荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

池之端の駄菓子屋

2014年09月28日 | 散文
街中に金木犀の香りが漂っている。
秋の気配にはあの店が似合う。
池之端の駄菓子屋さんを思い出した。

夏前に行ったとき休んでいたので気にはなっていた。


先ずは駄菓子屋の近くにあるお気に入りの井戸を確認しに行く。
相変わらずの佇まいである。

この路地を抜けた所にも井戸がある。


井戸は健在であるが、家が無くなっている。
工事の様子から、2軒の家が建つようだ。
家が無くなった事で、井戸の向こうは墓地である事に気付く。

ちょっと寄ってみる。


初めて訪れたが、けっこう広い墓地だ。
日差しの中で柿の実が色づいている。

秋の気配が広がっている。


ここにも現役の井戸があった。

池之端は水の豊かな土地である事を改めて認識する。


さて、お気に入りの家を眺めながら、駄菓子屋へ向かう。



・・・閉まっている。
前回訪れた時と変わっていない。
植木鉢は緑を保っているので、水を欠かしていないようだ。
廃業したのだろうか?

・・・ひっそりと街が変わって行く。

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土手の伊勢屋

2014年09月27日 | 散文
日本堤1丁目、吉原大門の「見返り柳」の斜め向かいに天麩羅の伊勢屋がある。
最寄りの三ノ輪駅から1km弱の立地である。

つまり、何かのついでに訪れる店ではなく、ここで天麩羅を食べようと決心して来る店である。


行列を目にしても上記の立地の上に、隣の桜鍋屋以外めぼしい店が無いので並ぶことになる。

みんな並ぶことを覚悟して来る。
並ぶのは当たり前なのである。


今日も大人気、大行列である。

私同様、日本一おいしい天丼屋だと思っている人が大勢いるんだねえ。


行列は店の横から更に伸びて、最後尾は店の裏側である。
今日は1時間待ちかな。
覚悟して並ぶ。

若い頃は並ぶのが嫌いだったが、最近はそうでもない。
むしろ、我慢しないと良い事には出会えないとの人生観を持つに至った。


文庫本でも持って来れば良かったが、無いものはしかたないので周りの景色でも見て気を紛らわせる。

店の裏通りの正面にスカイツリーが見える。


行列が進んで店の横手に出ると、正面の空に真一文字に虹が架かっている。

行列している人も気が付いて、雰囲気が和む。
見える?


行列が進むと、ガラス戸の海老を鑑賞できる。

なかなか好い職人仕事でしょう?


出てくる客を数えながら順番を待つ。

・・・あと1組で順番が来る!


やっと店内に入った。
予想より15分位オーバーかな。

先ずはビールをください。
それと、日本一の天丼を・・・。


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かかし祭り

2014年09月25日 | 散文
9月になると、深川資料館通りが「かかし」に占拠される。
このイベントは、もう17年もやっているらしい。
園児から大人まで多くの人や団体が参加しており、年々レベルが上がって見事な作品が多い。
ただ、人通りが少ない。
集客効果はあまり無いみたい。
タイミングによると、道路にはかかししか居なくてゴーストタウン的景観になる。
では、作品の幾つかを紹介する(沢山ありますよ!)。
楽しんで頂ければ幸いです。

三ツ目通りと資料館通りの交差点で「フナッシー」が迎えてくれる。
彼は人気者で、もう一体あった。



可愛らしい女性3人のかかし。

親子だろうか?姉妹だろうか?



努力賞を貰った「「マー君」のかかし。

いわゆる「田中のかかし」である。



アニメか何かの有名なキャラクターだろうか?

単に、牛の家族か?



これは私でも知っている。

グリとグラと、誰か。



ムーミンと何?
トナカイに乗っているのは妖精か?

家に小さい子が居なくなると、その手の話に疎くなる。



足つぼマッサージ屋さん?

看板のかかし?



ユニーク賞を貰った「かもめ保育園」のかかし。
園児というより、先生の作品だね。
表情が好いです。



金賞だか大賞だかを貰ったテリー伊藤かかし。
実に好い作品だと思う。
審査員の目も確かである。

誰が審査員をしているのだろう?



ホントの田圃の中にある本物の案山子らしいかかし。

・・・人通りが無いでしょう?



今はやりの「アナ雪」のかかし。

やっぱり世相を反映する。
もう1組あった。



たじま先生だそう。

優しそうな先生ですね。



銀賞を貰った本物っぽいかかし。

表情が好い。



これは恵比寿様かな。

鯛をもっているから。




相撲取り?

布袋様か?



