風景を見ながら移動しています。

 

 

 

「竹沢商店」はいつもの行列です。

 

改めて、砂町銀座商店街の実力を認識しました。

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阿茶の局の墓

2023年10月28日 | 散文

大河ドラマがいよいよ佳境を迎えます。これから阿茶の局が活躍します。

 

深川の雲光院です。界隈は、複数の松平家の屋敷が在った場所です。近くに松平定信の墓所も在ります。

 

若い女性がコンビニおにぎりを食べながら寛いで居ました。阿茶の局を訪ねたのでしょうか?あの奥が墓所です。

 

左の大きな墓石です。

 

戒名「雲光院」は寺の名前になっています。

 

大坂冬の陣の後、淀君を騙して(ディベートに勝って)大坂城の堀を埋めたてた人物です。

 

眺めます。秋の日差しが爽やかです。

 

 

 

銀杏がいっぱい落ちています。門前の掲示板に、「ご自由にお拾い下さい」と書いていました。

 

秋の花が咲いています。

 

 

 

戻って来たら、先ほどの女性が居ませんでした。

誰も居ないベンチに、穏やかな秋の木漏れ日が注ぎます。

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上落合「梅の湯」は解体か?

2023年10月28日 | 散文

上落合の「梅の湯」が気になっていました。久しぶりにやって来たら、やたら違和感があります。煙突も看板下のコインランドリーもヘンです。

 

煙突を見上げます。てっぺんに人が座って居ます。これって、、、⁉

 

コインランドリーです。

 

前回訪問時には、コインランドリーだけ営業していました。ただ、壊れた洗濯機はそのままだったので、先は長くないな、とは思っていました。

 

脇から煙突を見ます。人が居ます。

 

急いでボイラー室に回りました。トラックが付けています。

 

見上げます。猿ではありません。ヘルメットを被っています。

 

地上では作業員が、煙突を見上げたり、ボイラー室に入ったり出たりしています。

 

 

これは解体準備だと思います。話を聞こうにも忙しそうだし、外国人だしで聞けません。

 

この様子だと、明日にでも解体工事が始まりそうです。

 

煙突の右をヘリコプターが通り過ぎました。・・・多分、これが見納めになると思います。

 

この坂の下から見上げるこの景色が好きでした。

来週もう一度来ようと思います。

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「健遊館 奥戸湯」の閉店

2023年10月27日 | 散文

銭湯が少なくなっています。家を建て替えると皆んな内湯を造ります。社員寮だってそうです。奥戸街道を走っていました。あれっ⁉ここって銭湯だったよね?と、自転車を停めました。

 

この奥がボイラー室の入り口みたいで、燃料置場でした。

 

こちらが入り口でした。看板が有りません。

 

湯船を見上げます。

 

裏からも見上げます。

銭湯は残して欲しい日本の文化です。「じゃあお前は利用しているのかよ?」と問われると、下を向くしかありません。

営業していた頃の「健遊館 奥戸湯」の記事です。

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「フラワーショップカワシマ」のハロウィーン

2023年10月27日 | 散文

最近この時期になると、この店を覗きに来ます。

 

ハロウィーンを迎える店頭がかぼちゃで賑わいます。期待どおり、今年も楽しい店頭です。

 

とくとご覧あれ!

 

 

 

店内も!

 

 

 

大きい花屋です。こちらはハロウィーン専用でしょうか?

 

 

ハッピーハロウィーン!!

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鬼子母神表参道ケヤキ並木の秋

2023年10月26日 | 散文

真夏日の太陽が濃い影を落としていた日以来の訪問です。すっかり秋の鬼子母神表参道ケヤキ並木です。

 

ケヤキ並木に足を踏み入れます。

 

 

 

前回訪問時に、この写真を紹介しました。今日は全ての写真を紹介します。

 

写真にあるのはこの3本の事です。東京都の天然記念物指定です。

 

こちらの写真は、50年ぶりに蓋を外した頂上の写真です。

 

この頂上です。詳細は上記説明を読んで下さい。

 

並木ハウスと雑司が谷案内所の記念碑です。

 

大木を切り倒した跡に苗木を植えた説明書です。雑司が谷案内所の前です。

 

雑司が谷案内所と、その右端に植えられた苗木です。

 

案内所の右手の路地の奥に在る「並木ハウス」です。古い様式で建てられた有形文化財であり、「鉄腕アトム」の手塚治虫氏が住んだアパートです。

 

3本のケヤキを振り返ります。

 

樹齢450年を超えた大木を伐採して、昭和45年にこの若木を植えたそうです。

 

その若木がこんなに大きくなって、ケヤキ並木を構成しています。

 

この木の頂上付近にコゲラが居た、との写真です。

 

見上げます。・・・何も見えません。

以上、表参道に有る全ての写真と説明書きを紹介しました。

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上川口屋の仕入れ直後の話

2023年10月26日 | 散文

真夏日以来の上川口屋です。様子がヘンです。店頭に駄菓子が有りません。

 

お婆ちゃんが俯いて何かしています。声を掛けます。

 

「先日『御会式』があってね。御会式を知らない⁈そこの掲示板に写真があるわよ。

 

