荒川三歩

東京下町を自転車で散策しています。

国立能楽堂の風景

2022年02月28日 | 散文

千駄ヶ谷の歩道に案内標識が有ります。今まで興味を持ちませんでしたが、今日は行ってみようと思いました。

 

すぐに正門が在ります。

 

厳かさがある和風門です。

 

掃き清められた庭です。

 

門前の案内板です。思いがけなくレストランが有りました。メニューは少ないけど、高級住宅街にしては思いの外安いです。

 

塀沿いに行きます。

 

こちらが一般人の入り口です。レストランもここに有るようです。昼食後なので今日は入りません。

 

周辺の街を散策します。

 

個性的な家が目に付きます。

 

 

戻って来ました。楽屋入り口です。

 

先程から街中まで聴こえていた能独特の「いよ〜、ポン、よ〜、ポン、ポンポンポン・・・」の声と音はここから聴こえていました。

こんな街に住むのも良いかな?と思いました。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

消えそうな根津のバッターボックス

2022年02月28日 | 散文

春待ちの根津の路地です。

 

誰が書いたか、白線のホームベースとバッターボックスが消えかかっています。

 

もうこれを使う子供も居ないでしょう。誰も使わないけど、通る車のタイヤに踏まれて白線が消えかかっています。

人は無関心に通り過ぎて行きます。

こんなバッターボックスでした。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「竹の湯」の廃業

2022年02月27日 | 散文

大島(おおじま)の「竹の湯」が廃業したと聞いてやって来ました。

 

 

 

「サンロード中の橋商店街」に在る銭湯です。

 

70年は永いです。商店街の人や近隣の住民も沢山の思い出があるのでしょうね。

 

住宅が建て変わる毎に内湯が造られて、銭湯の需要が無くなります。そんな世相の中で、随分頑張って営業を継続してきたのでしょうね。

 

夕方の買い物が始まる時間です。

 

丁字路から全体像を眺めます。

・・・記念の写真となります。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の都電

2022年02月27日 | 散文

学習院下の停留場を出た都電は、ここで信号に捕まります。神田川を越えた所で、面影橋へ向かうカーブです。

今、早春の光の中に居ます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柳森神社は盛り沢山−2

2022年02月27日 | 散文

さて、正面奥にも社殿が並んでいます。後ろは神田川です。順番に見ていきます。

 

秋葉大神です。

 

明徳稲荷神社です。

 

水神厳島神社と江島大明神です。一つの社に納まっています。

 

こちらは金比羅宮です。

 

おたぬきさん福寿神です。

 

なるほど、狸です。

 

由緒書です。へえ~、5代将軍綱吉の生母にあやかろうというわけですね。大奥の御女中衆が他を抜いて(たぬき)玉の輿に乗ろう、という魂胆の神社なのですね。なるほど、出世・受験にもご利益があると。

 

隣は、キツネです。狸の隣にお稲荷さんですね。

 

そして、2番めに見た社殿です。何だったっけ?

 

そうそう福寿神でした。

 

一際カラフルです。

 

そして、順番が違うけど、手水舎です。・・・狭い境内にこんなに、凄いね。

取り敢えずここに来れば願い事の用は足りそうです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

柳森神社は盛り沢山−1

2022年02月26日 | 散文

秋葉原方面へ行こうとしたら、右手に神社が在りました。向こうに鉄道の高架が見える路地です。

 

神社の正面は殺風景な街の風景です。

 

全体像を見ます。

 

境内は道路より低い位置に在ります。ごちゃっとした境内です。境内の向こうは神田川です。

 

高架方面に社殿が在ります。あれがメインの社殿だと思います。

 

「柳森神社」の石柱です。勿論、初めて訪れます。

 

石段を下りて入りましょう。

 

石段から見る境内です。もう一つ社殿が在ります。鳥居がピンクです。

 

石段脇には富士塚です。

 

富士山信仰は東京の下町に多いです。

 

最初に見た社殿です。これが柳森神社でしょうか?

 

狭い境内に踏み出します。石畳に沿って左を見ます。

 

二番目に見た社殿です。

 

後ろには沢山の力石です。

 

これも東京の神社でよく見かけます。

これは相撲取りの一派が生前使った石のようです。とにかく狭い境内になんやかんや沢山ひしめき合っています。・・・ちょっと落ち着きましょう。

この話、続きます。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「大黒湯」の解体に遭遇した!

