< 米蔵ギャラリー・鬼展開催オープニングパーティーの日> | |||||||||
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今回の「鬼展」について、その冊子の中で「祈りの原点は、今は亡き人々に対する思慕に始まるのではなかろうか。大地に葬られた祖先の霊魂がやがて形になって現れる。それが鬼である。」
このような文章で始まり、「鬼母」という言葉に代表される常識的に定着した恐ろしい悪鬼のイメージに対し、鬼本来が内抱している姿を、この展で提示できればと思う。」というふうに「鬼」をテーマにした趣旨を述べている。
小さい作品から、100号、150号という大作の鬼の中に、萩原さんのテーマの主張を、私なりに心象風景の中の鬼と相対するような気持で、パーティーの間中、鬼に囲まれている力強さと、安心感のような不思議な雰囲気に浸ることができた。
パーティーの人々の中で撮った画像なので、作品だけを丁寧にカメラに収めることはできなかったが、実際に米蔵を訪れて鑑賞できる機会のある人には、2月14日まで開催されているので、お薦めの「鬼展」である。
1月14日の「陀々堂の鬼走り」の日は1週間後である。
このブログ内で、「鬼走り、念仏寺、夕刻」と「陀々堂の鬼走り」を短歌で記している。
会場の鬼たちを見守っているようだ。