青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

年祈願・青梅だるま市

2013年01月13日 22時45分54秒 | 同上(お祭り)
1月12日(土)

【「『おいぬ様』の御岳山」より続き】


日の出山のあと、再度御岳神社へ戻った。ここからは、ケーブルカーには乗らずに約40分かけて、ポロンと徒歩で駐車場まで下り降りた。細いが舗装道路なので難しくはない。12:30PM

クルマの中で昼食。1時過ぎに駐車場を出て、青梅市のだるま市へ向かった。30分ほどで着いたが、予想どおり駐車場探しが難航。結局、市役所の臨時駐車場が用意されていた。1時間100円。

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青梅のだるま市は、毎年1月の12日にJR青梅駅前の旧青梅街道の区画で行われる。寺社の境内で行われるのではなくて、街路で催されるのが特徴だとか。併せて屋台も多く出る。



▲ 「こんなに沢山のダルマ売れるかしら?ちょっと不安」




▲ 「この小さいダルマ、いくらかね?」

大小のダルマが道に並べられるが、どの店も価格表の表示が一切ない。客は、都度聞くしかない。おそらくサイズによる暗黙の共通価格はあるのだと思うが、外部者は聞かねばわからない。価格交渉を聞いていると、この客の小さいサイズでも2千円ぐらいする。大きいダルマとなると、万円単位だろう。




▲ 「奥さん、もっと安いのだって? あるかなあ。」




▲ 大きいダルマの目は、目隠しされているのが多い。この売り方は、青梅だるまの特徴だとか。

「身請け先が決まるまでは見せられないの、ホホ」

これじゃ、にらめっこできないなー。




▲ ダルマは赤色が定番だが、色んなカラーのダルマを売る店もあった。青色は合格祈願とか、祈願毎にダルマの色を変えて売っていた。しかし目は引くけれど、手にとる人はあまりいなかったような。


市民会館で「だるま展」をやっていたので、入ってみた。



▼ 中では、青梅だるまの各製作元のダルマ展示と、制作プロセスの解説があった。



関東でダルマといえば、高崎ダルマが圧倒的に有名だ。青梅と高崎の大きい違いは2点。
顔の色が青梅は白に対して、高崎は肌色に塗られている。眉、ヒゲが青梅は細いのに対して、高崎はゴツくいかめしい、ことだと展示物にあった。





▲ 手前のダルマさんの群れ。 向こうでは、ダルマさんが「釜ゆで」?にあっている。 可哀そうだね。




▲ ここは住吉神社の「お焚上所(おたきあげどころ)」。
去年購入の、祈願成就のダルマも、役にたたなかった(残念)ダルマも、ここで燃されるのだ。 新しいダルマに、みんなの願いを背負う座をゆずるためだ。
じっと黙って座っていてくれて、ご苦労さんでした。



青梅市は「昭和レトロ」で町おこしをはかっている。通りには、復元した古い店とか、いたるところに古い映画の看板がかかっている。



▲ ジョンウェインのリオブラボーだって。 ユーちゃんの「嵐を呼ぶ男」ってないかなあ。(キミ、いくつなの?)




▲ 広島風お好み焼きだとか、串焼きだとか、定番の屋台のほか、出ました。ケバブを売る店。欧州でよく見かけた。この肉をスライスしてパンに挟んで売る。私はちょっと、これ見た目気持ち悪いが、日本でも定着するのだろうか。アラブ人の兄さんが店番をしていた。



お決まりの露天もありましたよ。



▲ 子供は射的に熱中していた。身を乗り出して、打つ。八重の桜みたいな女の子は?見当たらないか。



▲ 伝統的な金魚すくい。こちらも真剣に、かぶりついている。






さて、今日は御岳山、日の出山歩きと、だるま市めぐりと盛りだくさんだった。

ぼちぼち、帰ろう。


♪ だるまさん、だるまさん、にらめっこしましょー