「この国のかたち」的こころ

敬愛する司馬遼太郎さんと小沢昭一さんに少しでも近づきたくて、書きなぐってます。

ブログの締めくくり方について考える

2006年06月25日 23時08分11秒 | BLOG論
 ブログも長く続けていくと、だんだんと心に疲労感に似たものが溜まっていくようで、特にブログを毎日付ける日記のかわりだと認識している人に多い慶子なのではないかと疑っている。

 ブログは日記であるからその日あった出来事を綴っていけば、それで充分なので書くことが無ければ書かなくて良いし、書けるなら幾つの記事をアップしても構わない。

 しかし、ずうっと更新を続けていると、ある程度毎日更新しなくてはいけないという義務感に襲われる。

 その理由としては、ブログを見て下さる人達に対して失礼が無いようにしたいという心の働きが作用していると思う。

 記事数が五〇〇を超えてくると、更新がなくても50~80位は毎日コンスタントに覗いて下さる方がいる。

 数は違うが、他のブログでも久しぶりの更新となった人が、その第一声で謝意とともに驚きに似た感動を述べていることが多い。

 「しばらくぶりの更新なのに毎日こんなにも大勢の人達がこのブログを訪れてくれてたことに感謝します。」に類した記事にかなりの確率で出会うことになる。

 つまりそういう人は自分のアップする記事に関してはある程度のレベルを維持したいと考えていて、自分のブログに来る人もそれを望んでいるはずだと確信して、
へたな記事は上げない方が良いと判断するケースがあるのではないかと思う。

 この感想は僕の実体験であって他の人には当て嵌まらないかもしれないが、そうるすると更新はかなり飛び飛びになる。

 で、いっそのこと辞めちゃおうかなという気分が下の方から鎌首をもたげてくるのであるが、実はブログというものは簡単に締めくくれないのも事実である。


 サッカーワールドカップでのブラジル戦で負けた直後から6分間、中田英寿はピッチの上で一人で泣きながら20代最後のワールドカップ締めくくった。本人の意図は想像に過ぎないが、締めくくりとしては分かりやすいし、本人も後の態度をはっきりさせやすい反応だったと思う。

 次元が違うと笑われそうだが僕らはブログをどのように締め括るのが一番良いのか、考えてみたいと思う。


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2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
わかります (たつろ)
2006-06-26 22:09:13
僕なんかその最たる例ですね。特にネタもないなら書かなくてもいいのに、なんというか、やっぱり書いておこ、みたいな感じで書きます。だから余計につまらなくなってしまうんですよね。難しいもんです。
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だね! って、言っちゃいけないね (aniki)
2006-06-26 22:20:02
 僕も当初の頃の「言いたいことが沢山あるんだ!」的な部分はもうほとんど無くなってますね。



 だからといって止められないのは何故なんだろうと考えています。
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