てのひら

２月２８日、木曜日。
２１時３３分。
曇り。


窓を開けると、雨の匂いがして
降っているのかな？と掌を空に向けてみても雨粒はあたらなかったので
降っていないのだな、と思ってよくよく空を観てみたら
雲に所々隙間があって星が２つ見えました。


うん、雨上がりの星はひときわ綺麗だなぁ…と思って
雨上がりの雨の匂いを深呼吸しながら
少し星空観賞しているうち
星は隠れてしまって
隙間が所々ある曇り空と雨の匂いと
家々の灯りだけの風景になりました。


雨上がりということは
天気予報を観ていると伝えてくれているように
明日なんかは花粉の量がかなり多そうで
また明日も、カトちゃんのクシャミなのだろうなと予想する雨上がりです。



ここ数日の間にいろんなことがありました。
親戚の方が３人お亡くなりになって
偶然にも同じ時期に亡くなってしまって
少々、あわただしかった数日でした。
ご冥福を祈る数日でした。


春になってきて
じょじょに風景や気温も花粉も春になってきて
花も日に日に少しずつだけれど綻んできて
でも、人が亡くなると
何とも、何て言うか、うーん…こういう気持ちの説明は難しくて
自分の語彙のお粗末なことが残念だけれど…
とにかく、今は少し“せつない”という言葉が近いのかな？


春の花が生まれる風景の中を吹いていく風と一緒に
空の方へ
光の方へ行ってくれるといいなと
祈る、数日です。



そう、春の花。
モサモサの庭でも、もはや庭とは呼べない
ただの草が“モサモサボサボサなスペース”だけれど
春の花がモサモサボサボサの中でもありがたいことに
少しずつだけど綻んできています。


４月や５月頃に咲く花などは
芽が出て
葉がどんどん増えて育っているようで
ふと気付くと
“おぉ、こんなに大きくなったのかぁ”
と、ちょっとビックリしたりして


また春が来たと
季節が一巡したことを感じると
深呼吸して
背伸びをして
オイッチにサーンシ！…とラジオ体操などしたくなります。


そう、何かを始めたくなります。
春ってそんな気分になるものなのだと思うそのままに
でも、何かを始めるって何を？(・ω・;)(;・ω・)


日記をつけ始めるとか？
いやいや、このブログがそんなようなものだし
それに実は数日に１回
何をしていたか記録している日記のようなものがあるのです。
ＡＴＭに行ったとか、お墓参りに行ったとか、職場での出来事とか
記録が必要かもと思うことを最近は覚え書きのように記録してます。


始める…体力作りとか
筋力アップとか？
全く運動をしない日々なので、多分、いろんな所が衰えてます。
何にもない所でコケたりします。
始めるといったらスクワットからかな？



明日から３月なのですね。(過ぎ行く２月に感謝です)
２月は２８日だけだから、いつもより本当にあっという間です。
３月はまた春になっていって
色とりどりな風景を観られることが多くなるのは、とても楽しみです。



また少し春になって、あたたかくなってきた今日この頃
いろんなことはあるけれど
祈る日々だけれど
空の光のある場所で、みんなハッピーでいてくれると良いな。(^人^)



花粉に、まだまだインフルエンザやカゼ
などなど
いろんなことに気を付けて

お休みなさい。







*

春の日

詩が好きなので詩を読んで
歌が好きなので時々くちずさむ
花が好きなので花を愛で
空といったらあの日から

願いが叶ったので目を閉じて
目を開けた時、雲が浮かんでいる

その歩みを称えて
あの瞳を忘れない
みんなみんな
笑顔になれる世界に
あの日から









*

ｈｅｒ ｂｏｏｋ

２月２４日、日曜日。
午前２時３８分。
星空。


星空の中で輝く月は明るすぎず暗すぎず
丁度良い輝きに思えて心地好いです。
静かな午前２時台の星空です。


昨日も暖かい日でした。
暖かい土曜日となって、あちこちで
梅や桃の花が咲いている景色を観ました。
“おぉ、春だ…”と、
梅や桃や早咲きの桜を観る度、ひっそりこっそり感激してました。



久しぶりに友人Ｃと会いました。
久しぶりと言っても、約２週間ぶりだったけども
２週間前に会った時はほんの２，３分位の僅かな時間の
立ち話を少しだけしたぐらいだったので
久しぶりに感じました。


友人と会ってドライブなどしつつブラブラしながら
近況報告したり
日頃あったことや、思ったこと、職場でのグチまでいろいろ話をしました。



友人に会うと
友人はえらいなぁと、頑張ってるなぁ…と感心すると共に
友人は本当に毎日全力投球
一生懸命生きているなと
真面目に、真面目すぎるくらいまじめに
生きるために生きているなと感じることがあって


心の底から友人に
“頑張ってね、何か困ったことがあったら遠慮なく言ってね”
“幸せになってね”
…と思います。(心の中で)


