「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

ブログの公共性とバランス感覚 七尾藍佳さんのブログについて

2007年09月27日 00時40分20秒 | BLOG論
 七尾藍佳さんのブログにコメントが書けなくなりましたね。それから記事が一つ削除されましたね。総理を決める選挙の途中で福田さんよりの記事をあげていたんですが、それがどうも叩かれているらしくて、コメント承諾制で載せるつもりだったんだけど、それをするともっと批判を浴びそうな気配になったんっだろうね。まあジャーナリストとしての公平性に欠けるとか書かれたんだろうね。オフィシャルブログって銘打ったのはなぜなんだろうって疑問に思ってたんですね。今まで通りプライベートで充分じゃないのかなって思ってたんです。それで七尾さんへのコメントとして記事の書き方のスタンスが変わらなくてホッとしましたって書いたんですが。現実は厳しかったようで、ブログにオフィシャルの要素が加わると、どうもこれは公共放送じみてくるんですな。しかもジャーナリストの一員として、一般人の入れない空間に入って仕事してるんですから、尚更なんでしょうね。

 七尾さんは、評論家や政治家やジャーナリスト、キャスターとしてもとてもバランスの取り方が上手な人なんですけど、それでもブログは個人の意見の言える場所ですから、多少は主観的にならざるを得ない。

 だからってそれを責めるべきではないかと思いますね。

 あえて言えば仕事の内容というか、取材したニュースソースをダイレクトに汲み上げて藍色に染色して、オフィシャルなものに載せてしまったことで、芸能人ブログで楽屋落ちのネタは載せないようにするのと同じような倫理規定を自ら設けるべきだったのではないかと思うのです。

 ブログってものすごい無責任なものだと思うのです。いつやめても良いし自分の都合で運営されてますね。ですから事故倫理規定ってのを持ってないといけないんですね。しかもオフィシャル(公式)って言っちゃってるでしょ)責任を生じさせてますよね。書くことに。ホントに本人が正直な気持ちを述べてますよ。他のメディアのフィルターはかけてませんよ宣言してるんですね。

 まあどうなっちゃうかわかりませんが、コメントのないブログなんて、クリープのないコーヒーみたいなものだ、ですかねえ。(古!)


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