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荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

井戸が有った家とまるヒとモジョモジョ

2025年06月11日 | 散文

見上げます。もう解体寸前の雰囲気です。

いつもの路地も、随分とスッキリしています。

ここに有った井戸が、影も形もありません。

水槽と花が咲いているのは、誰かが住んでいる証です。

ずっと前に切られた蔦が芽吹いています。その上の手すりに、切られた蔦が絡み付いたままです。ここには住んでないと思います。

振り返ります。再開発が活発な界隈です。

先を行きます。

路地の突き当りです。

突き当たりの路地を覗いたら、右にいつものまるヒです。

反対側も、いつものパン屋です。

営業中です。

路地の向こうにまるヒです。

この路地の風景は変わりません。時々見に来ます。

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初夏の「猫町」

2025年06月10日 | 散文

眩しい午後です。

いつものように、愛車を置きます。

石段を上がります。

今日も休館のギャラリー猫町です。

このレリーフが好きです。

猫が見つめます。

猫も好きなレリーフです。

 

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喫茶「乱歩」が店変わりしていた。

2025年06月09日 | 散文

三崎坂と切手通りの角に、喫茶「乱歩」が在りました。谷中散策人の間では有名店でした。コロナ禍で閉店して、ずっとその行く先が気になっていました。

建物はそのままで、経営者が変わったようです。

近づいて眺めます。隣にも「Biscuit」が在ります。

この店は以前から在りました。この看板も以前からのものです。それが両店の真ん中に置かれています。

どうやら、隣りの店の経営者が元喫茶乱歩を改修して経営しているようです。

乱歩の外観をそのまま残してくれたのがありがたいです。

谷中の著名な風景をこれからも眺めることができます。

閉店した5年前の乱歩はこちら

去年の乱歩はこちら

ずっと、復活を待っていました。

 

 

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真東に通じる砂町銀座

2025年06月08日 | 散文

砂町銀座は東西に長い商店街です。

眩しい商店街を行きます。

私の影が真下に落ちています。

まだ人出が少ない商店街を行きます。

冬には必ずTVに登場するおでん種屋です。

振り返ります。逆光の商店街です。

東へ行きます。

商店街の東端です。

いつも行列ができる焼き鳥屋です。

振り返ります。

梅雨が終わればもっと眩しくなります。

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「鳳明館別館」の在る風景

2025年06月07日 | 散文

鳳明館の玄関前に大きな屋敷風の建築物が在ります。

「鳳明館別館」です。

「鳳明館本館」です。

玄関に回ります。ここもカーテンが引かれています??インバウンドで何処の宿泊施設も満員だというのに?

別館と本館の姿です。

高校の修学旅行で本郷の旅館に泊まりました。非常に曖昧な記憶ですが、大きな旅館でした。この旅館だったように思っています。

本郷は古い街です。少しずつ、ゆっくり変わっています。

二つの鳳明館が無くなったら、高校生時代初めての東京にワクワクした思い出の地が、素っ気無いものになると思います。

追記:読者さんが教えてくれました。鳳明館は大規模工事で改装中との事。この別館も残るんですね!良かった。

 

 

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旅館「鳳明館」の在る風景

2025年06月06日 | 散文

菊坂から登っている坂の途中です。本郷台地の頂上に続いています。ずっと見上げている急坂です。自転車を降ります。

自転車を押し上げています。写真を撮ろうとすると、自転車がずり落ちそうです。

もうすぐ台地の頂上です。

振り返ります。気を抜くと自転車がヤバイです。

目的地です。

旅館「鳳明館」です。

本郷は旅館街でした。

玄関です。カーテンが閉まっています??

旅館に休日なんてあるんだろうか?

・・・だとしたら、閉館ですが、、、。

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「男はつらいよ 寅次郎紙風船」の撮影現場ー5

2025年06月05日 | 散文

結婚の話を切り出せないまま、マドンナを送ります。

<現在>

<現在>

なかなか映画と同じアングルが決まりません。よく見ると、手前の店を斜めに建て替えて、駅前広場を広く取っています。

こんな店です。

死んだ亭主の言うことは、安心して死ねるように話を合わせただけだと嘘を言います。いつもの、成就しそうになったら逃げてしまう寅次郎です。

<現在>

駅前の再開発で雰囲気がすっかり変わってしまいました。こうして残っている店の方が少ないです。

別れです。

<現在>

旅に出る決心をします。

<現在>

さくらに送られている像そのもののエンディングです。

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「男はつらいよ 寅次郎紙風船」の撮影現場ー4

2025年06月04日 | 散文

掃除する御前様です。

<現在>

結婚する気になった寅次郎は御前様に訊きに来ました。「死別した女性が再婚するのに必要な日数はあるか?」御前様は「結婚しないのが淑女だ」と言います。

<現在>

頭にきた寅次郎は、掃除した落葉を源ちゃんに浴びせて去ります。

<現在>

マドンナがやって来ました。

<現在>

とらやの前です。

<現在>

 

<現在>

とらやの前の「い志い」です。

 

<現在>

この話、まだまだ続きます。

 

はてなブログでは、角野栄子さんの「魔法の文学館」訪問記を掲載中です。荒川三歩

 

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「男はつらいよ 寅次郎紙風船」の撮影現場ー3

2025年06月03日 | 散文

そんな折、マドンナから手紙が来ます。大急ぎで寅次郎が訪ねて行きます。

<現在>

本郷です。景色の変化に驚きます。正面の信号は「菊坂下」です。

従って背後には、樋口一葉が通った「伊勢屋質店」が在ります。

本郷の坂を上がります。道路わきの住所表示が探索の参考になりました。

<現在>

ここです!