弁天様だと思う。

この辺りの数点は同じ人の作品だと思う。
作品の雰囲気が良く似ている。



何かのキャラクターか?

ああ、毘沙門天か!
この辺でやっと気が付く。
七福神のかかしだ!




福禄寿ですね?





寿老人ですよね?




大黒様かな?




花子らしい・・・。




よく行く蕎麦屋の作品。レベルが高い。
特別優秀賞だって!

さすが、大正6年創業。



銅賞のまっちゃんかかし。

雰囲気ある。



これ、好きだね。




これは知っている!

ワンピースの誰か?だ。



これも知っている。

スナフキンだ。



良くできている。カッコイイ。

で、バロンJINって誰?



この人はかかしではない。
つくだ煮屋の主人である。
笑福亭鶴瓶に似た顔で、いつもちょんまげのカツラで店頭に立つ。
近隣の観光案内や美味しい店を教えてくれる有名人だ。
もう10数年来の顔見知りで、いつも立ち話をする仲である。
今年の作品は、招き猫らしい。

この祭りは今日(9/15)迄である。
作品のレベルが高くて楽しいでしょう?
嬉しい事に、町内会の期待に反して訪問客が少ないので、ゆっくり見る事ができる。
来年は訪ねてみてください。








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扇橋閘門(おおぎばしこうもん)へ行く

2014年09月24日 | 散文
扇橋閘門は、江東区三角地帯を東西に流れる小名木川のほぼ中央に位置している。
水位が異なる河川を通行可能にした「ミニパナマ運河」と言える施設で、2つの水門(前扉及び後扉)に挟まれた閘室(こうしつ)と呼ばれる水路の水位を人工的に変動させることにより、船の運航を可能にする。

この扇橋閘門は、昭和47(1972)年1月の着工から、約5年の歳月と約30億円の事業費をもって昭和52(1977)年に完成しました。
<扇橋閘門パンフレットより>


中川船番所資料館前でスカイダックが上陸するのを待って、小名木川へ向かって出発する。

今日は少し風があっていつもより波が出ている。


横十軒川との合流点にクローバー橋が架かっている。

ママチャリでよく走る橋であるが、下から見るのは初めて。


後扉(荒川側)を開けてくれている閘門に入るとすぐに扉が閉まって、けっこう早い速度で水位が上がる。

隅田川は荒川より2メートルほど高い位置にあるので、この中で水位を調整(隅田川に合わせる)してくれる。


今日は、江東区による閘門管理室解放説明会の日である。
見学者が我々の艇が上昇するのを見下ろしている。
手を振る人も居る。

手を振って応える。


ぐんぐん水位が上がって、こんなに高くなった。



隅田川と同じ水位になったので、前扉(隅田川側)が開く。
ゲートの下を潜る時、引き上げられた扉からシャワーのように水が降ってくる。

ちなみに、この水はしょっぱい。


前扉を抜けた所で上陸する。



閘門管理室を見学する。



再びカヌーに乗り、大横川まで行ってスカイツリーを望む。

隅田川までは行かない。
小名木川とは全然違って波が荒く、初心者には危険だそうな。


引き返して閘門前まで帰ってきた。



閘門内の水位がこちらと同じになるのを待つ。

たまたまこの時は閘門内に船が入っているので、ひとかたまりになって船が出て来るのを待つ(航路を空ける)。


観光船「がれおん」が出て来た。

お互いに手を振り合う。


閘門内にひしめき合って、水位が下がるのを待つ。



水位が下がった後扉の向こうに向かって出発!

江東区東部が海抜ゼロメートル地帯である事を実感できる。


閘門を出た所に東京製粉の工場があった。

この工場は今でも船で資材を搬入出しているそうだ。
その度に扇橋閘門のお世話になっている。

こうやって見上げるのも面白い。

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スカイダックに乗る

2014年09月24日 | 散文
庭に紫白の紫式部が咲いている。

日中はまだまだ暑いけど、季節は確実に巡っている。


中川船番所資料館前で水陸両用車「スカイダック」が水上を走り回るのを随分見て来た。

・・・やっぱり一度乗って見ようよ、と言う事になる。


で、いきなり水中へのダイブから。
思っていたより迫力が無い。
外から見るより飛沫が高く上がらない。

もっとも、写メだからシャッタータイミングが合っているかどうか疑問ではある。


バスガイドさん(やっぱりそう呼ぶと思う)が説明をしながらバスは走る。水上を。

走る範囲はガイドさんの後の橋の辺りから、


後ろの向こうに見える橋辺り。

結構広いとも言えるし、狭いとも言えるし、中途半端とも言える。


カヌーとは目線の高さが違う。

初めての視点で小名木川を望む。
新鮮!


