あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

井沢元彦さんの講演&サイン会へ

2006-06-24 08:43:23 | 
先日、丸善で毎巻買っている「逆説の日本史」の13巻を発見。

なんと、このシリーズの300万部!突破を記念して、作者の井沢元彦さんの講演&サイン会を行うとのこと。

この13巻を購入すると整理券を貰えるということなので、すぐさまレジに向かったのです。

そして、昨日その講演を拝聴することが出来ました。

ついに井沢さんに会えるかと感慨深い想いを抱いて会場へ。

というのも、このブログには書いてなかったと思うのですが、わたしはもう20年近く井沢さんの著作を読んでるのです。

普段我々が気付かないことをとても分かり易く書いてくれてるのです。

なんど目からうろこが落ちたことだろう。

特に、日本人にとって言霊(ことだま)がどれほど、影響してるかなんてことは井沢さんの著作で知ったのです。詳しく知りたいひとはぜひ読むことをお勧めします。

さて、丸善に到着するといくつもの看板が出てて、ルートが説明されていました。

150人先着と書かれてる。なるほど、整理券に番号が書かれていないわけです。大丈夫かな?

開演まではあと10分で会場に駆け込みました。

すると、100人くらい既に着席してる状態でした。中高年の方が多いですね。ここではわたしなどかなり若いほうになってしまいます。

そして、井沢さんの登場です。拍手して迎えます。

うーん、このひとが書いたのをずっと読んでたんだよなあ。以前、テレビで見た感じそのままです。

今回は300万部突破記念ということで、この「逆説の日本史13」の内容にかかるお話が中心でした。

特に織田信長の焼き討ちした延暦寺や天台宗、本願寺といった宗教勢力が当時、殺し合いしてシェアを奪おうとしてた話が面白かったですなあ。

そうなのです、昔のお坊さんは武装してたんですよね。そういう事、なかなか現代に生きてる我々は認識出来てなかったりするんです。

やはり、作家さんはお話が上手いなと思いました。もっとも、話術が巧みっていうほうではなく、ちゃんとお話の構成をうまくつないで最後にちゃんと落とすみたいな組み立てが上手なのです。

さて、講演も始まってしまうとあっという間でした。

サイン会へと突入するのですが、順番は前の人からです。

これがずいぶん、待ったという感じがするのです。

そして、ようやく順番がきました。

係のひとに本とサインに入れてもらう自分の名前を書いた整理券を渡します。

『「あおひー」でよろしいんですか』

「はい」

やってしまいました。本名だとここで載せることも出来ないし、事実こっちの名前で呼ばれる機会が増えたので、「あおひー」と書いてみました。

さて、井沢さんの目の前です。

『「あおひ」。あ、これ、伸ばすんですね』

「あ、そうです。すみません、ハンドルネームなもので」

すみません、井沢さん。こんなわけのわからない名前を書かせてしまって!



このやりとりをしてた時に後ろのひとが笑ってました。いや、わたしでも笑うと思うなこれは。

そして、最後に係のひとにデジカメを渡して、井沢さんと一緒に写してもらいました。

サインして頂いた本を受取り、会場の外へ。

出たところで気付いた!

震えてるのだ。やっぱ、緊張してたんだなあ。

目の前に居た時にはぜんぜん平気だったのですが、その場から離れて初めてことの重大さに気付きました。

あの井沢さんとお話してたんですよ。高校の頃から読んで衝撃を受けてた本を書いた作者のひとと。

もう、そのあとはぼうっとしちゃいました。

あとから、きましたね。

やっぱり自分にとってかなりうれしい体験でした。

あー、満足です。念願かなったり!

逆説の日本史 13 近世展開編江戸文化と鎖国の謎

小学館

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