“頑張ってね”という言葉はプレッシャーやストレスになるやもしれないので
なるべく使わないようにしたいので心の中だったり
モゴモゴだったりするけども。(;・ω・)


そして同時に
“それに比べて僕はダメダメだな、はぁ…”
と、正直、思わずにいられないけれど
が、とりあえずそんなリアルな自分も友人も受け入れて
瞬間、瞬間を手探りで
出来ることを１つずつ
悩んだり、出来なかったり、乗り越えたりしながらしていきたいなと


思ったりする友人とすごす時間です。
ただブラブラしながら話をするだけの１日なのだけれど
何気ない時間なのだけど
勉強になります。


逞しく、一生懸命
しかも楽しむ心を忘れずに日々を生きている友人
尊敬しちゃいます。


でも、友人にも弱い所はもちろんあるので
そこいらへんをこっそり支えていけたらなと
ちゃんと出来るかは分からないけれど
力に少しでもなれたらなと思ったりします。
僕も励ましてもらったり、話を聞いてもらったりしているし
それがもしなかったにしても
そこは損得なしで縁の下の力持ちを少しでも実効できたらなと思うのでした。



思えば長い友人との付き合いです。
お互い独身で、１５〜２０分で行き来できる距離に住んでいるし
とっても数少ない友人の中では最も近い存在で
いろんな話をしているかもしれません。(感謝)m(_ _)m


たまに
意見が何となくぶつかる時があれど
なるべくケンカはしたくないし友情を続けたいばかりに
僕はやんわりそおっと回避する道を選んでいます…。
意見の相違は仕方ないもんね、
受け入れ方で何とかなるのかなと。


そんな長い付き合いの友人には
友人を幸せにしてくれるような人と出会ってほしいなと
友人本人も相手を幸せにしたいと思えるような人と出会ってほしいなと
強く思うここ数年です。
友人を安心しておまかせできる人と出会ってくれますようにと
神様にお願い詣りしたいくらいです。


友人と話す中で
○○ちゃんは元気かねぇ？などの話題もよく出ます。
同窓会のように
昔からの友人に会いたくなる今日この頃です。
みんな幸せでいると良いな、の今日この頃です。



日に日に春を感じます。
寒い冬からあたたかな春になる時期、
疲れた時などは、時々、静かにホッとする時間を楽しんで
体には気を付けて

良い日を！







*

フライパン

２月２２日、金曜日。
２２時１６分。
曇り。


空には星が見えたらありがたいけれど
あいにくの曇り空です。
でも、月があるらしき場所の雲が光っています。
ほんのり、ありがたいです。


ここ２，３日は暖かいです。
おとといだったかな？特に暖かかった…というより暑いくらいでした。
２月っていつもこんな暖かかったっけ？と何度も思い出そうとしたけど
毎年のことなのに思い出せず…汗をかきました。


３月になればこんな暖かな日も初旬くらいには
ポカポカ陽気もあったと思う
しか思い出せませんでした。(・ω・;)



今日は、“猫の日”なのだそうです。
２月２２日でニャンニャンニャン…ということかな？
じゃあ、きっとワンワンワンで犬の日もあるのかもしれないなと思い
調べてみたらありました、犬の日も。
想像した通りワンワンワンで１１月１日が犬の日だそうです。


そして９月２９日は、招き猫の日ということでした。
いろいろあるのだねぇ、というか
そんな日があるのかぁと知ると嬉しいです。



猫の日の趣旨は、
“猫と一緒に暮らせる幸せに喜びをかみしめる”ことなのだって。
猫は飼ったことはないけれどモフモフな猫が傍らにいたら
疲れた時にモフモフに触れたらホッとできそうですね？



猫は、友人Ｃが１匹、飼っています。
叔父夫妻の家では、１，２年前まで１匹飼っていました。
友人も叔父夫妻のところもどちらも
迷い猫だったようです。


友人の猫ちゃんは、まだ小さな仔猫ちゃんで
家族からはぐれて迷子になってしまったらしく
１匹だけでいたところを保護したそうな。
病気もあったらしいけれど
友人家族さんが獣医さんに連れて行き治療され
家族の一員になったそうです。


それから十数年
ずっと仲良しの友人と猫ちゃんです。
ちなみに友人は、大の猫好きで
招き猫にも目がないようです。



叔父夫妻は、猫好きというより動物全般が好きなようで
猫ちゃんを１０匹くらい飼いながら
ワンちゃんも１匹飼っていて
池には金魚や鯉がいて
ウサギ君が数匹飼われていた頃もあったように思うし(昔)


今は、水槽に熱帯魚がいるだけになったようだけど
昔の或る時期は、動物達が何種類もいた記憶があります。
時々、母と叔父夫妻の家に行くと
猫ちゃん達に会えるのが楽しみでした。