 

<現在>

マドンナは旅館の仲居をしています。

<現在>

もう旅館は在りません。本郷は旅館街でした。私も高校の修学旅行で本郷に泊まりました。

現在はマンションです。

なんか、旅館の玄関の雰囲気が残っていそうな感じです。

寅さん映画の常連、関敬六さんが好い演技です。

マドンナが出てきます。

<現在>

マドンナはテキヤの亭主から、「俺が死んだら寅の嫁になれ、あいつにもそう頼んでいる」と言われています。

<現在>

 

<現在>

 

とらやへの来訪を約束します。

 

<現在>

この場所の目印は「木戸」です。ここじゃないかと思います。色が変った坂道の曲がり具合が似ています。

この坂下へ行く路地に、木戸が有ったと思います。

この話、まだ続きます。

 

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「男はつらいよ 寅次郎紙風船」の撮影現場ー2

2025年06月02日 | 散文

さくらの家です。各地に撮影現場がありますが、初めてさくら達が1軒屋に住んだ江戸川の土手下です。

<現在>

映画の、さくらの家の住所を頼りに探しに来ました。スマホのナビがこの辺りを案内しました。

一番端の家です。近くには違いありませんが、分かりません。

農作業の人が居ました。彼に訊きます。

「寅さん映画の撮影現場を探しに来ました。さくらの家をご存じですか?」

以下、彼との会話でこの話を進めます。

「ウチの畑の先に4軒並びに家があったのよ。その内の1軒よ。あそこよ」と指指したのは、ナビが教えた畑でした。「4軒とも建て替わったのよ。30年くらい前に『北総鉄道』の高架ができて、セットバックして建て替えられたのよ。ウチの畑も削られたのよ」

質問します。「映画に出て来た鉄塔は何処へ行ったのですか?」「あれよ。残ってるよ」

「北総鉄道の場所に狭い路が在って、元道路わきに4軒並んでいたのよ。現在は新しい道ができているよ」

この辺りです。

鉄塔の場所を確認します。

なるほど、さくらの家の前の道は、鉄塔の左の高架くらいの場所ですね。

ここです。

さくらの家の探索を追えます。柴又に戻ります。

寅次郎が旅先で知り合った家出娘をとらやで住まわせていました。マグロ船に乗っていた兄が帰国して迎えに来ました。すったもんだで、焼津に帰りました。

とらやの皆は一息つきます。

<現在>

平屋根がいつ丸屋根に変ったのか、映画で注目しています。

 

<現在>

この話、続きます。

 

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「男はつらいよ 寅次郎紙風船」の撮影現場ー1

2025年06月01日 | 散文

「寅さんシリーズ」第28作、マドンナは音無美紀子さんです。

<現在>

 

<現在>

 

<現在>

 

<現在>

 

<現在>

 

<現在>

 

<現在>

 

<現在>

この話、始まります。

 

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「羽二重だんご」の在る風景

2025年05月31日 | 散文

暖簾が夏風に靡きます。毎年梅雨明けした頃白色の暖簾に変わります。

店の角です。

緑の中に正岡子規の句碑が有ります。彼も夏目漱石も森鷗外も、ここの団子が好物でした。「芋坂も団子も月のゆかりかな」

右はいも坂です。

上野のお山から、この道を幕府軍が落ちて来て、武具甲冑を羽二重だんごの敷地に投げ捨てて、

王子街道を逃げて行きました。

6月16日は和菓子の日、らしいです。

白い暖簾に変わったらかき氷が始まります。

根岸の散策の途中です。

 

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「えどがわ百景」の村井染工場

2025年05月31日 | 散文

千場が艶やかです。

浴衣地か手拭い地の乾燥中です。

薫風に靡きます。

隣りは親水公園です。真っ赤な花が満開です。

ブラシノキです。

初夏の風景です。いつまでも残って欲しい景色です。

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薔薇と都電/三ノ輪橋停留場

2025年05月30日 | 散文

ちょうど電車が停まっていました。

華やかなラッピングです。

花咲く停留場です。

出発します。

見送ります。

薔薇が残ります。もう、次の乗客が居ます。

電車が到着します。

やがて薔薇の中へ出て行きます。

薔薇が残ります。

夏日の5月です。

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都電と薔薇/町屋駅前

2025年05月29日 | 散文

都電と京成本線が交差する場所です。薔薇が満開です。

見上げる中空に京成ライナーが鉄橋を渡ります。

高架を潜って都電が来ました。

停留場です。

音で振り返ると、京成電車が行きます。

都電は三ノ輪橋行きです。

出発します。

鉄橋を潜ります。

薔薇の線路です。

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