あと

あなたはどこかから　見てるだろうか

点と線　辿れているだろうか
不快な思い与えずに　生きられてるだろうか
あなたや　君や　あの人たちに
迷惑をかけたくない
気持ちよく息を　していてほしい

指輪の石は　紫と青と
去っていく雨は
全てを連れていくんだな

僕は　いけないことしてたんだろうか
僕は　何か　役にたっているんだろうか

当たり始めた日の光は　
何処まで　届いているのか
この場所では　見えないよ　

風の通ったあと

control

これ以上乱れたら
感極まったら、多分まずい。
安定した意識を 保つには、どんな方法が有効か？

空に問いかけたくても
厚い雲が、大きな雨粒 放り出してるだけで
うんともすんとも言わないものだ。

僕は、我が儘だから
地球の溜息にさえ文句をつけたがる。

不安定になりそうな時は
不安定になりそうなことをまず自覚してみることだ。
自覚することは、多少なりとも安心感を 得る。
ひとまず安心して、次のステップの
肝のすわり加減を 調節する。

コントロールの鍵は

平たい 自覚
平等な 冷静
平和な 衝動

珈琲

近付く圧。
林がゆさゆさと 全体で揺れる。
きっと、あの海も荒れていることだろう。

珈琲などを何となく飲みたい気分だが、
生憎ときらしているようで、棚には見えず。
そっか・・。

不安定な雨粒が、屋根やら壁やらに体当たりしている。
こんな日は、家が緊張して凝り固まっている感じがする。
中に住む人間を守ろうとしてくれているような
健気な緊張感。
ただの、希望だろうか。

珈琲がないので、僕は何を飲もう？
特に何をしたいわけでもない。
何となく、珈琲を飲みたい、というより
香りが欲しかった。

雨と珈琲の香りは、何だかとても
似合うと思わないかい？

真夜中、雨と共に 珈琲を。