そんな動物が多くいた当時
叔父夫妻が旅行などで家を空ける時は
動物達に餌をあげるよう頼まれていて
毎日、母と一緒に叔父夫妻の家へ通っていた頃がありました。


１，２数週間、毎日通って
豚肉をフライパンで炒めたり(ワンちゃん用)
猫缶を開けて容器に入れたり
片付けたりなどなど…お世話をしに行っていました。
おトイレの掃除もしたのだったかな？(←うろ覚え)


僕はまだ子供の頃だったと思うけれど
猫ちゃんやワンちゃんに会えるのが嬉しかったっけ。
猫ちゃんの名前がみんな食べ物の名前でね
イチゴちゃんとか、大福ちゃんとか、可愛かったなぁ。


猫ちゃんもワンちゃんも、いわゆる保護動物でした。
今は亡き我が家のワンちゃんも
叔父夫妻の家からやって来た保護ワンちゃんでした。


テレビで保護された動物が元気に暮らしている風景を見ると
とっても嬉しくなります。
我が家で飼えない分、とってもとっても嬉しいです。
幸せそうな生き物はみんな、見ると嬉しくなります。^^



花粉が大量に飛び
毎日カトちゃんのヘーックシ！状態だけれど
暖かいのはありがたいですね。
とはいえ、夜はやっぱり寒いですからあたたかくして

お休みなさい。







*

ｇｒｅｅｎ

２月１９日、火曜日。
午前４時５２分。
曇り。


窓から眺める空は曇り空です。
なので星は見えないのが残念ではあるけれど
日付変更線を越える前の昨晩は、月が丸く輝いていました。


丸かったけど、まだ満月ではないようで
ほんのわずかにまだ欠けていたようでした。
空で輝く星が沢山見えました。


やっぱり今日は暖かな日になりそうだなと思いました。
いつもの“さむっ…”がなかったので
天気予報そのままに今日は春を感じる日になるのだなと思いました。


天気予報によると雨が降るようで
では、今夜は満月間近の月は今日は見られないかな？
それは残念だけど
そんな時は、雲の上の月や星の世界を想像してみようかな。


月を見ていたからか
とある唱歌が意識の中に思い出されて、流れてきました。



菜の花畑に入り日薄れ
見渡す山の端
霞み深し
春風そよ吹く空を見れば
夕月かかりて
匂い淡し



ふと、春の景色を思いぶ日本の歌
何となくこっそり呟くように歌いたくなってしまう
昔から好きな歌です。


誰もが懐かしい気持ちになるような
昔、昔
見たことがあるような気がしてしまう春の風景
どこにもありそうでなかなかないかもしれない春の１ページ


昨晩は月を少し観たせいか
この歌が意識の中にフワッとやって来て
懐かしいような気持ちになりました。


昔、音楽の授業などで習った日さえ
いい歳になった今では懐かしいです。
みんなで歌ったかもしれません。


図工も美術も好きだったけれど
音楽の授業は他の授業よりも好きでした。
美術と同じくらい好きだったかな？


小学校の時の図工の時間では
野外で絵を描く授業がとても思い出深いです。
中学校でも野外スケッチはあって楽しかった思い出はあるけれど
小学校は遠足気分もあったかもしれないです。


中学校の時はお寺の門を描いた思い出
小学校では地元の歴史的建造物を描いた思い出があります。
スケッチ(写生？)では、なるべく景色そのままに
細かい所まで忠実に描くように心がけて
それが結構疲れる作業だけれど
でも、楽しいスケッチでした。


なのにだのに
スケッチはなるべく景色そのままに忠実に描くようにしていたのに
空の色を有り得ない色に塗ってしまったりして…
空だけが異様？になってしまいまして
後に後悔したけれど


図書室とか視聴覚室、放送室だか？があるような
学校のどこかの廊下に
沢山貼られてある中の１枚としてその絵が貼られて
貼られてある異様な空の色の自分の絵を見上げる度
“青く塗れば良かったぁぁ…”
と、廊下で後悔にまみれていた小学生だったけれど


でも、或る日、いつものように廊下で絵を見上げ
“くぅ〜青く塗っていればぁ…”(>_<)
と、いつものように後悔まみれになっていたら


男子２人組が廊下を通りかかって足を止め
沢山貼られてある絵を見上げ会話を始めました。


Ａ“お前、どの絵が良いと思う？”
Ｂ“うーん”
Ａ“俺、これー”
Ｂ“ボクは…これかな”


会話からして慎重派そうなＢ君が選んだのは
そう…なんということか
異様な色な空の、僕の絵だったのです。


暗い気分で後悔まみれだった僕は２人のそばで呆然として
後悔は全くゼロに、いっさいなくなって
代わりに、感謝の気持ちと
ホッコリあたたかな気持ちをいただいて


いい歳になった今もこうして
あの時のＡ君
そして、選んでくれたＢ君に感謝なのです。
あの感謝の廊下を、思い出すのでした。



今日は暖かい恵みの雨かな？
まだまだインフルエンザには要注意で

良い日を！







*