あお!ひー

叫べ!いななけ!そして泣け!雑多なことを書いてみる。

突然の雨に

2006-08-22 21:48:57 | ロモ魚眼/LC-A
突然の土砂降りの雨。

屋根のあるところから出られずに居る人たちで、そこはいっぱい。

目的はひとつ。

何かを成すためではなく、己の体を濡らさない為。

そんなもんだから、みんなせまいところをどうするわけでもなくぼーっとしてる。

こんな時、ひとは動物になるみたい。

生き物の原初の本能のままの行動。

雨に濡れないように木の下に逃げる。チンパンジーどころじゃなくってどの生き物だって普通に行う行為。

蒸してる。暑い。

シャツをパタパタとさせ、待つ。暑さは不快なのだけど、雨で出られなくってイラついてはいるのだけど、自然とおとなしくして。

水平に視界を横切る、銀色のバーが2本。

高いところにあるので守られているとも言えるし、空間を遮ってるとも言える。

もしも、この柵越しに見たら、きっと中のひとたちは動物に見えるだろう。

ああ、そのとおり。

通り雨のつかの間くらい、動物になってもいいよね?

息を抜く自由を、少しお許しください。

突然の雨にありがとう!

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