荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

寒い日の「サンモール大塚商店街」

2024年02月29日 | 散文

観測史上、2月の東京で、最も風が強い日でした。そのうえ寒い日の昼食時です。

魚屋に客は居ません。

「千成もなか」の店先に、一人だけ外套を着ていないサラリーマン風の人が居ます。他の客がしっかり厚着している中で、悪目立ちします。

戻り寒波に油断して、軽い気持ちでちょっと買いに出て来たのだろうか? 得意先にお詫びに行くので、慌てて手土産を買いに来たのだろうか?

人々の生活の一瞬が見えます。

今日も都電は行きます。

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大相撲/北青鵬事件

2024年02月29日 | 散文

宮城野部屋の北青鵬が引退し、宮城野親方(元横綱白鵬)が降格処分になりました。これだけでは終わらず、日本相撲協会は宮城野親方を更迭し、伊勢ヶ濱一門の親方に宮城野部屋の運営を代行させるそうです。

・・・で、伊勢ヶ濱部屋に行ってみました。特に変わった様子はありません。ずいぶん盆栽が立派になって、数も増えて、玄関先に風格が出てきました。伊勢ヶ濱親方が手入れしているのだろうか?

続いてやって来たのは、問題を起こした宮城野部屋です。連日のTVニュースで見たとおりの風景です(今日は都内のゴミ出しの日みたいです)。

この場所で宮城野親方と北青鵬がお詫び会見をしているニュースを見ました。・・それより何より、新年早々のTV番組「はじめてのおつかい」で、部屋付きの間垣親方の子供が登場しました。健気なお使いで、涙を流しながら観ていました。それに、お使いの子供を心配する部屋の力士が見守っている姿が微笑ましかったです。

 

https://blog.goo.ne.jp/arakawa3po/e/bfac4f873448137579d018112c8b692f

 

あんなに仲良さそうに見えた宮城野部屋で暴力事件があったのですね。あの出演していた力士たちの中に、北青鵬も居たのだろうか?

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風が強い日の荒川船溜り

2024年02月28日 | 散文

都内で風速26mの猛烈な北風が吹いた日です。荒川に出てみました。

船が波で揺れています。

中空に走る首都高速中央環状線を走る車は少ないです。この風ではねえ。

自転車が倒れています。ここに来るまでに各所で自転車が将棋倒しになっていました。起こしてもすぐに倒れます。

風は冷たいけど、春は近いよね。

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やっと会えた上川口屋のお婆ちゃん

2024年02月28日 | 散文

居ました!駄菓子屋が開いていて、お婆ちゃんが立っています!今年7回目の訪問で、やっと会えました。

「どうしたんですか?心配しましたよ。ラムネとこれとあれを下さい」「はい266円です。病院通いしてたのよ。この年になるとあちこち悪くなるわよ」「そうそう、TV番組観ましたよ」「西川きよしさんね。あの人瞬きばかりするのよ」

ゆっくり話を聞こうとしたら、お客さんです。

次々にお客が来ます。商売繁盛です。

お婆ちゃんに手を降って駄菓子屋を後にしました。元気そうで、安心して帰ります。

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休日の「あらかわ遊園」

2024年02月27日 | 散文

前回、人が居なくて寂しい「あらかわ遊園」を紹介しました。今日は休日「のあらかわ遊園」です。天気が良い休日です。

子供連れで一杯です。

東京ディズニーランドにデビューする前の下町っ子には、手頃な遊園地のようです。

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「染の小道」を歩く。

2024年02月27日 | 散文

「染の小道」の会場である妙正寺川周辺の、上落合の路地を歩きます。

作品を見て回ります。

ブースも出ています。

2月最終の3連休の中日です。昨日が雨で、最終日も雨の予報です。そのせいか、例年以上の人出です。

ちょっと外れると、人通りが少なくなります。

こんな祭りです。

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妙正寺川の布地

2024年02月26日 | 散文

妙正寺川に吊るされた布を地眺めて歩きます。

軒先にも生地が展示されています。布の祭りです。

布地の美しさと相まって、川底の藻も美しいです。川に映す影も美しいです。そして、清らかな水です。

中井駅前の寺斉橋から眺めます。正面奥に「梅の湯」の煙突が見えます。

中央環状線の歩道からも眺めています。ここからの景色も見ておけば良かったかな?

