ペンギンくんのネタで予告してたベルト・モリゾ展。
(関連記事:意外なところでSuicaなペンギンくん!)
いきなり1Fロビーでペンギンくんのお出迎えにはびっくりしましたよ。
さて、会場に入るとまずは解説コーナー。
エドゥアール・マネの弟のウジェーヌ・マネと結婚。そして生まれたのが娘のジェリー。ベルト・モリゾの作品にたびたび登場してきますし、ルノワールに描いてもらった作品もありました。にゃんこ抱っこしてる少女、よかったです。
(詳細はこちら:オルセー美術館展(東京都美術館))
当時はやはり、女性が絵をたしなむことはあったものの、本格的に学んでということはほとんどなかったようです。
どうしてもそういう境遇で見られてしまいそうになるところもあるんですが、やはりいい作品をたくさん遺していますね。
今回の展覧会のサブタイトル、「美しき女性印象派画家」ってのがよかったんでしょうか?
日曜の朝イチだというのに結構お客さんが入っててびっくりしましたよ。
人形を抱く少女
解説に書かれてるのですが、筆触(タッチ)が独特です。
勢いのまま描いてて、見てて気持ちいいですね。ノイズにならずきちんと必要な要素として組み上がってる。
このすぐ近くにあった「庭のイザベル」もとんでもない作品でした。
背景は塗りが少なく、すごく乱暴なタッチ。顔に至っては白とみどりの線が乗ってるのだけども、それで成立してる!無茶だなあと思いつつも強烈さをもってまとまってる作品。
夢みるジェリー
明るいタッチの作品が印象に残るベルト・モリゾですが、こういう絵も描いてます。
タイトルには夢見るとありますが、物思いにふける不安定でもの憂げな感じがたまりません。
コテージの室内
ポスターやチラシのメインビジュアルに使われていた作品。
白いカーテン、白いドレス、白いテーブルクロス。
でも、そのどれも白一色で描かれることはないのです。ああ、印象派って素敵。
窓から入り込む光の当たる箇所に限っては白が強調されていますね。
何気ない日常に一瞬が素敵に見える。だから、惹かれるんでしょうね。
バラ色の服の少女
パステルのシュッと引かれた線も合いますね。こちらもカラフルで見てて気持ちいい。
今回、パステルの他に水彩の作品も見られました。しかし、彫刻までやってたのは驚きました。本当に表現するということに真摯に取り組んでいたのでしょう。
ロシュ=プラットの庭にて
こちらはかなりワイルドな筆使いでわくわくしますね。
やはり、こういう絵は想像する楽しみがあるのがよいところ。
3人の女性は何を話してるんでしょう。
中央の女性のオレンジの髪も印象的です。
ベルト・モリゾの使用したパレットも展示されていたのですが、手前の指を入れる穴のとなりがなんとなく女性の顔に見えました。
そういうつもりでそうなったのかは分かりませんが。
さて、なかなかに満足できた内容でした。
残念だったのは出品者都合により4点(だったと思う。。)の作品が9/19からの展示になるとのこと。どんな作品だったのか気になるところです。
それがちょいとばかし心残りです。
11/25まで。
(関連記事:意外なところでSuicaなペンギンくん!)
いきなり1Fロビーでペンギンくんのお出迎えにはびっくりしましたよ。
さて、会場に入るとまずは解説コーナー。
エドゥアール・マネの弟のウジェーヌ・マネと結婚。そして生まれたのが娘のジェリー。ベルト・モリゾの作品にたびたび登場してきますし、ルノワールに描いてもらった作品もありました。にゃんこ抱っこしてる少女、よかったです。
(詳細はこちら:オルセー美術館展(東京都美術館))
当時はやはり、女性が絵をたしなむことはあったものの、本格的に学んでということはほとんどなかったようです。
どうしてもそういう境遇で見られてしまいそうになるところもあるんですが、やはりいい作品をたくさん遺していますね。
今回の展覧会のサブタイトル、「美しき女性印象派画家」ってのがよかったんでしょうか?
