青い空とわたし

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秩父・三十槌の氷柱へ

2013年01月27日 21時44分19秒 | 青い空の日は旅立(全般)
1月27日(日)

1週間前のこと。「TVで、秩父のミソッチとかいう所のつららが大きくなってきたと紹介してたよ」と、decoが私に報告。
TVバラエティー情報は、彼女の方が圧倒的に私より多い(笑)。

検索してみると、秩父の山奥、大滝村の三十槌(みそつち)の氷柱(つらら)のことだ。
ここの氷柱は夜、ライトアップされるのがウリのようだ。 じゃあ、行くか。

昨日出かける予定だったが、所用で今日になってしまった。
車中泊はもうできないし、ライトアップは、遅くなるのであきらめよう。

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朝、10時過ぎに自宅を出発。飯能から武州街道(国道299号線)を秩父へ向けて走る。
この武州街道は驚くなかれ、秩父の山を越えて信州佐久に通じるのだ。武蔵の国と信州を結ぶから武州街道。



▲ 途中「道の駅あしがくぼ」に寄る。この道の駅、このあたりの奥武蔵の里山の拠点で何度もきた。
昼食に、舞茸うどんとそば。コシが強すぎて、いまひとつだった。


午後2時近くに、「ウッドルーフ奥秩父オートキャンプ場」へ到着。



▲ 三十槌の氷柱はこのキャンプ場の敷地内にあるそうだ。駐車場は有料500円。ほぼ、駐車場は埋まっていた。




▲ この駐車場は高台になっていて、横下に川が流れている。
ふと、見やった手すりの向こうに、大きなつららが!(笑) あれは、氷柱?!




▲ 下方を見ると、そこがもう氷柱の場所だ。人が下から写真を撮ったりしてる。WAO!

早く、見に行こう。




▲ 駐車場が切れるところから、川下へ降りて行くのだ。




▲ まもなく、岩清水から自然に氷柱ができたところへ、きた。小ぶりだけど、きれいにできあがっている。




▲ もう少し近づいてみよう。




▲ 「ほおー」 と見上げる。




▲ すっきり、まっすぐ、刺すように、つららが大きく育っているねー。 お見事。




▲ ここまでは、天然の氷柱。ここから、さらに上流に行くと、先ほど駐車場の上から見下ろした「人工」の氷柱群が出てくるわけだ。




▲ ここからは人工の氷柱が見えてくる。人工とは、崖の上から意図的に水を流して造ったということらしい。
(他の個所で、水を運ぶホースが見えた・笑)




▲ では、人工氷柱ですが、楽しんでいただきましょう。




▲ ぶっとく、下の方は育っていますね。あまり水を流しすぎると、氷のカーテンウオールみたいな一枚板になってしまう恐れあるよ(笑)。




▲ けど、すごいねー。感心してしまう。





▲ 下流の方も少し歩いてみる。


ところで、この清流の名前は? 荒川なんだよ。ここから、秩父の町中へ流れていって、あの川下りで有名な渓流・長瀞(ながとろ)になって、そして熊谷、鴻巣、和光を通って、大江戸に流れ込むあの荒川になるのだ。
だから、ここが荒川の源流さ。

この右上がキャンプ場になっていた。




▲ キャビンが並んでいる。けれど、お客さんはいないみたい。寒いからね。


駐車場へ戻る。クルマの中でお留守番だったポロンを出して、少しお散歩。



▲ 「よく、みとき」
ポロンにも、氷柱を見せてあげる。 (分かったかな)


帰りは、「道の駅大滝温泉」に寄る。



こんな山あいは、日が陰るのも早い。陽のあたるところと影のところのコントラストが、かえって寒々しさを感じさせるね。

ありがとう、ミソッチ。 さあ戻ろう。