カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

馬見丘陵公園 ヒナゲシが満開

2018年05月25日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

夏日になって、ものすごく暑い日でしたが、これから先の梅雨になると、

外に出て行けなくなりますので、暑さに挑戦して、馬見丘陵公園へ行ってきました。

県道大和高田斑鳩線を走って、寺戸の交差点で左折したら、公園の駐車場5つのうちの一つ南駐車場が

道路の左側にあります。

何も建物はなくて駐車場だけですが、前方を見ると、カラフルなお花畑が見えました。 

 

このお花畑に咲く花の名前は、とても欲張りのようにいくつもついています。

雛芥子(ひなげし)、     
 虞美人草(ぐびじんそう)、  
 ポピー、アマポーラ、コクリコ

一番一般的に知られているのは、ポピーですよね。 

 

スペインでは
 「アマポーラ」、
 フランスでは
 「コクリコ」の名で呼ばれるそうです。

アマポーラーも、コクリコも歌があるので名前は知っていましたが、それがヒナゲシの歌だとは知らなかったのです。

 

 

虞美人草は、中国の絶世の美人の名をこの花につけたのだといわれています。

が、ポピーを見ていて、虞美人草だとは思いもつかなかったのが事実です。

ポピーは西洋的なイメージの花だからかもしrません。 

 

夏目漱石の小説に「虞美人草」があります。漱石が新しい小説の、タイトル名を決めあぐねていた
 ときに、街角の花屋さんで見た「虞美人草」の名に”おっ、いい名前これにしよう”ということで
 名づけた、ということらしい。 

 

与謝野晶子の短歌に次のような詠があります。

「ああ皐月(さつき)
  仏蘭西(フランス)の野は
  火の色す
  君も雛罌粟(こくりこ)
  われも雛罌粟(こくりこ)」
    

 情熱の歌人与謝野晶子の眺めた、火の色をしたポピーと自分と、彼(鉄幹でしょうか…)を重ねて詠んだ素敵な詠だと

声に出して読んでみました。

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

       

 

 容赦なく照り付けるヒナゲシの花咲く路を、

暑いとも思わず、行ったり来たりの公園歩きは楽しいものです。

何度も馬見丘陵公園には来ていますが、こんなに沢山のヒナゲシの花畑に、来たのは初めてでした。

梅雨に入る前で本当に良かったです。

リハビリのため1日5000歩歩きを、ノルマとして自分で決めているのですが、

今日はそのノルマが達成しました。

ヒナゲシのお蔭でした。

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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (とんとん・とん)
2018-05-26 14:53:58
馬見公園のひなげしの丘で撮影実習でした、馬見公園で初めての場所で、このブログで何かと助かりました。ありがとうございました
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おとぎの国 (チー子)
2018-05-26 17:02:36
こんなに沢山のひなげしの花
凄いですね
なんだかおとぎの国に迷い込んだみたい
それに種類が沢山あり見てても楽しそう

5000歩 ご自分のノルマ やはり努力されてるから足が痛いと言われてもお元気なんですね
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とんとん・とんさんへ (anikobe)
2018-05-26 22:33:14
ヒナゲシの丘で今日、撮影実習だったのですね。
皆さん、どのようにヒナゲシをご覧になって、作品として撮影なさったのか、きっと素晴らしい作品が生まれたのでしょうね。
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チー子さんへ (anikobe)
2018-05-26 22:41:50
お花畑の中からhとっこり、おとぎの国の動物や小人たちが出て来て、出会えそうですね。

公園のお花のお蔭でゆっくり歩きでも、運動ができるので、ここには時々やってきて、心の洗濯と同時に脚力づくりに励むのが楽しみです。
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