荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

古河邸へ行く

2014年10月25日 | 散文
薔薇は2度咲く。
映画のタイトルみたいなので正確に書くと、薔薇は1年で春と秋に2度咲く。
薔薇の名所と言えば古河邸の他に知らない。
秋風に誘われて行ってみた。

さて、この写真は春の花か秋の花か分かりますか?


分からないですよねえ。
専門家なら分かるのかなあ?
私は春と秋の花の違いが分かりません。
従って薔薇の花以外の状況で判断するしかない。

これは名残りのサルビア(黄色い花の名前はしらない)が咲いているので秋(つまり、今日)。


つつじが僅かに散り残っているので、これは春。

と言うより初夏に近い。


木(名前を知らない)に赤い花が咲いているので初夏。



赤い花が咲いていないので秋。



つまらない春秋の比較は置いといて、
屋敷と薔薇の写真を紹介します。



天気が良い事もあって人出が多い。

薔薇より人の方が多い気もする。


では、少し薔薇の花を。

本来なら花の名前を紹介するのでしょうが、・・・知りません。














芝生の上で、弦楽四重奏をやっていた。
ついつい先々週の谷中祭りと比較してしまった。

子供は走り回っていない。
ちゃんとクラシックナンバーもやってくれる。
いつまでも弦楽四重奏に拘る私です。
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南青山から偶然竹下通りへ

2014年10月18日 | 散文
時々南青山へ行く。
六本木の国立新美術館へ行った後、青山霊園を抜けて、蕎麦を食べるのがその目的である。

今日もチューリヒ美術館展(同じ美術館で開催されているオルセー美術館展のほうが私の好みだった)を観て、ママチャリでやって来た。


オヤジには不似合いかも知れないが、南青山はおしゃれな街である。
特にお気に入りはこの花屋さん。

好いでしょう?


花屋から蕎麦屋に行く両側に雰囲気のある店が多くあって、この道を走るのを楽しみにしている。

このレストランも好いでしょう?


ここは洋菓子店。

もうクリスマスケーキの予約受付をしていた。


おしゃれなブティック。

オヤジには関係ないけど・・・。


当然メンズもある。

こんな店が道の両側にある。


蕎麦を食べて表参道のいつもと違う角を曲がったら、東郷神社に出会った。
当然寄り道する。
本殿に向かう途中に「狛犬」があった。

何と随分斬新なデザインの狛犬であることか。
ちょっとビックリで、私にはかなりの違和感。


本殿にお参りしたらトイレに行きたくなった。

案内板に従って保育園の先へ行く。


トイレの先に、随分にぎやかで若者が多い通りがある。
ここって、ひょっとしてあの竹下通り?

偶然って面白い。
まさか自分が竹下通りを歩こうとは!?
せっかくだからと一往復してしまった。
・・・もう来ることは無いだろうねえ。
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横浜ランドマークタワーに上る

2014年10月13日 | 散文
時々、思いついて横浜へ行く。
一人でフラフラと行く事が多い(さすがにママチャリでは行かない)。
帰りがけに高速道路走る時、いつも「今度行こう」と思いながら、右手にランドマークタワーを眺めている。
そこで、横浜行きの目的地としてランドマークタワーを設定して出掛けた。
展望階は69階だけあってさすがに眺めが好い。

エレベーターのチケットに割引券が付いている「スカイカフェ」で飲み物を買って、外向きのテーブルに座る。


でもこちら側は、今日は遠くが霞んでいる事もあって、目ぼしい景色が無い。

富士山も見えないし・・・。


やっぱり眺めるなら海側だよね。


三日月形のホテルと、遊園地と、赤レンガ倉庫の向こうに豪華客船が停泊しており、更に向こうにはベイブリッジが見える。
さすが横浜!好い!



真下を覗くと日本丸が見える。

この角度から見た事が無いので新鮮!


ランチを食べようよ、と5階のレストランに行く。
日本丸を見ながら・・・。

天気もマズマズ、気持ちが良い。


このレストランのメニュー「ベジタブルプレート」が気に入ってしまった。
色々な野菜を色々な方法(煮る、焼く、蒸す、炒める、茹でる、揚げる、生で等々)で料理したものを、雑穀米と共に・・・。
肉類は入っていない。
野菜オンリーだけど、すごく美味しい!
景色と合わせて、満足感で一杯。

でも帰りは帰りで、いつもと逆で、ここから直帰してしまった。
山下公園とか中華街とか歩けば良かったと、高速道路で思いながら・・・。
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谷中祭り2014

2014年10月11日 | 散文
谷中祭りである。

そもそもの始まりは、ここ大円寺の「菊まつり」から谷中の町内会に広まったものだと思う。多分。


その菊まつりは実に素朴なもので、業者の屋台など無い。

婦人会や青年団たちが模擬店を出している。


そうそう、菊も売っている。菊まつりだから。

この季節に菊を売る。
ちょっと早いんじゃないかと思うのだが(まだ暑いよ)、毎年この時期にやる。


当然、素朴な菊人形がある。
門前の説明版には「笠森おせん」と書いていたが・・・。

右に居るのは鈴木春信か?
境内に二人の碑がある。


さて、毎年谷中祭りでの東京芸大生の弦楽四重奏を楽しみにしている。
彼女たちは卒後すると即プロになる。
当然である。そういう学校である。

(余談)
友人に言わせると、卒業の名のもとに毎年沢山の無職者を送り出しているそうである。
芸術には「定年」が無い。
厳しい世界である。。。
ちなみに、私の義理の姪もここの卒業生である。

それはさておき、今日は生で演奏が聴ける貴重な日である。
しかもタダで!

