青い空とわたし

青い空の日  白い雲の帆船をみていると

どこかへ どこまでも Harmonyと

走っていきたくなります

いよいよ本命の山へ

2016年10月15日 22時00分00秒 | 同上 (山歩き)
10月14日(金)

昨日は、栗駒山いわかがみ平駐車場を南下、道の駅で車中泊。



▲ あ・ら・伊達な道の駅という名前。

午前中はここでゆっくりして、ということはブログ記事を書いて昼頃出発。




▲ 鳴子峡を通る。

いわゆる鳴子温泉郷にある深い峡谷。
写真でみたが紅葉が素晴らしい。しかしご覧のとおり、紅葉はまだまだのようだ。

尾花沢を過ぎ山形県に入った。

最上川に沿って西に走り酒田の前で北上。



▲ 東北第二の高峰をめざして、グネグネと高度をあげつつ走る。

山は一面の曇り空。




▲ 鳥海山、湯の台口駐車場1200mに4時ごろトーチャコ。


いよいよ来たぜ。


雨が降ってきた。



10月15日(土)

昨晩は夜通し雨が降っていた。
朝も小雨が降っている。

今日は日本全国快晴、絶好の行楽日だと報道されている。
しかし、ここは違う。




▲ 雨レーダーを見ると、ちょうど山形県のこの辺り(だけ)に雨雲が居座っている。

この雨雲は11時ごろまでは消えないようだ。

近隣の遊佐町の天気予報では、朝方まで小雨。
9時ごろから晴れとなっている。

悩んだが、きょう登るのは止めた。
今日は篭城。明日だ。明日はもともと確立Aの晴れの日。



▲ といいつつも、外は晴れてきて、ボクはろうばいした(笑)。

しかしすぐに、ガスに覆われた。

結局、ガス、曇り、晴れの繰り返しが午前中いっぱい続いた。




▲ さすがに昼近くになると、晴天が安定してきた。





▲ 鳥海山もはっきり見えてきた。

こうなると落ち着かなくなるが、どうしようもできない。

鳥海山日帰りのコースタイムは8時間半ぐらいだ。
しかし、休憩とか入って10時間かかることは充分ありえる。
もう4時を過ぎると暗くなるから、6時には出発していないとあぶない。

それに!

降りてきた人に尋ねた。上はどんな具合かと。

外輪には雪が積もっていた。
頂上への岩登りは、雪がかぶっていて危ないので登らなかったと。
「また高年齢者が無理して滑落なんて記事になりたくないからな、は、はー」

ええ、ここも雪?!

軽アイゼンは持ってきたな
初めて使うのかな
やだなー。

ま、とにかく行けるところまで行ってみて、そこで考えよう。
かなり気勢が削がれたことは間違いない。


2時ごろ麓(ふもと)へ風呂に入りに出かけた。



▲ 湯の台温泉鳥海荘。

いい温泉だった。




▲ 登山口駐車場までの戻り途中で。

向こうには鳥海山。




▲ ま、とにかく明日はきっちり晴れてくれ。

登ってみてから考えるから。

栗駒山の紅葉は・・冷たかった

2016年10月15日 12時50分00秒 | 同上 (山歩き)
10月13日(木)

いわかがみ平駐車場での朝。

日本一、絶品の呼び名高い宮城・栗駒山の紅葉を見に来た。



▲ うむー今日は晴れ。

天気予報は午前中は晴れ、午後から曇りだ。
標高1499m、標高差513m の半日もあれば登れる山だ。

向こうに見えるのはレストハウス。




▲ 地図掲示板をみる。

レストハウス下から、東栗駒山を経由の東栗駒コースで登って頂上へ。
頂上からは直下の中央コースを降りて戻る。
単純だ(とふんだ)。




▲ 駐車場すぐ横の、東栗駒登山口を意気揚々と出ぱーつ。 7:16 AM





▲ 先行するお二人に追いついた。

「お先にどうぞ」と言われたが
「いや、急いでませんので」

そう、急いではいない。
3,4時間の山を急いでどうするとまだ余裕だ。

それに結構急な滑りやすい坂もあって、慎重に足を運ぶところもある。
それゆえガイドブックではこのコースを下りではなくて上りにしているようだ。



▲ ほぼ半分をきたところで、沢に出た。





▲ 沢中をぴょんぴょんと、伝っていく。

100mぐらいの沢渡だった。




▲ そろそろ紅葉の高原状のところに出る。

曇ってきたのが残念だ。

いつものようにワイド画面では、

PC用;