おそらく、昔はこの妙正寺川で、染めた布を晒していた名残りの祭りではないかな?と勝手に思っています。

東京でも、こんな景色が見られるんですよ。

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「梅の湯」と「染の小道」

2024年02月26日 | 散文

上落合の「梅の湯」が廃業して数年になります。

コインランドリーも昨年廃業しました。

昨年の一時期、煙突に人が上がって作業をしていました。いよいよ煙突の撤去か、と心がザワツキましたが、その姿は変わっていません。

坂の上に煙突が有る風景です。

今日は路地が華やかです。

坂の下へ行きます。

そこは布を吊した妙正寺川です。

 

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カヌーから見る日本橋

2024年02月25日 | 散文

やって来ました日本橋です。頭上の高速道路が鬱陶しいです。日本橋川の上に高速道路を造ったので、日本橋川はずっと頭上が高速道路です。我々には鬱陶しいですが、普段大海原でカヌーを漕いでいる連中にはこの景色が面白いらしいのです。合わせて、旧江戸城の石垣も見られるとあって、日本橋発着の動力船クルーズも人気です。

ここが全国の道路の最高地点です。「上り」の終着点です。

艇を停めます。橋を行く人と言葉を交わします。何処ででも必ず訊かれます。「何処から来て何処へ行くんですか?」

関東大震災時の火災の跡です。船が焼けて煙が石を焦がしました。そのまま残っています。

日本橋を鑑賞します。

三越です。

記念写真を撮ります。

・・・こんな事をしながら隅田川に戻りました。佃島の高層マンション群に向かって下ります。いつも橋上からマンション群を眺めていた永代橋を潜ります。

夕陽が眩しいです。水上から見る佃島は、ホントに浮かんで見えます。隅田川を横断します。

こんな散策をしました。

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カヌーで日本橋川を征く。

2024年02月25日 | 散文

水道橋を過ぎて後楽橋を潜った所です。東京の一面が見られます。「清掃作業所」です。収集したゴミを船に積む場所です。四角いホッパーから落下したゴミは、東京湾に造られたゴミ捨て場(埋立地)に向かうのです。・・・すぐ先を左折します。そこは日本橋川です。

ここも水上から見たかった場所です。写真写りが悪いのは勘弁してください。旧江戸城の石垣です。

関東大震災にもびくともしませんでした。勿論、東日本大震災にもです。

大手町界隈にやって来ました。政治・経済の中心部です。防災桟橋を持っているのは千代田区役所です。

見上げているのは、明治時代の国鉄の紋章らしいです。仲間が教えてくれました。川からじゃないと見られません。あそこは線路で、電車が走ります。

左に「日本銀行」です。

ずっと高速道路の下を漕ぎます。やがて日本橋に着きます。

 

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カヌーから見る御茶ノ水駅界隈

2024年02月24日 | 散文

昌平橋が見えてきました。その上を総武線の鉄橋が横たわっています。1番見たかった場所です。これから、よく昌平橋と聖橋から眺めていた場所へ行きます。

左に中央線、右に総武線です。

鉄道ファンじゃなくても、ここの景色は見飽きません。

昌平橋を潜ります。

レストランから声が掛かります。お互いに手を振り合います。

頭上に総武線鉄橋。鉄橋の左の四角の穴が中央線です。正面奥に、白いアーチの聖橋が見えます。ここに来たかったのです!長年の念願が叶いました。

レストランを過ぎます。

聖橋に向かいます。

聖橋の下に、丸ノ内線の赤い電車が現れました。

初めて見る景色に感動しています。散策は続きます。

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カヌーで隅田川から神田川へ

2024年02月24日 | 散文

大島川水門から隅田川に出ました。天気も波も穏やかです。ツーリング日和です。正面に横たわる永代橋、その向こうにスカイツリーがそびえます。あの方向(上流)に向かいます。

隅田川大橋です。

下って来るのはホタルナかな?

