Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

2007-07-07 | Weblog
夏草と同じ色 大きな河
上流へ向かうと 緑織りなす山脈
湖には何が住んでいるのか
下流へ向かうと ただただ広い海原
貝殻は何を思っているのか
大きな河は 古里の中
思い出の中の動脈
そこは僕の中の大事な何かを
作った一つの
きっかけ
 
上流へ向かうべきか
下流へ向かうべきか
河の精にでも きいてみるか?

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部屋

2007-07-07 | Weblog
田舎の夜は早く訪れ、朝は・・・
やっぱり遅い。
午前6:30。物音一つしない朝。
僕がキーを叩く、しごく頼りない音だけである。

目の前の景色は、いつもと変わらず、
曇った朝の光で浮かび上がる部屋。
まだ人工の灯りが目立つ室内には、たった今
細かい雨音が侵入してきたばかりだ。

土曜日。
雨の土曜日。
土曜日の朝。
窓と小さな灯りだけが目立つ部屋。

この瞬間も、僕は少しずつ変わっているだろうか。
変化しながら、目的地へと近付いているだろうか。

小さな灯りも、もうじき目立たなくなり
この部屋は広くなる。

さっき見た夢は、どんな夢だった?
目覚めたときの僕の気分は
少し、青かった。
目の前の景色は、いつもと変わらないが
青い朝の色でぼやけていて
僕はここに向かった。

やっぱり頼りなげだね。

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願い

2007-07-07 | Weblog
静かすぎる夜。
寂しくも何ともない。
どうしてだろう、そんな筈はないのに。

次の晩は、七夕だ。
天の川がどこにあるのか、よく知らない。
今まで、知ろうともせずにいたし、ただの物語だろ?
って思っていた。

願いをかける。
次の晩は、あちこちから願いが飛び交い
笹の葉は、吹いてくる願いに
さらさらと音をたてる。

金銀の星は、今宵眠れるだろうか。

日々、誰かのことを思う人たちは皆
少なからず、自分のことと重ねるだろう。
重ねて、なお、誰かを思う。
思うことで
彦星と織り姫は雲が出ようと出なかろうと
かささぎの橋を渡ることが、できるのではないか?

思うことは、多分。
大切なことだ。
形はどうであれ、純粋に思うこと。
純粋を侮ることなかれ。
思うことは、空に通じる。

七夕は、そんな日。
願いが飛び交う、空の社。
流れ星は伊達な、配達人。


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不安

2007-07-07 | Weblog
少し、投げやり。
今日は、少し投げやりだったかな。
投げやりだけど、かなり真剣だった。
真面目に、投げやりだった。

これでいいのかと、不安になるけど
心のままに、地べた這うように自分に従えば
あとから、納得できるんじゃないか。

自由ってどこさ?
あんまり考え込むと、頭痛くなるから
ソファで欠伸しながら、夢の中で考えよう。

目指してるものって何さ?
探しても、そう簡単にはこの手に入らない。
真面目に呼吸してるうちに、気が付けば手の中に
何か、入っているのかもね。

ミクロの砂でも、特大のダイヤでも
何でもいいや。

大きさなんて、光り方なんて
案外、関係ない。
手の傷は、舐めときゃ治る。

不安の影は、太陽のもとにいれば消えてくる。
そう思っておこう。
しらばっくれても、そういうことに
しておこう。

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