なんと今年の彼女たちは、15回目の祭りで初めて(だと思う)浴衣を着ている。
祭りらしくて良いとは思うが、ちょっと大衆に寄って行っていない?


楽しみにしている私と違って、聞き入る人が少ない。
ちょっと気の毒な舞台ではある。
特に子供には受けない。

不思議そうに見ている女の子が居る。


ステージに上がろうとする男の子が現れる。

母親が止めた。


裸で走り回りだした。
毎年同様の光景が展開されている。
そんな事もあってか、芸大生の演目が段々大衆向けになっている。
とうとう今年はクラシックをやらない。
はやりだから「アナ雪」のテーマは良いけど、「ソーラン節」や「青い山脈」は、大衆迎合過ぎない?

演奏後彼女たちが一団で次の舞台へ移動する姿を見つけた。
オヤジの厚かましさで「演奏良かったよー」と声を掛けながらママチャリで追い越したけど、[クラシックもやってよ」と付け加えれば良かったかなあ。
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神田藪そばの復活

2014年10月05日 | 散文
去年2月のある日の夜、「神田藪そば」が火災を起こしたとのTVニュースを見て驚いた。
従業員施設の漏電が原因だそうである。

暫く経って神田須田町へ行ってみた。
立ち入り禁止の黄色いテープが張られているが、外から見る限り店は大丈夫のようである。


3か月くらい経った頃訪れてみた。
店が無くなっている!
・・・・奥にある隣のビルの壁が煤けている。

あの風情ある店の外観を残せなかったのか?
そんなに被害が酷そうに見えなかったのに・・・。
残念である。


火災後半年くらい経った頃、駐車場になってしまった。

えっ!「藪そば」はどうなるの?
廃業するの?
よく見れば「新店舗建設予定地」とは書かれているが。


そして、すっかり更地になってしまった。

この後どうするのだろう?


年末、建設機材が入って何かしているようである。

何かを建てるみたいだ。
マンションか?


火災後1年経った頃、建物の建設が始まった。
しっかりした鉄骨作りである。

工事の案内板には藪そばを建設する旨を書いてある。
やっと安心した。


建物の一部が表れた。

和風建築である。


店の屋根が表れた。

やっぱり蕎麦屋は瓦屋根でないとね。


今年の猛暑の中、着々と建設が進む。

ん!?
前の建物と全然違うみたいだ。


そして店の外観が表れた。
おぅ!

割烹料理店のようにも見える。


すっかり外観ができ上がって、植栽工事が始まった。

サラリーマンが覗いて通る。
営業再開を楽しみにしている様子だ。


あれ!?
完成しかけていたのに工事が大掛りになった?

よく見ると、店の工事ではなく前面道路の工事だった。


看板に「やぶそば」の文字が見える。

前の看板と同じデザインで、同じ位置にある。


そして昨日の夕方訪れたら店に灯りが入っていた。
電気工事の最終点検か?
雰囲気好いではないか!

もうすぐ神田藪そば1年8か月振りの復活である。
店のHPによると10月20日開店だそう。
年末には恒例の「年越しそば」のニュースに登場するのだろう。
楽しみである反面、古い人間は変化に馴染むのに時間が掛かるし、古いものへの愛着を簡単に捨てられない。



往時の姿を偲ぶ。



この店を知るきっかけになった杉山八郎先生の画集ページをめくりながら・・・。



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東京六大学野球を見に行く

2014年10月04日 | 散文
東京六大学野球を時々見に行く。
そもそものきっかけは、11年前のドラフトの目玉であったW大のT谷選手が我がTガースに入団してくれる(自由獲得枠でOKした)と聞いて見に行ったのである。
もっとも、あれからも春と秋のシーズン夫々1~2回見に行くだけであるが・・・。
従って、面白い試合を選んで行く事にしている。
つまり、弱いT大の試合が無い日を選んで行く。
ところが、先週と再来週の都合が付かず、今日T大の試合を見に行く事になった。

そして、行って良かったと思う事が二つあった。


その1。
エラー絡みで11点取られた弱いT大が、大差を付けられながらも、8回・9回に粘りを見せて合計5点取った。
合計13安打も放った。

その粘りもさることながら、ショートとレフトの守備が代表する彼らの姿が心に残った。
彼らは他の大学の選手と比べて野球が上手くない。
彼らは野球をする為に大学に入った訳じゃないから当然である。
その守備で彼らは強烈な打球を後に逸らさないように胸に当てて前に落とした。
負けているT大生が、それでも体を張る姿に感動してしまった。


その2。
W大の応援団のリーダーが女性だった。
学ランを着て、髪をショートカットにして、応援団の前に立っていた。
7回の攻撃前に校歌を歌う。
シンと静まりかえった球場に、応援団をリードする彼女の声が凛と響いた。

彼女は卒業したら何をするのだろう。
もし機会があったら、例えば政治家とかを志したりしたら、応援したいと思ってしまった。
真剣な生き様に接すると、凡人は応援するしかない。
彼らに幸あれ。
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