秋桜より一足先に、藤原宮跡の醍醐池の西側一帯から耳成山を目にする辺りまで、咲いているかのように、
黄色い絨毯のような色どりが見られます。
いかにも夏の花のような強さを感じるのが、キバナコスモスです。
いったん通り過ぎたのですが、駐車場に車を停めて花を見渡せるとことまで戻りました。
キバナコスモスは、1輪1輪を見るよりは、こうして、敷き詰めたようない色あいを、眺めるのが好きです。
見つめていますと、この1画から、元気という「気」が満ち溢れてくるような感じがして、暑さを忘れて歩道を歩きながらシャッターを切って行きました。
並木の桜もキバナコスモスに埋まってしまうようです。
桜の木の葉の濃い緑が、コスモスの色合いを一層優しくしているようです。
桜並木とキバナコスモスしかない夏風景もいいものです。
私はこの金網のこちら側の歩道をあるきました。
以前には醍醐池の添って、石仏のある所まで行ったのですが、駐車場に向かって歩きました。
桜並木の間に、やっと耳成山の頂上だけ見える所を見つけました。
桜の木の葉が茂ってきているので私の歩くところから、なかなか見つけられなかった耳成山です。
探し物を見つけたような気になって、安心して、今日のキバナコスモスの道歩きはお終いにします。