荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

五月場所千秋楽の日

2014年05月31日 | 散文

大相撲が好きである。
幸い両国の近くに住んでいるので相撲に触れる機会が多い。
5月場所千秋楽の、JR両国駅から国技館に向かう道路の光景である。

いつもは国技館入口前に陣取って、有力力士が車から降りて人混みの中声援を受けながら取組みに臨む姿を見るのだが、今日はもう割り込むスペースが無い。




普段、初日や千秋楽以外の日であれば、こんな風景を見る事ができる。




こんな光景にも曹禺する。
当然「豊ノ島頑張れ!!」と声を掛ける。
彼は贔屓の力士の一人である。
体格のハンデがあって大関にはなれないと思うが、取りっぷりが好き。




千秋楽になって、突然稀勢の里に優勝の目がでてきて、俄然盛り上がって来た。
彼は待望久しい日本人横綱候補一番手であったが、何度かチャンスを逃した結果、相撲ファンの期待は新進の遠藤へ移りつつある。
遠藤に関しては、日本人横綱を待望している一人であり、彼の大いなる可能性を強く感じているのでついつい期待をしてしまうが、それこそ「10年早い」と思っている。

そして稀勢の里にプレッシャーが無くなった今日、案外サクッと彼が優勝するかもと少しだけ期待している。




人混みに入って行けないので、家でTVを見る事にする。

帰り道の交差点の向こうに超LLL級専門店「ライオン堂」がある。




店頭にあるサンプルはさすがに大きいが、うまく写真で伝える事ができていないと思う。
何か適切な比較対象物があればいいなと思うが、相撲取りからすれば、それは余計な事だろう。




帰り道の前方に相撲取り達が居た。
ここら辺りなら伊勢ケ濱部屋しかない。




おそらく彼らは幕下以下であろう。
自分たちの取組みが既に終わって、打ち上げまで数時間ある時間帯であろう。
きっと、息抜きしている僅かな時間だと思う。
一方で、今は幕内力士が相撲を取っている時間である。

打ち上げになったら、彼らは後援会の人達の接待が待っている。
あれは結構大変な仕事である。
彼らにしてみれば、後援会の人から貰うご祝儀が楽しみであり、また憂鬱な時間だと思う。
宴会芸を披露しなければならないし・・・。




さて、その伊勢ケ濱部屋であるが、部屋頭の日馬富士が早々に優勝争いから脱落してしまった。


・・・、今場所後横綱白鵬がマスコミの取材を拒否し沈黙を続けている。
何があったのだろう?
心配している。










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今日の根津神社

2014年05月24日 | 散文




根津へ行った時は殆ど根津神社に立ち寄る。
威風堂々きらびやかな門である。
今日は参拝客が少ない。



人が少ないのをこれ幸いと、初めて真正面から撮ってみた。



調子に乗って、門から神殿を撮ってみた。
この絵が参拝時にみる景色である。
でも、門をくぐらない。



神楽殿脇から通って振り返ってみた。
初夏の光が眩しい。




神楽殿越しに再度振り返る。
子供連れの人が参拝しているのだろう。
もうちょっと隅にベビーカーや三輪車を停めてくれればいい絵になるのに。



この門の奥に神殿があるが、めったに参拝はしない。
従って今日も参拝しない。



左に迂回する。
木陰に水飲み場がある。
これって、森鴎外が日露戦争から帰朝した記念に寄付したものである事を知っていましたか?
裏側に彼ともう一人の名前が刻まれているので、一度確認してみてください。



ここがお気に入りの場所である。
清々しい雰囲気がある。
もっと日差しが強くなると、乙女稲荷がもっと輝いて、木々の影がもっと濃くなって、もっといい景色になる。
夏の盛りの昼下がりが楽しみ。
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三社祭

2014年05月17日 | 散文

今年も三社祭がやって来た。
東京人が待っていた祭りである。

郵便受けがかっこいい!



