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詩のノォト fossil in blue

生涯にわたる詩のブログ、生と死に揺らぐ詩、精神の暗く重い音のない叫びの詩

問い

2004年10月17日 | panic系
あなたが100パーセント受け入れてくれたら
あなたが
わたしの過去と
心を
全て許す目してくれたら
guitar弾けるよまた
いつかBachのprelude
聞かせてあげるよ

でもわたし
あなたが本当にそういう人かどうか
わからない
あなたの心
見通すことなんかできない
真に人を信じることがどういうことかも
知らない

かったるいよとっても
わたしの鎖
長くて重くてきつい
親でもきょうだいでも恋人でも夫婦でも友達でもないあなたに
マジで訴える勇気も決心も確信も自身も
わたしにはない

あなたの心に
この重い鎖
入れるスペースありますか
肉親と変わらぬ情で
わたしのしがらみ
受容できる本気の許し
ありますか
わたしに対してです
赤の他人の
わたしに対してです
赤の他人の
責任のないあなたに

94.9.19


亡霊の話し

2004年08月15日 | panic系
環境がどうのこうのなんてここまで来たら関係ない
思いがどうのこうのももはや関係ない
そんなレベルじゃない
そんな高度なレベルには足元にも及ばない
たとえタンクを満タンにしたって
1キロメートルで使い果たす
垂れ流しだ
どこかに穴が開いていて
そこから洩れてしまうから
亡霊と同じだ
この世の肉と生活を持った亡霊だ
心はあの世の亡霊だ

・・・・・・
また少し充電したぜ
これで2~3時間はもつかな・・・?
             1997.3.2 am11:37


燃料満タン?

2004年08月15日 | panic系
アンタ燃料満タンにしたら何キロ走る?
満タンで50リットル入るとして
アタシは1キロメートルだよ。
たったそれだけでもうエンストだよ。
燃料切れだよ。

脳みそは眠ることを要求するのです。
一日中。
        97.3.1 pm5:24


病原菌少し。

2004年08月15日 | panic系
子供に対しては病原菌。
主人に対しては寄生虫。
自身としては蠢く蟲
そして対社会にはもぐらなのです。
どれもこれも本当に良く的を得たうまい言い表し方だと納得してしまうのです。
社会という文字は示す偏に会にすればいいのです。
時々書いてる最中に勝手なコトバや字を作ってしまうのです。
でもそれが結構いけてるのでいつも感心してしまうのです。
でも結局自分以外の人は全く関係ないことなので消して書き直しています。
あなたも
そういうことはたまにあるでしょう。
                 1997.2.21 am4:18



6時だ。

2004年08月15日 | panic系
息をするのはただの延命
食らうのは感情の飢餓から
寝るのは穴蔵に頭を突っ込むため
着るのは慣習
住むのは逃避
生きるのは
そこにこれを置いとくため
    1997.1.16 pm6:42


ポーの詩と横浜と今年の雪と・・

2004年08月14日 | panic系
また埋めてあげますうれしいでしょたくさんで


――――
湖の毒ある波の中には死がただよい
その深い底には墓があった―
ここに自らの淋しい思念へのなぐさめを汲み
この暗い湖を楽園と思う孤独の人に
あまりにも似つかわしい一つの墓が。(ポー)


その直後横浜に通じたのだ(在りし日のその時)

今年も。雪。見に行けないかもしれない

夕飯作るの嫌なのです
カラダもオカシクなってることだし
このまま寝たいのです
コンビにで弁当でも買ってこようかな

それも嫌なのです
            04.8.14 pm9:58


仕事

2004年08月12日 | panic系
何にする
夕飯
とる
でも
嗚呼
何に
夕飯
7時をまわった

何に
何に
何に
嗚呼
苦しみ
作る
苦しみ
今日も
9時をまわるか




嗚呼
ヤダ
嗚呼
ヤダ
体が痛い

何にする 何にする 何にする 何にする・・・

           1997.7.3 pm7:20


11月の風

2004年08月12日 | panic系
開けとけば寒いし
閉めればピューピュー言う
シューシューヒューヒュー僅かな隙間の
物凄い音
ロングトーンの
物凄い音
天気の良いのに 物凄い音

ゴォーという ここは5階
大きな塊が
ワサワサワーと来て窓にドン
一面の空気を巻き込んで下から登ってくる
真正面からぶつかる
窓がガタガタ鳴る
窓はガタガタ動く

夜は動きも見えなくて
たまらない
壊れそう
持ってかれて しまいそう
飛ばされて しまいそう
心も
一緒に

だから大きな音は
やめて!
       1995.11.9 pm 2:00


白日夢

2004年08月11日 | panic系
白日夢は
心を維持しようと
己の生んだ
甘い蜜

それを
自分で舐めて
誰にも知られず
秘薬にする

涙も
台詞も
仕草も
自身への虚しい転移

夢だけじゃ足りなくて
無意識の
悲しい
喘ぎ声
  95.11.28 pm2:54


あなたは知っているの

2004年08月11日 | panic系
あなた あなたは知っているの
眠れぬ夜がどれほど怠慢かってこと

あなた あなたは知っているの
怠慢は続けるほどに硬い冷たい石になる

あなた あなたは知っているの
怠慢は続けるほどにカビも生えない鉱物になってそこに命は生えないってこと

あなた あなたは知っているの
命の生えない生命体はdilemmaの動けない羊でやがてそのままの場所で死んでゆくってこと

あなた あなたは 知っているの
鉱物になった生命体はとっくに球外に放り出されているっていう事実

あなた あなたは知っているの
とっくに球外に浮遊しているその心はどれほど虚無を吸い尽くしているかってこと

あなた あなたは知っているの
エイエンの虚無を孕んだ心にもはや染み込むコトバは無くそれは数字の羅列でしかないってこと

あなた あなたは知っているの
泣きながら必死でポーカーフェイスを押し上げているわたしのこと

その虚しい
心のこと
                         1995.8.21 am4:00


まるでノイローゼになる話

2004年08月01日 | panic系

あなたに一ヶ月会わないとわたし駄目です。
もともと全然駄目なんだけどさらにさらに駄目です。
生活も感情も思考も体も何も可も駄目です。
いいトシをして子供じみたことをって誰に聞かせてもそう答えると思う。
わたしだって自分でそう思う我ながらおかしいんじゃないの?て思うよ。
でもね駄目なんだあなたの顔見られないままひと月を過ごすのは。
持続できないの自分を自分としてかろうじて保つことさえ持続出来ない。
わたしただでさえ劣化が激しいし。

非現実の中での盲目的な焦がれがあまりに強くてその強い思いの中で日を重ねていると、一ヶ月を待たないうちにパワーが切れる。
もうこのままあなたに会えないって思いに駆られてしまう。
もう会えないんだしどうせ会えないんだからって。
脳が暴走する。
何も可もがどうでもよくなっちゃってもともとがそういう人間なんだけどさらにひどくなっちゃって駄目になる。
ほん・・・っとに馬鹿です馬鹿で駄目なオンナ。
現実の生活のことが何ひとつひとりではまともに出来ないのに脳だけが通常考えられない速さで駆け巡る。
何でかっていうとそれは知っているから解っているから自分の馬鹿さ加減を。
本当は何ひとつ有り得ないって。
わたしの胸の中のことなんて全て幻想で全てひとり勝手なひとり相撲で"思う"ことさえ無益で不毛で迷惑で失礼で厚顔無恥で悪逆で。
あなたにしてみたら「アンタそれハッキリ言って犯罪だよ」て言われても当然な厚かましさで。
人に言ったら絶対言われる鏡見てからにしろトシも立場も考えろってね。
わかってるよ。
全部
知ってる。
だからこんなにおかしくなっちゃうの。
あまりに現実無視した脳の反応だから。
押さえても押さえても止められない脳の疾走だから。
無意識の領域で自分の知らないうちの自我の流失。
だから現実と幻想の狭間でおかしくなっちゃうの。
押さえて律して罪悪感と自己嫌悪にさいなまれる自分と無意識のうちに流れ出て全てを忘れてどこまでも飛んでいってしまう想いとの狭間に立たされて、どうしていいかわけが解らなくなって一人でブチブチ切れてます。

・・・
・・・

その葛藤じたい本当は有り得ない話し。
だってわたしがあなたのこといくら思ったって現実として意味無いもんね。
不毛でしかない。
そんな風に思われているってあなたに知られたらきっとウザウザって思われて当然なの。
それも解った上で頭の中ぐちゃぐちゃでこれじゃほんとノイローゼだよ。
誰かどうにかしてくれ
て感じです。

X X 9:23


ピエ・イエズ

2004年07月30日 | panic系
ほら来た
嫌だ 嫌だ 嫌だ!
ナッシング
ピエ・イエズ わたしは悪の中で死にます
リマが燃える火に身を投げたように
自分の未来なんて自分の心なんて
何にだってくれてやればいい
この肉の消滅と共に
オマエたちにくれてやる
ピエ・イエズ
わたしはあなたに居ない
わたしは、何を、申し開きすることは
ない
何も言わない
更に更に違反を身に付け
日増しにあなたから離れる
この肉は肉により消滅し
心は肉により消滅する
心が今また一歩消滅に向かいました
思うことは
ただそれだけで全ての方向を決めて行きますね
思うことは
ただそれだけで罪にもなりますね
わたしはあなたに何ひとつ願えません
わたしはあなたに何ひとつ祈れません
誤ることすら
自ら離れます
わたしの心なんて億千万の砂粒のひとつにも満たないのに
わたしはそこから離れられない
こんな言葉の羅列じたい
わたしは罪にいて罪を省みない
わたしは生まれたことに報いない
生まれたことを活かさない
罪のうちに死にます
ピエ・イエズ
わたしは歌います
たったひとりで歌います

Pie Jesu, Domine, dona eis requiem;
dona eis sempiternam requiem.
(FAURE REQUIEM OP.48 ⅳPIE JESU)

ピエ・イエズ
ただそれだけ

思いは
途方に暮れてゆきます
             1995.8.27 am7:52
              ( 私はクリスチャンではありません)


そのKABI

2004年07月30日 | panic系
そのKABIは彼が死んで尚生きるKABI
そのカンの残りの僅かなビールに生息を勝ち得た長い長い時のKABI
それは生前の彼が日常のいつものひと時の休息の時の
一回のため息のために飲んだそこへ何気なく置いた無意識の
だからこそやるせない
生きていた過去の彼にその姿に続いている惜別のKABI
そのKABIは彼の生からきて彼の生を受け継ぐKABI
だからアンノンとそれを捨ててはいけないのだよ
彼を下水に流すのかい?
それともゴミ焼却場へ埋めるのかい?
あるいは窓から投げ捨てて道端の草むらの土や埃や汚れた水や
汚物の中にその仲間にしてしまうのかい?
嗚呼君は、何故それに目を留めないんだそのビールのカンにだよ
彼の生々しい生きている姿がその生態がそこには現実の生として
生きて呼吸して成長しているんだよ
嗚呼人よ
何故それを捨てたりするんだ
そこに彼の生息があるんじゃないか
そのKABIの生息は彼の生の余韻なのに
君たちの心はなんて感じにくく
親しくはあるけど深くはないんだね
傷はやがて癒えるのさたちまちのうちにね塞がるんだよ君たちの場合
僕はね
続くのさそのKABIの呼吸と共に
その空間に満ちた彼の
意識の粒子と共に
僕の心の穴はおよそ死ぬまで塞がらないんだよ
君たちも
今度彼の意識に会ってみるかい?
僕がいつでも
案内してあげるよ
                        1995.10.8 am4:00


部屋の緑

2004年07月28日 | panic系
部屋の緑なんか
決してわたしを慰めない
山の緑に居る時だけだ
ホッとできるのは
いくら家中を緑いっぱいにしたって
駄目だ
そんなもの
masturbationの一瞬のエクスタシーと
同じじゃないか
そんなもの
気持ちひとつで
皆殺しだ
部屋の緑なんか
ゴミの日に捨ててやる
みんな
燃えてしまえ!
      1995.11.28 pm4:04