日曜の朝イチだというのに結構お客さんが入っててびっくりしましたよ。
人形を抱く少女
解説に書かれてるのですが、筆触(タッチ)が独特です。
勢いのまま描いてて、見てて気持ちいいですね。ノイズにならずきちんと必要な要素として組み上がってる。
このすぐ近くにあった「庭のイザベル」もとんでもない作品でした。
背景は塗りが少なく、すごく乱暴なタッチ。顔に至っては白とみどりの線が乗ってるのだけども、それで成立してる!無茶だなあと思いつつも強烈さをもってまとまってる作品。
夢みるジェリー
明るいタッチの作品が印象に残るベルト・モリゾですが、こういう絵も描いてます。
タイトルには夢見るとありますが、物思いにふける不安定でもの憂げな感じがたまりません。
コテージの室内
ポスターやチラシのメインビジュアルに使われていた作品。
白いカーテン、白いドレス、白いテーブルクロス。
でも、そのどれも白一色で描かれることはないのです。ああ、印象派って素敵。
窓から入り込む光の当たる箇所に限っては白が強調されていますね。
何気ない日常に一瞬が素敵に見える。だから、惹かれるんでしょうね。
バラ色の服の少女
パステルのシュッと引かれた線も合いますね。こちらもカラフルで見てて気持ちいい。
今回、パステルの他に水彩の作品も見られました。しかし、彫刻までやってたのは驚きました。本当に表現するということに真摯に取り組んでいたのでしょう。
ロシュ=プラットの庭にて
こちらはかなりワイルドな筆使いでわくわくしますね。
やはり、こういう絵は想像する楽しみがあるのがよいところ。
3人の女性は何を話してるんでしょう。
中央の女性のオレンジの髪も印象的です。
ベルト・モリゾの使用したパレットも展示されていたのですが、手前の指を入れる穴のとなりがなんとなく女性の顔に見えました。
そういうつもりでそうなったのかは分かりませんが。
さて、なかなかに満足できた内容でした。
残念だったのは出品者都合により4点(だったと思う。。)の作品が9/19からの展示になるとのこと。どんな作品だったのか気になるところです。
それがちょいとばかし心残りです。
11/25まで。
私もオルセー美術館展へ行ったので、ジェリーが猫を抱いた絵みました! モリゾのゆりかごの赤ちゃん(タイトル失念;)の絵も。私も是非、行きたいです。
そういえば、オルセー美術館展で思い出したのですが、前に高田馬場のブッ〇 オフにてオルセー美術館展のポストカード集を通常より半額の値段で発見! しまして、えーっ、これ通常価格で買っちゃったよ! と、ポストカード好きの私は、少し脱力;ちなみに、奈良美智さんの画集とか(HAPPY HOURパーティの時持って来ていた物です)かなりあって、あなどれません学生街!
評判がよくって後半は混むってケースが多いですからね~。
オルセーのにゃんこだっこのジェリーはかわいかったです。
わたしもポストカード大好きなので半額だったら迷わずに買ってしまうだろうなあ。
奈良さんの画集はまだまだ持ってないものがたくさんあるのでゆっくりと集めていこうと思っています。
見てて気分の浮き立つようなカラフルさも好きなところです。
今回もついついポストカードに手が伸びてしまいましたよ。
私もいってまいりました。
パレットみて、顔みたい、て私も思いましたよ!!!
と、絵に直接関係ないところで反応してみる^^;
あれ、きっと、遊び心でやったんですよ~。
で、出品者もそれをみせたくて出品したんじゃないかな、とどんどん妄想します。
私は最近行ったのでおそらくあおひーさんが見逃した《寓話 もしくは 乳母と赤ちゃん》を見ました。これ、とてもよかったです。優しい一瞬がいい意味でこじんまりと、腕の中にだきしめられるような感じでまとめられていました。うまく書けませんが。
女性だから、というわけではないですが、それでもやっぱり女性らしい優しい感じがとてもよかったです。
パレット、やっぱりそうですよね~。
見られなかった作品、気になるんですよね。都合がつけばもう一度行きたい展覧会です。
女性らしさというか、母親から見た娘を描いたというところが他の画家に真似出来ないところですよね。
やはり、ジェリーは画になります。やはりジェリーあってこそのベルト・モリゾです。
自分もモリゾ展行ってきました。
「庭のイザベル」よかったですねー。
なかなか、充実した展示内容だったかと思います。
出品者都合で展示されていない作品を見られなかったので、出来たらもう一回行こうとおもってます。