東京の日蓮宗のお寺で、日にちを違えてお祭りをするのよ。鬼子母神の前が池上本願寺でね。池上本願寺は知っているわよね。お互いの檀家が灯籠や纏を持ち寄って、日蓮上人の生誕日をお祝いするのよ。約30基の纏や灯籠が参集するのよ。昔は50基あって、それは賑やかなお祭りよ。池袋駅から1時間半かけて練って来るのよ。灯籠に火が入って揺れてね。綺麗よ!こうして縁があって話するようになった貴方にお勧め!来年は絶対に来なさい!綺麗だから!」

 

「で、何をしてるの?」「そうそう、その御会式で商品が売り切れたのよ。商売って博打みたいなものでね。予測が大変なのよ。平日だし、手持のお金も少なかったので、これでよしと仕入れたんだけど、4年ぶりのお祭りに予想外の客が来てね。商品が売り切れたのよ。そう、儲け損なっちゃったわよ。やっと今さっき問屋から商品が届いたので、店に出している処よ」

 

「それは邪魔したね。いつものラムネ下さい」「それが、冷蔵庫がこの荷物の奥に埋もれているのよ。ぬるいのだったら有るけど、、、」「ぬるいので良いです。このグミもちょうだい」奥から、ラムネを持って来たのかと思ったら、湯呑みによく冷えたレモンジュースを持って来てくれました。「もう一杯どう?」「仕事の邪魔になるから、今日は帰るね」

「そうそう、前回貴方が興味を持った『唐組』が公演の準備をしているよ。見て行きなさい。今度は芝居観に来なさいよ。今週と来週の週末やっているから」こんな話です。

ちょと覗きます。

 

 

 

 

帰りの挨拶をしようとしたら居ません。奥のダンボールを取りに行ったのだと思います。声を掛けずに帰ります。

声掛けしたら、また仕事にならないもの。

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日本キリスト教団 山谷伝道所

2023年10月25日 | 散文

山谷のアーケードが無くなってから周辺の風景が変わりました。でも、ちょっと離れたここは今でも変わっていません。相変わらず季節感もありません。

 

私、絵的にこの風景が好きなんです。時々観に来ます。

 

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消滅した「大正通り商店会」

2023年10月25日 | 散文

急激に商店街が消滅しているように思います。大店法を凌いだけど、通販でとどめを刺されました。手元に2016年の写真が有ります。現場へ行ってみます。

<2016年の写真>

 

やって来ました。同じ場所です。先ず、右側に同じ駐車場が在りますが、その向こうのビルの1階は新しいテナントが入っています。さて、左側です。「大正通り商店会」のバナーと30km速度制限と駐車禁止の標識が有る街頭が消滅しました。代わりに路面に30km制限を記載しています。標識駐車禁止だけに建て変わっています。

 

じゃあ、街頭の跡は何処でしょうか?

 

周囲の景色からして、ここら辺ですが、綺麗に舗装し直されていて、全く痕跡が有りません。

 

ただ、住所表示板がしっかり残っています。

 

右側の特徴的な建物は健在です。

 

今も、介護老人保健施設です。

 

・・・もう1枚の写真の現場に行きます。

<2016年の写真>

 

2つ先の信号の場所でした。ここですね。右側の「大正通り」のバナーが付いた街頭が有りません。左側の「大正通り商店会」のバナー付き街頭も有りません。

 

左側の駐車場の看板が変わっていますが、引き続き駐車場は在ります。

 

住所表示板も健在です。

 

「朝日信用金庫」も健在です。

 

左側の「大正通り商店会」のバナーが付いた街頭跡を探しますが、綺麗に舗装し直されていて、全く痕跡も残っていません。

 

右側の街頭跡を探します。

 

ここですが、他の街頭と同様、全く分かりません。

 

その先の土色の壁の家と、「勝楽堂病院」の看板はそのままです。

 

・・・かつての商店街を振り返りますが、商店街には程遠い景色です。

 

ただ、「湯あそびひろば ニコニコ湯」の周辺だけ、商店街の名残がありました。ここもそうです。昔は商店街の中心部に、銭湯が在ったのですね。

周辺は内風呂の有りそうな民家が多いです。ニコニコ湯頑張れ!

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「喫茶カド」が解体を待つ風景

2023年10月24日 | 散文

向島の交差点です。スカイツリーを背景に、喫茶店「カド」が立っています。

 

多くの下町ウォッチャーや芸者衆に愛された店です。

 

崩壊を防ぐ厚めのフェンスや店周りの看板が無くなりました。解体寸前のようです。

 

いよいよ解体のようです。

 

 

これが私の見納めでしょうか?

 

昨日、こんな夕刊の記事がありました。廃業の記事です。その終盤の記述です。「店主宮地さんは、住み慣れた墨田区から約130Km離れた、茨城県日立市で次の準備を初めていました。 自宅兼店舗を購入し、新たな店を開くといいます。この日は、薬局だったという店舗に『カド』に飾っていた置物や古時計などを運び込んでいました。 新たな『カド』は来年夏ごろに、オープンの予定です。」

 

閉店した時の記事はこちら

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