2022年02月26日 | 散文

千住寿町の「大黒湯」は本格銭湯の代表的存在でした。

 

解体現場に遭遇しました。廃業したとは聞いていましたが、ショックです。もう、唐破風屋根が解体されて有りません。

 

 

 

大きな梁です。建物の大きさが推し測られます。

 

おそらく、明日には姿かたちが失くなるでしょう。

 

実は初めて見る内部です。玄関脇にはお馴染みの「ぬ板」が掛ったままです。・・・残しておこうとは思わないのでしょうか? 私が知っている「ぬ」板・「わ」板は2軒だけです。その1つが無くなります。

 

裏に回って、見上げます。猿が上る煙突はまだ残っていますが、これを見るのも今日が最後ですね。

銭湯は広大な敷地を持っていますが、ここ大黒屋は特に大きな銭湯でした。たぶん大きなマンションになると思います。寂しいです。私の散歩のルートが変わります。

廃業の経緯と最後の勇姿はこちら

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

早春の谷中築地塀

2022年02月25日 | 散文

谷中の丘の上です。築地塀の在る路地です。

 

「登録有形文化財」と「まちかど賞」の塀と路地に陽が注ぎます。

 

黄色い柚子の色が暖かいです。

 

少し波打った屋根瓦の向こうの、銀杏のシルエットの更に向こうは春の兆しです。

 

 

 

空が青いです。

 

甍の波です。

 

振り返ります。陽射しが眩しいです。

 

築地塀が眩しいです。

 

 

もう春の陽射しです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

荒川土手下の風景

2022年02月25日 | 散文

早春の荒川です。

 

 

土手の上に道路が在ります。

 

見下ろす土手下は東武スカイツリーラインの線路です。

 

電車が行きます。

 

遠くにスカイツリーが望めます。ずうっと海抜ゼロメートル地帯なので荒川土手のどこからでもよく見えます。

 

あの先カーブの先は鐘ヶ淵駅です。

 

突然、後ろからゴトゴトと電車がやって来たと思ったら、前からもやって来ました。

 

電車の屋根が並びました。

 

すれ違います。

 

 

東武電車とスカイツリーです。

 

電車が通り過ぎる、スカイツリーと土手下の街です。

 

・・・降りた街から土手を見上げます。

海よりも、川よりも、線路よりも低い街です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春待ちの「新宿ゴールデン街」

2022年02月24日 | 散文

コロナ禍で一番深刻なのが飲食業です。小さな飲み屋が軒を連ねるゴールデン街もその代表的な夜の街です。

 

路地を行きます。

 

 

隣の三番街を繋ぐ狭い通路です。

 

路地を行きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

花園神社裏の街です。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

春待ちの神宮外苑いちょう並木

2022年02月24日 | 散文

春待ちの空に突き刺す銀杏の枯れ木です。整然と並びます。神宮外苑が再開発されると聞きました。この銀杏並木は残りますが、工事が始まると散策が不自由になります。

 

春の陽射しです。

 

まだまだ寒い東京です。有名な黄葉時の賑わいはありません。

 

見上げる空は、春っぽいです。

 

さすがに人気のレストランも空いています。

 

 

 

春探しの散歩ですね。

 

青山3丁目の横断歩道から眺めます。

春を待っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「亀戸天神梅まつり」に行ってみた。

2022年02月23日 | 散文

東武亀戸線の踏み切りの向こうは「亀五商店街」です。

 

「亀戸天神梅まつり」が開催中です。実は先週行ってみましたが、まだまだ咲いている木が少なかったです。今日はどうだろう?商店街を行きます。

 

亀戸餃子の路地です。春のような陽射しですが、空気は冷たいです。

 

 

亀戸横丁前の路地を行きます。

 

TVに紹介されたことを集客手段とする下町商法です。

 

やって来ました。初春は梅まつり、初夏は藤まつりの名所です。

 

学問の神様でもあります。

 

前の女子中学生(?)はこの後おじきして鳥居を潜りました。受験生でしょうか?

