「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

Griffon いや、洋菓子のお話です

2005年11月20日 22時11分43秒 | お店の紹介
 洋菓子工房「Griffon」って言うんだけど、まず場所がとんでもないところにあって、菊川市の牛渕っていうところに極楽寺というお寺があって、周りは茶畑しかないような場所で、その境内の脇にお店がある。極楽寺は極々地元の人達のためのお寺で観光名所でもなんでもない。そのお店に行くためには極楽寺への一本道に行かなくてはならなくて、小さな看板をみつけないと簡単に見過ごしてしまう。
 そしてごく普通の民家の脇の部分に申し訳なさそうな入り口があって、どことなくそれっぽいなという期待を抱かせてくれるけれど、中を覗くと「引き返そうかな」って本気で思う。
 なぜならケーキ屋さんなのにケーキが一つも置いてない。
 入り口付近に焼き菓子が陳列してあって長めの木のテーブルが奥へ続いているだけ。
 僕らが店に入ったときにはその家の子供が奥の方で騒いでいて、なんかよそのお宅へ不法侵入した気分になった。

 この店のケーキを食べようと思ったら、少なくとも2日前には予約しなくてはいけない。つまり店頭での生ケーキの販売は一切しないと言うことなんですね。

 丹治庸一さんという人ががパテシエで、この人は都内のホテルのパテシエをしてた人らしい。
 結婚を機に菊川にやってきて、地元の洋菓子店に8年勤務されて2003年に現在位置にお店をオープンされた。

 てことは現在の受注生産でもう3年目に突入してるんですね。やっていけるっていうことは、おいしいってことでしょうね。
 実はまだ僕食べたことがないんです。

 カミさんが職場でもらってたべたらしいんですが、とてもおいしいから連れて行けって利かないんです。

 で、今日は来月初めに迫った娘の誕生日ケーキを頼みにいったんですが、これもまた可愛らしくて随分気に入った様子です。

 あ! 注文は写真がありますから、それ見て決めます。

 もちろんオーダーメイドは思いのままだそうです。


 それから出前…、ケーキに出前はおかしいから、「お届け」といいましょう、そのお届けもしてくれるそうで、お買い物の合計が3000円以上なら無料である程度のところまで届けてくれるそうです。

 それか地方発送もするそうです。

 もちろん焼き菓子でしょうけどね。

 HPとか作らないんですか?と聞いたら。

 まだ、そこまでしていないんです、とのことでした。

 ちなみに店名のGriffonはギリシャ神話に出てくる、架空の動物ですね。

 機動警察パトレイバーの敵役として登場する高性能汎用人間型作業機械(平たくいうとロボット)なんですが、この動物は竜になる途中の動物みたいで、凄いのは卵のかわりに宝石(めのう)を生むってところが気に入って店名にしたんでしょうか。

 それとも中田英寿がいたイタリアサッカーリーグセリエA、ペルージャのユニフォームのシンボルマークだったからでしょうか。

 今度店長とお話しできたら聞いておきます。

 でも焼き菓子もケーキも安いったらありゃしない。

 5号(15センチ)で好きな絵を入れてもらって(サービス)苺生も、チョコも、ショコラも同一料金で2,600円ってのは街じゃ考えられないだろうなあ。

 

 

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