スマホ用;



ありゃりゃ・・曇っているだけでなくて
小雨が降ってきた



▲ レンズを濡らす・・

こ、これは雨でなくてミゾレだぞ!

そんなあ。予報は「午後から曇り」としかないぞ。
それにまだ、9時だぞ。



▲ それでも一瞬の切れ間のショット。

ここは、ほんとは綺麗なんだな。

それにしても寒いし服が濡れてきた。




▲ 東栗駒山1434m頂上。

恥ずかしながら、ここが栗駒山そのものの頂上だとしばらく誤解していた。

「中央コースへ降りるのはどこからですか」
「ああ、あの方向ですが、私たちも下りますよ」

先行する二人はレインウェアに替えていた。
ボクも真似して上下レインウェアを重ね着した。
濡れたままでは低体温でアウトになるリスクがある。




▲ 雪が積もった!

同時にまわりがガスっぽくなる。
ホワイトアウトまではいかないが遠くはもう見えない。

先行のお二人は、ボクが雪景色を撮ってるあいだに(笑)見えなくなっていた。

ヤバイ。こんなところで一人になっては。

(あとから考えると殆どの登山者は紅葉中心に中央コースを先に登ったようだ)



▲ 必死で駆けて追いついた。

70代のご夫婦とお見受けしたが、栗駒山頂上への分岐点で「私たちは今日は頂上へのぼりませんので」と下っていかれた。

ありがとうございました。
同行者がいて助かりました。





▲ それなりの長い急登階段を上って、頂上到着。9:50AM

雪化粧した頂上・・・

360度パノラマのはずだが、眺望はない。



▲ 頂上でランチにするつもりだったが・・

ちとなあ・・



▲ こんな景色みながら、食べていたら心底冷えてしまう(笑)。

ランチは止めて、下山だ。





▲ これはなんの花だったっけ。




▲ ちびたいねー。





▲ これは、ナ~ンダ?




▲ はい、ナナカマドさん、でーす。




▲ おお、かわいそう。

まだ、秋だというのに。





▲ 切れ間をぬぐってシャッター!

寿司六弁当を、立ちながらかじりながら、ガスが一瞬切れるのを待つ。




▲ これも、カシャッ!

ここは、確かに紅葉の名所だということが垣間見れる。

錦繍がうねるように広がる山肌を埋めている。




▲ ボクはタテデカ画面は邪道だと思ってやらないのだが(笑)、これだけは。


その上部のここが


▲ 「中央コース中間部から望む東栗駒山」と

ボクのヤマケイアルペンガイドに紹介されていた箇所だろう。

確かに晴れていれば、「絢爛豪華」「絶品」となるだろう。

残念!

天気予報が悪い。

調子に乗ってというか、他に見せ場がないのでまたタテデカで、



▲ 中央コースはミニローマ道みたいな石畳で、非常に山道が整備されている。

そしてこの両脇が紅葉で埋めつくされている。




▲ 戻ってきたよ、レストハウス。11時半ごろ。

予定どおり昼前に戻ってきたのになあ。





▲ みなさん、みぞれの中に(それとは知らないで)それなりに来たんだなあ。

交通整理をしている警備員さんに聞くと、3連休の11日にはクルマがいっぱいで遙か下の車道までクルマが並んだとか。


クルマの中で着替えて、昼食を食べ直した。

その後も晴れ間が出たり、雨が降ったりの繰り返し。



▲ 2時過ぎに出発したときは、晴れてきて




▲ 虹までさしてきて、

これからのボクの旅路を祝福しているようだった(笑)。