久しぶりのような気がする快晴の今朝の空です。
こんな空に下で夏の花を見たくなりました。
終日雨の心配もないので、庭一杯に洗濯物を干して、馬見丘陵公園へ出掛けました。
公園の事務所で百日紅の開花の様子を尋ねますと、ぼつぼつ咲き始めているとのことで、教えてもらった方へ行きました。
百日紅は文字通り、夏から秋に掛けて、3か月の長い間さきつづけるので、このように命名されたようですが、
実際には、一度咲いた枝先から、再度芽が出てきて花をつけるため、咲き続けているように見えるそうです。
「散れば咲き 散れば咲きして 百日紅」 加賀千代女
「炎天の 地上花あり 百日紅」 高浜虚子
今日の馬見公園は、本当に炎天下でした。
でも先日来青空がなかなか続かなかったので、花を見ながら、炎天下を歩くのはちっとも苦にならず、むしろ心地よく感じました。
馬見丘陵公園には、赤・ピンク・白・紫がかったピンクなど、花の色さまざまな、サルスベリを楽しむことができます。
1番背の高い白のサルスベリの下に行って、花と花の間から空を見ると、夏空の美しさを満喫できます。
「百日紅 ややちりがての 小野寺」 与謝蕪村
「サルスベリの低木ばかりの植え込みもありますよ。」事務所で教えてもらったのを、遠くから撮りました。
その中にサルスベリのある風景を、コラージュしました。
これはバラ園あたりの植え込みをコラージュしました。
下の中央の空が、夏らしく梅雨を忘れさせてくれました。
随分歩いたつもりですが、4千歩あまりでした。