松本零士さんは多くのものを遺してくれました。隅田川の魅力が増しました。

さあ、両国橋の下です。向こうに見えるのが、神田川最終橋の柳橋です。隅田川を突っ切って神田川ヘ行くのですが、船舶の往来があります。横断できるタイミングを窺います。

隅田川を横断しました。柳橋の上から手を振って迎えてくれました。

柳橋を潜ります。界隈は屋形船の停泊場所です。かつての花街です。

佃煮の「小松屋」を見上げます。初めて見る川からの風景です。

屋形船を見ながら神田川を漕いで行きます。

船と乗り場はこんな風になっています。郷愁を呼ぶ景色です。

この話、暫く続きます。

 

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「清澄3丁目南商会」の風景

2024年02月23日 | 散文

深川の商店街です。ちょと特異な風景に心がざわつきます。

2階の高さを統一しています。そして、その上に住居みたいなのが乗っかっています。2階までの統一感に対して、3階は自由です。それが違和感を醸します。

この一角が「清澄3丁目南商会」です。

どうなっているのだろう?気になるので横から眺めました。・・・普通に見えます。

横からでは分かりません。

裏へ回りました。

裏は、紀伊国屋文左衛門の屋敷跡に岩崎弥太郎が造った名勝地「清澄庭園」の一部です。ここから眺めました。

違和感はありません。普通の密接した民家です。

もう一度表から見ました。

やっぱり心が落ち着きません。

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谷中銀座は改廃が激しい

2024年02月23日 | 散文

谷中銀座です。外国の観光客が食べ歩きをしています。その背後では解体が進んでいます。ここはスーパーマーケットでした。この商店街は観光客が多く、地元住民相手の店が少ないです。スーパーが無くなると地元民が困ります。

ただ、「のなかストア」の生活もあります。一見賑わっていても、観光客が多くて、地元民だけでは経営が厳しいのかも知れません。スーパーマーケットを共同住宅に建て替えるようです。この商店街に面した建物で、店舗以外になるのはここが初めてです。

谷中銀座は改廃が激しくなっています。スーパーの斜め前でも工事中です。

近くの魚屋も昨年廃業しました。ここも地元民相手の店です。観光客を相手の商売の方が儲かるのでしょうね。

谷中銀座を歩きます。

新しい店が増えています。

ここは古くからの店です。

昔、商店街組合が統一看板を作りました。店頭の丸い看板がそれです。

個人経営の電気店が今でも在る事自体が凄いです。

本屋です。

「夕やけだんだん」から見下ろします。・・・あの店主の話を思い出しました。

「あのビルが建つ前は、この商店街の路地が夕日で染まったんだよ」と教えてくれた店もこんなに変わりました。

・・・丸い看板を探して歩くのも楽しいですよ。

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2度目の「富士の湯」

2024年02月22日 | 散文

堀切菖蒲園駅近くに来たので、久しぶりに「富士の湯」を覗いてみました。3年ぶりです。たぶん営業していると思います。

佇まいは前回訪問時と変わりません。

この奥が燃料置場です。初めての訪問の時に、トラックが廃材を降ろしていました。

銭湯はおめでたい名前を付けます。七福神とか松竹梅とかです。「富士」なんて最高の名前です。付けた者勝ちなので、老舗の銭湯だと思います。

裏のここがボイラー室と住居のようです。

西側から眺めます。周囲にはアパートが数軒在ります。堀切菖蒲園駅まで5分と掛かりません。利便性の高い場所に在ります。

眼の前には保育園が在ります。

保育園と一体になった小学校です。いや、「でした」。廃校になって、もう校名も消されています。この明るい雰囲気が却って寂しいです。

東京23区内のこんな駅近でも、子供が居なくなっています。実感として、「八掛け社会」の到来が納得できます。

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