「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

幼稚園を思い出せ! カワイ肝油ドロップスについて考える

2006年06月15日 23時00分03秒 | 
 幼稚園もしくは保育園時代の鮮烈な記憶の一つとして挙げられるのは、買える前に一人に一つずつ配られた肝油ではなかろうか。

 ほのかに甘くて、いくらでも食べられそうな感じがするのに何故1日に一つだけなんだろうという疑問を胸に秘めつつ、ずるして2回並ぶ奴をにらみつけたものでした。

 で、それがどうも

 

らしいのですが、どうも記憶が曖昧でございました。

 夏も来んのに、この日本脳炎が!

とバンコランにツッコミ入れられそうですが、私の記憶が正しければ…、その缶は縦長じゃなくて、いうなれば浅田飴の缶に酷似していて、しかも浅田飴にはないピンク色の缶だったような気がするのです。

 記憶に混乱が生じているのかなあ。

 もう40年以上も前の話だもんね。

 で、何で一つだけだったのだろうと思うに、当時からこれは御菓子じゃなくてクスリの一種だという概念はあったのですが、カンユが肝の油で、魚のタラの肝臓を絞ったもので、ビタミンが豊富にあるものだと知ったのは随分後のことでした。

 一応、説明があったので掲載しときますね。

 肝油とは、タラなどの魚の肝臓をしぼってその油を凝縮したもの。ビタミンA、ビタミンDが豊富に含まれていて栄養学的にはとても優れているのですが、強烈な生臭さを持つため服用しづらいという欠点がありました。これを克服したのが《カワイ肝油ドロップ》です。

だそうです。

 で、画像を捜していたら、リクルートナビにあたりまして、肝油ドロップスを作ってる河合薬業という会社なのですが、

 受付のお姉さんが

 
な感じで急に良い会社に見えてきました。

 で、さらにそこで働いているお兄さんが


 誇らしげにしているのが良かったです。

 僕はこういう広告を作ったこともあるので、眉に唾をつけて見てしまいますが、この会社は幼稚園や保育園を中心とした肝油のシェアは随一かと思いますので安定した経営が続くでしょうね。

 なんて話の行方が見えなくなりましたが、皆さんの食べてた肝油の缶はどんなですか?
 と自分の記憶を確かめたくて書きました。
 


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2 コメント

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なつかしいですね~ (りる)
2006-06-16 08:26:33
肝油、私も好きでした♪

私の幼稚園で配っていた肝油がどこのメーカーだったかは覚えていませんが、たしかに大きな丸い平らな缶で、先生がそこから一つずつ分けてくれてました。

もっと食べたかったけど、鼻血が出るよ、とかいわれてましたね。

7年くらい前ですが、長男の幼稚園でもお弁当の後に1個ずつ配ってましたよ。

夏休み前にはミニ缶の注文販売もあって、息子はあまり好きではなかったのですが、私が懐かしくて買ってました(^^ゞ

メーカーはカワイだけど、今風の動物柄のピンクの丸い缶で、肝油は黄色っぽい糖衣でした。

販売に来た業者さんに、昔はピンクの糖衣でしたよね?と聞いたら、それは他メーカーの「パパゼリー」でしょうとのこと。

 それと、1度にたくさん食べるとどうなりますか?と聞いたら、過剰摂取は身体に害が出るけど、いっぺんに1缶(500粒)とか食べなければ大丈夫ですよと笑ってました。

 きっと肝油って高いから1個ずつだったんでしょうね。

 うろ覚えですが、現在の肝油は工場で化学的に精製されたスクワランで、鮫の肝は使っていない、と説明書きにあったように思います。

 なつかしくて長いコメントになってしまい、ごめんなさい。
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おー! (aniki)
2006-06-16 22:56:45
 鼻血が出るって言われたことありますよ、そういえば。



 

 そおかあ、随分長いこと騙されていたんですねえ。





 詳しく教えて頂きありがとうございました。





 それにカンユじゃなくてゼリーって言ってたかもしれません。



 よけいに記憶が確かじゃなくなってきました。

 
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