Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

2007-07-09 | Weblog
空高く鳶が飛び
瑞祥の影が日向をよぎる
田楽の笛の音は
美雲の上まで流れ
繊弱な世は
即ち記憶の奧に
帰らん


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はれ

2007-07-09 | Weblog
疲れたなあ。
思うことって、疲れるんだなあ。
いらないことを心配したり、不安になったり、揚げ足とったり
そんな自分にウンザリしたり、とにかく疲れる。
新鮮な空気が脳の隙間に入ってこない。
脳が腫れ上がってるかの様な、脳の倦怠感。
冷たい水に浸かっていたくなる。
もう、こうなるとなんだね。

とにかく、いくら背筋伸ばして立っていたくたって
いつの間にか背中丸めてる現状。
パソコンのキーの音が軽々しい。

脳も腫れているが、君と向き合おうとすると
腫れ物に触るかのように、どうしていいか分からなくなる。
好いた腫れたで、空は泣き出しそうな顔つきである。

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自分で

2007-07-09 | Weblog
自分で蒔いた種は 自分で刈り取るべし
自分が使った茶碗は 自分で洗うべし
 
 とは思っているけど、出来ていないのは大人じゃないからだろう。体が大人でも、中味が大人でなければ、そう意味はない。動くハリボテである。
 君の言葉に動くまいと思っても、吊革に掴まって、踏ん張って、窓の外をずっと見ていようとしても、よろめいてしまうようで。
 ダルマの様に、石の上に座っていたくなるな。動きたくない、揺れたくないのにな。君の言葉で揺れて、乗り物酔いしてしまう時がある。 君のせいじゃないよ。
 今はまだ、我慢している。こらえどころだ。今こらえないと、すぐ後戻りだ。いとも簡単に、初めて君への関心に気付いた頃に戻ってしまうようなので、少し困っている。
 本当は、こんなに何時までも考えていたくはないが、自分の性質なのだろうか? それとも、その位深かったのだろうか? 今だ僕は、深海魚のように息をしている。目の前の明かりだけを頼りに、静かな闇の中をゆっくり手探りで泳いでいるとでもいうか。
 君の言葉は、海面から降ってきて、目の前の明かりに照らされる頃には、もう消えそうだ。僕は、懸命に意味を考えてみるが、分からず仕舞い。あまり期待もしたくなので、『まさか』と思う時もあるが。(どうしようもないな)
 こらえなければ。
 自分の茶碗は自分で洗おう。
 いろんなことに、落とし前つけるのが、下手らしい。


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