三社様の境内には本社神輿3基が鎮座している。
出番は明日、日曜日である。



5月の光の中の祭りだ。
曙湯にも祭りの提灯が出て、町内神輿を担ぎに行く人たちが居て、町内に祭りの雰囲気を醸し出す。



各町内では神輿が出発を待っている。



渡御に向かう時間である。



さあ、三社様へ出発だ。



我が町内神輿を高く掲げて、気合を入れて出発だ。
町内の皆の手拍子に送られて。



浅草寺の脇を通って待機場へ向かう。


見物人たちの注目と手拍子の中浅草寺裏に到着した。



先着の神輿達が鎮座している。



決められた場所に神輿を据えて渡御の順番を待つ。



出番までの待ち時間。
祭りの楽しさと高揚感。



三社様でお祓いを受けた後それぞれの町内に帰って行く。
浅草寺前は大変な賑わいである。



浅草寺の中から仲見世方面を見る。
大変な人出だ!
皆がこの祭りを待っていた事がよく理解できる。



各町内での賑わいは大変なもの。



祭だ!祭だ!



祭だ!祭だ!



誇り高く我が神輿を差し上げる。
「やあ!やあ!やあ!やあ!」



町内に帰ったら一休み。



午後の練り歩きに備えて一休み。
私は参加46町会をできるだけ回る。
明日は本社神輿の登場である。
当然、明日も来る。

そして、東京に夏が来る。
三社が終われば夏が来る。
疫病退散!!




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東京バイク

2014年05月10日 | 散文

谷中の三崎坂に古い酒屋があった。
風情が気に入っていたので、古い商店が廃業していくのを多く見て来た経験から、頑張って欲しいと思っていた。

1年程前、突然自転車屋に変わった。
店名は「東京バイク」である。
初めて見た時には違和感があったが、慣れて来ると満更でもなくなって来る。




玄関上の杉玉が目立つが、良くみると玄関横のガラス窓の「酒」の文字もそのまま残している。
店内の造作の多くもそのまま生かした店作りをしている。
歴史を経た建物と自転車屋と言うよりバイク屋と言う方が似合う商いがこの街に馴染んで来た。

このバイク屋は三崎坂の八合目くらいの所にある。
坂の途中ではバイクを売るのにハンデだと思うが、結構人気店になっていて、お客さんが多い。




ある時、ANAの機内誌で店が紹介されているのを見つけた。
その直後、家内の電動自転車が壊れた。
やっぱりこれは縁だろうと、早速、三崎坂に家内を連れて行く。
カラフルなシャーシモデルが置いてあり、BGMにボブ・ディランが流れている。
この環境に購買意欲が湧いてしまう。




躊躇する家内に対して、断然私の購買意欲が勝ってしまい、殆んど私の好みの仕様で押し切って購入した。
勿論、ベルや鍵などの付属品も私の好みで・・・。





この店の製作コンセプトは、ロードランナーを提供するのではなく「東京を走るバイク」である。
従って、それ程高くない(電動自転車より安い)。
主婦には買い物駕籠が欠かせないとの事でこうなった。
私もママチャリの範囲で遊ぼうと思っている。
普段着で自転車に乗り続けようと・・・。

・・・で、この度神楽坂に置いてみた。
ちょっと遠慮勝ちに。
7段変速で、タイヤが細いので、走り出しが楽らしい。
当然上り坂も。

我が愛車は1年半前に買い替えたばかりでスペック的には何ら問題が無い。
・・・家内が羨ましい。

<追伸>
日曜日の谷中と根津で3台の東京バイクを見た。
流行っている!


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今日の水元公園は印象派好み?

2014年05月03日 | 散文

東京と埼玉の都県境に広がる水元公園はその名のとおり水辺に展開する公園である。



光と風に包まれて新緑鮮やかな今日の風景は印象派が好みそうな景色だと思う。



印象派の絵が好きで展覧会によく行く。
心が落ち着く絵が多くある。



印象派の画家が今日の水元公園を見たら大喜びすると思う。



風が見える。
絵を描いてみようかと思ってしまう。



新緑の公園で仲間とピクニックしている絵が印象派にもありますよね。



どなたかこの風景を絵にしてみませんか?

コメント (2)
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