7月のスタート。梅雨の中休みで朝から晴れ上がって青空が美しい。気温はそう高くなくていい調子で風が吹いている。
こんな風のある日にはおふさ観音の風鈴が、喜びの歌を歌っているだろうと、今日から始まった「おふさ観音風鈴まつり」に早速出かけた。
毎年7月1日から8月31日まで、大和の夏の風物詩として、2000を超える風鈴の涼やかな音色に包まれるのを楽しみにしている。
10時前についたら、駐車場には2台しか車が入っていなかったので、確か今日からのはずだけど・・・とお寺に向かって歩いた。静かな通りには、お寺に向かって歩く人も私だけなので、少々不安になってきたが、山門前に着くと塀の中から、「いらっしゃい、いらっしゃい。」と呼びかけてくれるような風鈴の音が、一斉に聞こえてきた。
バラまつりのバラが、所々に残っている上の風鈴の短冊が、いい風を受けていろんな音色の賑わいである。
風鈴まつりのパンフレットには次のように書かれていた。
『古来より、体力の衰える夏には体調をくずしやすいと言われ、おふさ観音では、古くから暑い夏を無事にすごせるよう、夏の厄払いのご祈祷が続けられてきました。 風鈴の涼しい音色が役を払うという思想は仏教伝来のものです。おふさ観音の二千を超える様々な風鈴の音色は、皆さんの厄を払い、心地よい涼を運んでくれることでしょう。』
今年は特にお願いしたいことがあったので、短冊にその願いを書いて事務所に300円納めて、お願い風鈴をつってもらうように申し込んできた。
家に吊るしたい会津焼きの風鈴があった。見本には「入荷待ち」という札が掛かっていたので、次回もう一度お参りしたときに購入することにした。
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コメントありがとうございました。
藤原京のはす、もう咲き始めているのでしょうか。風鈴が届いた頃に行って見ます。
毎年思うのですが、この風鈴をしまっておいて、
2000個をセットする、それをかたずける、
大変な努力にだつぼうです。
今年も風鈴の美しい季節に成りましたね.
2000個゛てすか.すごい数ですね.
涼やかな音色に思いを寄せて.
美しい風鈴.見事な数.見せてもらいました。
有難うございました.
コメントありがとうございました。
待っていてくださるのがとても嬉しいです。
お参りは別として、一度行けば、一度見れば、もう今年はいいと思うところと、毎年「あなたに会いに・・・」と思うところがありますね。人によって、また価値観の違いでそうなるのでしょうが、東京老人さんが「待ってました」と仰る気持ちは私にも確かにあるので、この風鈴の音に厄払いをしてもらっているのだなぁと感じます。
お寺の方に風鈴の片づけをお訪ねしたことがあるのですが、丁寧に皆さんでお仕舞いするとのことでした。
コメントありがとうございます。
風鈴の静かな音を聞けるときと、まるで競い合うような時があります。
ここにお参りして風鈴を楽しむのは、少し風の強い日がいいですね。
初めて行ったのはもうずいぶん前の8月の終わりでしたが、確か台風の前後だったような気がするのです、暴れ短冊に驚いたものでした。