Catch the words

from Shizuoka/name is "slide"

anyway

2007-08-31 | Weblog
風に吹かれていたい

風が吹いて、煩わしいこと全部
飛んでいったらな

でも、煩わしいことが何一つない人生なんて
そんな人生送ってはいけない、とは思う。

煩わしいこともなく人生過ぎていったら
途方もなく、阿呆な人間の出来上がり。

風に吹かれていたい
けど、
今だけ
今だけでいいから
途方に暮れてしまわないように
今だけ、休みたい

今、雨上がりの匂いの 静かな土の上で
深呼吸していたい

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six

2007-08-31 | Weblog
水の一滴一滴が照らされて、空の中で虹となる。

昨日見た久しぶりの虹は 遠慮がちに現れた。

七色のアーチは、誰がそこを通るのだろう。

たぶん、僕は通れないし
通らない。

大手を振って通るような
この世界で 僕はさほど役に立っているとは
思っていない。

僕の存在価値は、予想以上に余白のような気さえする。

別に、虹をくぐりたいわけじゃない。
虹の向こうを夢みてもいない。
でも、虹を見れば もれなく嬉しい気分にはなる。

この余白に何を描けばいいのだろう。

点と点が繋がって
一滴一滴が繋がって
何をその向こうに見ればいいのだろうか。

虹を通りたいわけではないが、
虹を通れない自分が
嫌でもある。

六本の道のどこを歩むのか。
いずれかの道の果てに、虹は架かる。



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clover

2007-08-30 | Weblog
あんな優しい人、今までいたかな。
遠くの海で 空を
飛んでいく鳥みたいな優しい人を
この世にいるんだって、
知ることができただけでも
良かったな。

それだけで、希望が持てるってもんさ。

どんな希望なのか分からないけど
君が変わらず優しいだけで
それだけで、それは希望っていうんだ。

とても人には言えないが
いつも海や空に、その向こうの大きなものに
願ってるのさ。

君が優しく照っていてくれることをね。

この星の、この国で、この時の中で。
何より、君と出会えて本当に僕は
幸運だ。

あのときのクローバー、まだあるよ。

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2007-08-30 | Weblog
君からの、始まり。
君で終わって、君で始まる。

何処へと続く? この道は。
前に道はなく、歩いてきた後ろに道はできる。とかなんとか、
誰かが言っていた。

君で終わって、また始まるこの道。

この道は、いつかきた道。とかなんとかさ、
誰かが歌ってた。

僕は
しっかり前見据え、行けるだろうか?
君が居ることを、無意識に感じながら存在していた僕は、
光を見つめて行けるだろうか?

こんな夜は、果てしなくこの道が、幻なんではないかって
思えてしまうな。

誰にも知られず
誰にも気付かれず
終わって、始まる。

本当に好きだったんだよ。

って、ここで言っておく。
届かないんだろうが、記録しておく。

この星は確かに回ってる。
誰にも構わず、延々と回って
喜怒哀楽に振り回される僕らを、もっと
振り回すんだ。

そんな中で、道は
確かにあるのだ。
ある、ということを実現させるのだ。

月食の光が、そう示していたろ?
月明かりに、道が光った気がしたろ?



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跡形

2007-08-30 | Weblog
この哀しみは、全て自分で創り上げたもの。
この感情は、必ず誰もが経験するもの。

昔も今も、この哀しみは生まれ変わる為の、エネルギーの現象である。

だから、無闇に落ちなくてもいい。
落ちてもいいが、前を向いて落ちるべきだろう。

君の言葉に、全てが崩れるのだ。
自分が創り上げたものは、君の言葉によって左右される。

仕方がない。
自覚はしている。
動けなかった自分が全て。

分かってくれと言っても、無理だろう。
分かってくれという台詞さえ、君には届けられない。

今はまだ、創り上げる自信はない。
今この時点で、『ある』と答えるのは、それはまた
君へ不誠実だろう。
君へ、だから創り上げられた哀しみ、なのだ。

まだ。
少しずつ、早く、波が持っていってくれないだろうか。
なるべく君が哀しまないように、きれいに、跡形もなく。

白い砂浜だけが、そこに残ればいい。

ごめんな。

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