超人日記・俳句

自作俳句を中心に、自作短歌や読書やクラシックの感想も書いています。

歳時記俳句・走り梅雨

2024-06-19 00:03:19 | 自作俳句
走り梅雨病み上がりには薬なり
梅雨入りや朝から晩に降り続け
明易に忘れた筈の沙汰思う

梅雨寒や日頃の気温嘘のよう
夏暁や湿度の高き部屋の中
寝苦しく夜半に起きて麦茶かな

夏の雨知らせたき事抱えつつ
五月雨で轟々と鳴る夏の川
諸事情で遅くなるらむ夏見舞い

涼しげに岸を飛び交う川蜻蛉
何時も行く散歩道にも花菖蒲
枇杷の実や今年も誕生花の頃
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