カフェテラス

テラスの片隅で一人心に呟くように

般若寺 紫陽花と初夏咲きコスモス その1

2018年06月23日 | ☆ ふるさと・大和

 

 

昨年来駐車場が整備されて、お詣りしやすくなっています。 

 

秋のコスモス寺としてよく知られそのコスモスと石仏たちに出会いたくて、

何度ここを訪れたことでしょう。

今年は梅雨のさなかに早咲きのコスモスが咲いているという情報を見て

雨のやみまに般若寺を訪れました。 

 

 

 

 

 

般若寺「楼門」

境内西側に位置する般若寺を代表する建造物の一つです。

門は老朽化が進み改修が必要な状況となっていますが、「京街道」に面する形で現在も実に堂々とした姿を見せており、

般若寺境内に存在するものとしては唯一国宝に指定されています。

「楼門」建築の区分においては日本最古の建造物となっています。

 

 

 

 十三重石塔(重要文化財、鎌倉時代中期 建長五年 1253年、花崗岩、高さ 14.2m)

各面に二重円光背を負い蓮華座に坐す顕教四仏(西面:阿弥陀、北面:弥勒、東面:薬師、南面:釈迦)を画面いっぱいの線刻ですが、

それをきちんと撮影することはできませんでした。

 

コスモスの優しい佇まいに、境内の石仏様は、なお優しく待っていてくれます。

 

 

 

アジサイとコラボして咲く、初夏咲きコスモスは、

お寺でいただいた資料によりますと、8種類3万本が植栽されれいるそうです。

8種類のコスモスの名前が、ユニークなのもありますので、ここに転載しておきます。

ダブルクリック・カップケーキ・ピコティー・サイケ・シーシェル・センセーション・美食混合・デァボロ

今にも雨が降りそうでしたので、いただいた資料で、花とその特徴をじっくり見比べることなく慌てての撮影でした。

 

 

 

この短歌と同じ心境で境内の御仏とコスモス、アジサイを短い実感でしたが、

愛でつつ、誰一人詣でる人のない、梅雨の午前中、般若寺を独り占めする贅沢な時間をいただきました。  

コメント (2)
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