こないだ
メデセデ・ベンツの中で
教えて
頂きました
『これクラプトンですよ』
◇
『アメリカン・グレート・ソングブック』
/ロッド・スチュワート
その中の
これは
『ブルームーン』
◇
◇
あの日から
ずっと聞いていて
今日も思う
クラプトンの
一生の録音の中で
いちばん
いいんじゃないかなあ
◇
挨拶代わりに
まず
ちょっとだけ
一音だけ
鳴らすんだ
もう
あっ
エリックだ!って
いう音だ
◇
そのあと
のゲストとしての
見せ場のソロ
があって
なんて言うんだろう
フレージングって言うのか
ピッキング?
懐かしい
エリックそのものの
タッチだ
◇
どうしよう
あの各
弦の音
◇
これ
ナイロン弦を
ピックで
弾いているのですか
そのように
聞こえるんですが
巻き弦の音とか
◇
ナイロン弦の
1~3?
2?は
ペチペチ
言うように弾いていて
ああー
彼だなあ
◇
◇
すっかり
まいってしまってですね
あれからクルマの中で
ずっと
聴いています
◇
もう
「歌がロッド・スチュワートであることが
全然気にならない!」
◇
なんかね
だからもう
私も彼(ロッド)も
すっかり
ゆるくなっているんだ
いい具合に
◇
あんまり
厳しいこと
もう言わない
◇
要求がなあ
もう
玉子焼き御飯でいいよ
◇
て感じ
◇
・ いつもいる夜空の
ブルームーン
冷たく
青く
私は遠く
照らされて
◇
いつか旅行に行って
南半球
そしたら便りに
聞いたんだ
ブルーの光が解けて
黄色味のある
暖かい色を
しているって
笑顔がね
オレンジ色にさえ
見えるって
◇
私は
遠く
地球の
反対側にいるけれど
ここから
メールを送ります
どうぞ受け取って
◇
あああ
そしたら
地球が回って
いい
オレンジ色の姿の
君が見えた
おめでとう
おめでとう
よかったね
◇
私も
わりあい近く
玉子焼き色に
照らされて
挨拶を
送ります
◇
◇
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