 

鳥居を潜ると、この賑わいです。

 

さて、梅の参道を行きます。・・・全然賑わっていないし、屋台が開いていません。

 

う〜ん、まだまだの開花です。

 

結局、さっきの鳥居脇の白梅だけが見頃のようです。

 

拝殿脇には合格祈願の絵馬が沢山有ります。

 

絵馬に未だ梅咲かず、です。合格発表までには咲いてあげて下さい。

今年の開花は、1週間から10日くらい遅いようです。

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

秋葉神社と社紋と家紋

2022年02月23日 | 散文

秋葉神社を訪ねてやって来ました。もう30年くらい前、東京に越してきて暫くして、ママチャリで散策を始めた頃に偶然行き当たりました。その時からずっと気になっていました。

 

もう一度行きたい、と思っても、方向音痴の私は再訪できません。確か5年位前の桜が咲く頃、偶々遭遇したのが2度目です。今日は目的地としてやって来ました。今は便利になったものです。スマホのナビに導かれてやって来ました。

 

秋葉神社は秋葉原語源の社です。火の神様でもあります。これくらいの知識しか持ち合わせていません。

 

社務所で貰った由緒書が手元に有ります。この写真は節分の光景のようです。

 

「明治二年、神田相生町(現代の秋葉原駅近く)より出火した火災は近隣八ケ町にもおよぶ大火災になったという。それ以前にも火災は度々起きており、この大火を機に東京府において対策が進められることになり、先例にならい一帯に『火除地』を設けた。

 

さらにその中央には『火防の御宮』が建てられ、明治三年十月十五日東京府知事が斎主となって鎮座祭が執り行われた。これが現在の秋葉神社(当時は鎮火社)の御創建である。明治六年八月には旧社格制度のうち郷社に列格。以来東京一円の火災鎮護の祈祷所として広く崇敬を集める。   (余談:創建の10月15日は跡取り孫の誕生日です。この話を教えてやりましょう。)

 

神社が『秋葉さま』と親しまれたことから、この地は『秋葉の原』『秋葉っ原』等と呼ばれるようになっていたが、鉄道延線及び駅設置計画のため、明治ニ十一年に神社は現在地に遷座。そして元の鎮座地に建てられた駅には『秋葉原』の名が残された。つまり元々当社は現在の秋葉原駅のある地に鎮座されていたものであり、『秋葉原』の名前の起源となったのである。」

なるほど、地元都民は今でも「秋葉原」を「アキバ」と呼びます。

 

お参りします。

 

社紋に注目します。今日は決心してやって来ました。

 

お守りを求めて、宮司に尋ねます。年をとると、己のルーツが知りたくなります。「我が家の家紋がここ秋葉神社の社紋と同じなんです。故郷でも一族だけの家紋で、中年になった頃に見た幕末時代劇で、勝海舟の家紋だったことに驚いたくらい珍しい家紋です。30年くらい前にここで出遭って以来、ずっと気になっていました。18歳で家を出たので、我が家の歴史を知りません。どういう謂れの社紋でしょうか、教えて下さい」

 

宮司が言うには、「確かに珍しい『丸に剣花菱』です。父の跡を継いで神職に就きましたが、我が家の家紋とは違います。社紋は母方の家紋を用いたもので、詳しいことは分かりません」・・・呆気なく終わりました。

 

でも、更にこんな縁もあります。やはり30年くらい前、「秋葉神社の社紋が我が家の家紋と一緒だった」と、常滑の製陶会社の役員だった岳父に話したことがあります。彼は驚いて、「秋葉神社は火の神様で、毎年鎮火祭にお参りしていた。不思議な縁だねえ」とのことでした。

 

再びパンフレットです。岳父はこの祭りに参列していたんですね。

 

東参道から退出します。

次の鎮火祭には行ってみようと思っています。できれば跡取り孫に見せてやりたいです。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

隅田川に春まだ遠し

2022年02月22日 | 散文

永代橋から佃島の高層マンションを見ます。

寒い景色です。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「お化け階段」を普段使いする人たち

2022年02月22日 | 散文

暦の上ではとっくに春なのに今年は寒さが永いです。丘の上の弥生1丁目から根津に続く急坂です。自転車を押し上げる老人に遭遇しました。私も時々押し上げていましたが、私以外に押し上げているのを見たのは初めてです。行き先を見ていたら、すぐそこの家の人でした。

この丘から根津に繋がるもう一つの道は、急坂の「異人坂」だけです。東大球場に隣接している歴史ある高級住宅地ですが、大変な立地です。

 

お化け階段を見下ろします。

 

坂の下は根津の街です。あの路地は「根津教会」に続きます。

 

坂を下ってみます。

 

私を追い越す人が居ました。複数の人に遭ったのは初めてのことです。

 

石段を下ります。上がりと下りの階段の数が違うらしいです。

 

一番右の石段がここで消えています。

 

坂下から見上げます。左の石段を戻ります。

 

行き止まりです。

 

 

眺めていたらまた自転車が現れて、石段を下りて行きます。

 

地元民には当り前の通路なんですね。

この坂で、こんなに沢山の人に初めて出遭いました。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする