Annabel's Private Cooking Classあなべるお菓子教室 ~ ” こころ豊かな暮らし ”

あなべるお菓子教室はコロナで終了となりましたが、これからも体に良い食べ物を紹介していくつもりです。どうぞご期待ください。

ダマスクローズ 108

2020年08月30日 | ダマスクローズをさがして ― Ⅲ

トルコ人とタタール人はまた、エジプトの一部を統治します。マムルークスルタン{スルターンが、マムルーク(奴隷身分の騎兵)を出自とする軍人と、その子孫から出たためマムルーク朝と呼びます}は、エジプトを中心に、シリア、ヒジャーズまでを支配したスンナ派のイスラム王朝(1250年 - 1517年、マムルーク朝(Dawla al-Mamālīk、を興しました。

      

ムハンマド1世(ナースィル・ムハンマド(al-Malik al-Nāṣir Nāṣir al-Dīn Muhammad b. al-Malik al-Manṣār Qalāwūn al-Alfī al-Ṣālihī, 1285/3/24 – 1346/6/7)の時代の最も広い国境。Muhammed dönemindeki en geniş sınırlar.

これらのターコモンゴルの精鋭たちは、当時中央アジアのイスラム教徒の間で支配的な文化であったターコペルシャの伝統の守護者になり、その後の数世紀、ターコペルシャの文化は、近隣の地域にターコモンゴルを征服することによってさらに引き継がれ、最終的に南アジア(インド亜大陸)、特に北インド(ムガル帝国)、中央アジア、タリム盆地(中国北西部)および西アジアの大部分(中東)の支配階級およびエリート階級の支配的な文化になります。                    

 

お約束していた、ジョン リンドリー(John Lindley )が指摘していた、R. moschataに纏わるお話を述べようと思います。彼はR. moschataとR. brunonii、R. abyssinica、R. sambucinaの類似性を取り上げました。非常に興味の湧く話題です。順にお話しして行きましょう。

GBIFではロサ アビシニア(R. abyssinica)はRosa abyssinica R.Br. ex Lindl. 一種のみの分類となっています。

Rosa abyssinicaは、ロバート・ブラウン(Robert Brown、1773/12/21 –1858/6/10、イギリスの植物学者)による記録が残っています。

ローザアビシニカは、アラビア、エチオピア、イエメン、ソマリア、スーダンで見ることが出来ます。このバラは中部と高地の通常、乾燥した高地の常緑樹林、空き地、高地の茂み、岩が多い場所、乾燥した草原、河岸で茂みを形成します。高さ0.5〜7 mの小さな木のように生えています。

 

          R. abyssinica  http://www.africanplants.senckenberg.de/root/index.php?page_id=78&id=4271

Rosa moschata J.Herrmと比べ花の大きさが一回り小さい点を除いてはほぼ同じです。

               

                                http://www.splendidarabia.com/kingdom/flowers-of-saudi-arabia/ 

Rosa abyssinicaの特徴

花       5弁、多くの雄しべを持つ

花の大きさ   3-4cm

花柄      7-10本

花の色     淡い黄色を帯びた白

香り      薔薇~クローブ

蕾       細長い萼片内に収まっている

萼片      鋸歯状ですぐに落ちる

花期      長い

ローズヒップ  赤黒く滑らかで卵形、1.5-2cm

棘       短い

葉       尖った先端、明るい緑色、卵形、

         Rosa abyssinicaの自生地 https://www.nationsonline.org/oneworld/map/north-africa-map.htm

 

 


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