大島小松川公園(風の広場)は荒川と旧中川に挟まれた島状の土地の一部である。
ここ小松川だけが、荒川以東に張り出した江戸川区である。
ずっと不思議に思っていたが、おそらく旧中川を区境いに決めたのであろう。

ガイドさんの説明で初めて知ったのだが、ここに小松川閘門跡がある。
バスから見上げた丘の上に見える。
今は、すぐ南側の荒川ロックゲートが使われて船が出入りしているのであるが、昔は小名木川が中川を真っ直ぐに横切った所に閘門が設置されていたのだろう。



ガイドさんの説明では、小名木川は、造った小名木川四郎兵衛の名から付けられたとか、ウナギが多く居てウナギ川と呼ばれていたのが訛ってオナギ川になった、とか。
また、この辺りで作っていた菜っ葉なので小松菜になったとか・・・。
随分勉強になって、資料館前の桟橋を上がる。

・・・最近、「閘門」づいている。
この間まで意味も分からなかった文字なのに。


お墓参りに行ったら紅白の彼岸花が咲いていた。

すっかり秋である。


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秋場所前日の風景

2014年09月13日 | 散文



明日から大相撲秋場所が始まる。
雰囲気を感じたくて、ママチャリ号を引っ張り出す。
先ずは相撲部屋の様子を探る。

ここ北の湖部屋に変わった様子はない。
いつもと同じように稽古の後のマワシを干している。
今頃は昼寝の時間だろう。
白いマワシは関取のものである。
この部屋には北大樹しか居ないと思う。



全然変わらないのはここ田子ノ浦部屋である。
未だ看板が無い。もう1年近くになる。
稀勢の里が近くに来て応援しているのに・・・。

部屋から泥だらけになった力士が「ハアハア」言いながら出て来て、ホースで水道水を掛けて貰って体を洗い出した。
後からマネージャーらしき人が出て来たので訊いてみた。
以下彼の話。
「看板は掛けません。ここは三保ヶ関部屋からの借り物なので、やがて引っ越します。新小岩で新築中の部屋が完成したら、そちらに看板を掛けます。」とのこと。
秋場所が終わったら居なくなりそう。



大嶽部屋に動きがあった。というか、ありそう。

何があったのかカメラマンが部屋の前でカメラを構えていた。
暫く見ていたけど何も変化が無いので、国技館へ行ってみる。



国技館前では若い相撲取りがおばちゃんのサインの要請に笑顔で応えていた。
大相撲の前日らしい光景である。

その後おじさんの要請にも応えていた。
また、おばさんが。
今度は若い女性二人組が・・・。
人気者だ!
イケメンだが誰だろう?
まだ髷が結えていない。




国技館から太鼓が出て来た。

触れ太鼓に向かっているのだろうか?
大相撲の前日らしい光景である。



秋の空が気持ちいいので周辺を走ってみる。

安田庭園の脇でドラマの撮影に出会って、有名俳優を見た。



今日と明日は牛島神社の祭りである。

いか焼きの屋台の向こうにスカイツリーを望む。




神楽坂も祭りである。



九段界隈も祭りである。
この季節は豊穣祭、収穫祭であろう。
それにしても今日はよく祭りに出くわす。



深川の商店街では恒例の「かかし祭り」をやっていた。

これはテリー伊藤人形である。
雰囲気があって大変良くできている。
それにしても人けが無い。
かかしだけが立っていて、ちょっとゴーストタウンっぽいぞ。



神田須田町では、火災があった藪蕎麦の改築工事が進んでいた。
このとおり、もう間もなく完成の様である。

営業再開を待っている人が多いと思う。
こんな店になるんだねえ。
私には前の店のイメージが強かったので、慣れるまでに時間が掛かりそう。



庭ではどんぐりの実が大きくなっていた。
すっかり秋の風情である。

今日は随分走り回った一日でした。
ママチャリ号ご苦労!







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浅草サンバカーニバル2014-2

2014年09月06日 | 散文
前回の投稿から結局1週間経ってしまいました。
ニュースとしての鮮度は落ちていますが、前回ご案内した事ですし、浅草サンバカーニバルの続きをお伝えします。

では、パレードの続きから。
今回も余分な説明を省きます。
お祭りの楽しさが伝われば幸いです。












































この辺でパレードの華、ダンサーを・・・。
余計な説明抜きで。

















































以上ですが、お祭りの楽しさが伝わりましたか?




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