昨日ヴィラデストガーデンに到着してみますと、坂のロックガーデンのところでヴィラデスト奥様が金色の光の中で自ら作業なさっていました。髪と背に逆光の夕日を浴びてたその姿に「で、田園の快楽に出てくるような光景だ」と見とれてしまいましたが作業は真剣に、真剣に、なさっていて、私はつい声をかけられずにカフェ内に撤退してしまったのでした。
そしたらSさんが奥さまはブルーベリーの手入れをなさっているんです、と話してくれてミニグラスに入れた桃花ブルーベリーのつぼみを持って来てくれました。ああ、私もちょうど畑にブルーベリーの森をつくったところだし、と親しみを持ってウチにはない桃花のつぼみをながめたのでした。
これがその画像です。これと共に金色の光の中の奥さまの画像もあればよかったですが私はなにぶん度胸が無く撤収してしまったので画像はありません。あの金色の奥様の姿は私とそこに居合わせた数名のかたの目の中だけにあるのでした。きっと。