避暑駅にあとひと駅の大列車
雲を追い行く当てもない夏燕
忙しさが止まった様な時計草
夏の日の道標までの山歩き
近郊の洋食店や蟹座の日
夏の筆忘れられても幾光年
黒カレー食べる口元花石榴
ひんやりと手に感じられ百日紅
芍薬の風格のある役どころ
猛烈に蒸気を立てて車輪梅
夏の人たまの休みに菖蒲池
歌詠みを定家葛が眺め入る
雲を追い行く当てもない夏燕
忙しさが止まった様な時計草
夏の日の道標までの山歩き
近郊の洋食店や蟹座の日
夏の筆忘れられても幾光年
黒カレー食べる口元花石榴
ひんやりと手に感じられ百日紅
芍薬の風格のある役どころ
猛烈に蒸気を立てて車輪梅
夏の人たまの休みに菖蒲池
歌詠みを定家葛が眺め入る